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外伝)娘が貴方を追いかけて
5.ワミサンの恋人として
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こんなご立派なお屋敷の息子の婚約者役なんて無理があると思う。
そもそも私は日本人だからこの国のマナーだって知らない。
ワミサンにそう訴え、対策として風邪で喉がやられ話しづらい。食が進まないから簡単な食べ物だけ食する。と打ち合わせをし、憂鬱な気分で朝食を食べにエスコートがされた。
着席すると早速、ワミサンのお父さんから話かけられた。
「サエはどこの街の出身だ?」
予想通りの質問だ。昨夜、決めていた答えをニッコリと返す。
「そうかガダール寺院の近くか。ご両親は何をされている?」
「父は会社の貿易の仕事を、母は2年半程前に亡くなりました。」
本当は失踪だけどね。
「コホン、親父様。サエは風邪で喉をやられてるから話すのが苦しいんです。
後で私がお教えしますから。」
ワミサンがさりげなくフォローする。
「それはすまなかったな。
俺はこれから城に登城して当分帰らないからゆっくりして行きなさい。」
ふぅー
何とか朝食をクリアした。
「ワミサン、もうやらないからね。
約束よ。」
私は口を尖らし抗議する。
「感謝してるよ。これで一年は稼げたはずだ。」
ワミサンは悪戯が成功した子供のように満面の笑顔でニッコリと笑っている。
私なんて彼から結婚してと迫られているのにワミサンは結婚が嫌で仕方ないんだ。
男の人も色々ね。
ワミサンは、約束通り地図に書かれた母の家まで馬車で送ってくれた。
「用心した方がいいよ。
本当にこの家か確認出来るまでわね。
それに留守だったら困るだろ?
母君が出てくるまで見守るよ。」
面倒見の良いワミサン。
ホントに紳士的ね。
ドアをノックする。
「はーい!」
女性の声だ。
あっ~ドキドキする!
そもそも私は日本人だからこの国のマナーだって知らない。
ワミサンにそう訴え、対策として風邪で喉がやられ話しづらい。食が進まないから簡単な食べ物だけ食する。と打ち合わせをし、憂鬱な気分で朝食を食べにエスコートがされた。
着席すると早速、ワミサンのお父さんから話かけられた。
「サエはどこの街の出身だ?」
予想通りの質問だ。昨夜、決めていた答えをニッコリと返す。
「そうかガダール寺院の近くか。ご両親は何をされている?」
「父は会社の貿易の仕事を、母は2年半程前に亡くなりました。」
本当は失踪だけどね。
「コホン、親父様。サエは風邪で喉をやられてるから話すのが苦しいんです。
後で私がお教えしますから。」
ワミサンがさりげなくフォローする。
「それはすまなかったな。
俺はこれから城に登城して当分帰らないからゆっくりして行きなさい。」
ふぅー
何とか朝食をクリアした。
「ワミサン、もうやらないからね。
約束よ。」
私は口を尖らし抗議する。
「感謝してるよ。これで一年は稼げたはずだ。」
ワミサンは悪戯が成功した子供のように満面の笑顔でニッコリと笑っている。
私なんて彼から結婚してと迫られているのにワミサンは結婚が嫌で仕方ないんだ。
男の人も色々ね。
ワミサンは、約束通り地図に書かれた母の家まで馬車で送ってくれた。
「用心した方がいいよ。
本当にこの家か確認出来るまでわね。
それに留守だったら困るだろ?
母君が出てくるまで見守るよ。」
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ホントに紳士的ね。
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