彼女たちの屋根裏 (生活シリーズ① 新版)

✿モンテ✣クリスト✿

文字の大きさ
2 / 13

第1話 人身事故で犯人を特定してしまう響子の話

しおりを挟む
 響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』近くの居酒屋『寿限無』で飲んでいた彼女が耳にしたのは、自分のマンション正面で起こった人身事故だった。居酒屋の客たちも江戸っ子がほとんど。火事と喧嘩は江戸の華、という野次馬根性が染み付いた客ばかりだ。響子を先頭に事故現場へと向かった。

 マンション正面は前後20メートルほど封鎖されていて、道路脇にブルーシートで覆われたバンと軽自動車が見えた。かなりの重症か死傷者がでたのだろうな、と響子は思った。マンションのエントランスを見ると、私服刑事らしい男性と女性二人が彼女のマンションの管理人、折田になにか尋ねている。

 響子は、これは刑事さんが私のマンションの監視カメラの映像を見たい、事故映像が映っていれば欲しい、ということね、と推測した。でも、管理人の折田さん、オジイチャンで監視カメラのソフトの操作なんてできないわよねえと思った。彼女は黄色い立ち入り禁止テープの後ろに立っていた警官に「あのマンションの所有者です。マンションに行きたいのですけど」と言って現場に入れてもらった。

 折田がエントランスのガラス扉上に設置してある監視カメラに顔を向ける。顔認証で扉のロックが外れた。「同行者が二名」と折田がカメラに向かっていう。扉の上の液晶画面上でOKの緑のサインが扉横のモニターに出た。

 私服刑事の女性が「え?今、何をされたのですか?」と折田に聞いた。「私は顔認証で入館できますが、認証システムに登録していない人は入館できない仕組みになっているそうです。すり抜けようとしても扉がロックされます。それで、登録されている私が、同行者が二名と申告して入館できる仕組みなんです。申告したのが二名で三名で入ろうとしてたら扉がロックされます。二名と言ったのに一名しか入らなかった場合も警報が出ます」「それ凄いシステムですよね?」「さあ、私には難しくってよくわかりません」

 折田は一階の管理人室に私服刑事を案内した。響子も彼らに続いて入室する。「あの、刑事さんですか?私はこのマンションのオーナーの九条響子と申します。もしかして、監視システムの録画映像を見たいのかもしれないと思いまして。この前も事故で警察の方が訪ねてこられたことがあったので」と彼女が刑事たちに尋ねた。

 折田はホッとした顔をしている。「理事長、ちょうどいいところへ来られました。私にはこのシステム、うまく操作する自信がないものでして」と言う。確かに、60歳以上が大半の管理人には監視システム操作は荷が重い。だけど、それでは高度の監視システムを導入した意味がない。宝の持ち腐れだ。マンション管理会社のアイワREMC社に言って、コンピューター操作に詳しい人に管理人をチェンジしてもらおうかしら、と響子は思った。

「折田さん、そう思ったのよ。刑事さん?私が操作しますわ」と彼らにことわってデスクに座った。「事故の起こった映像を見られたいんですね?」と聞く。女性刑事が「そうです。その映像はすぐ閲覧できますか?」と響子に言った。「ハイ、事故の起こった時間を教えて下さい」

 男性刑事が警察手帳を見て「今から20分ぐらい前の午後10時15分前後と言う目撃者の話がありました」「了解」と響子はパソコンを立ち上げた。パソコンも顔認証と指紋認証でログインする。ログイン資格のあるのは、マンションの区分所有者の響子、同じく区分所有者のアイワ不動産の社員の吉村課長代理、アイワ不動産の小会社で管理会社のアイワREMC社社員の遠藤、それと管理人の折田が登録されている。

 パソコンが立ち上がった。響子は監視システムのアイコンをクリックする。監視システムは別のパスワードが必要で八桁のパスワードを入力した。外付けの29インチのウルトラワイドモニターが管理人室の小窓の上に二台設置してある。そこにマンション監視システムのカメラ60台の動画が映し出された。左右のモニターにそれぞれ30台ずつの映像が分割表示される。響子はデスクトップのモニターの監視システムに今日の日付と午後10時15分の時間を入力した。ウルトラワイドモニターの30+30画面がライブ映像から午後10時15分からの録画映像に切り替わった。

「エントランスの通路、アーケードの四台の広角カメラだと正面道路の画面に入るわ。あ!これね!ちょうどバンが軽自動車に突っ込む場面だわ」と響子は四台以外のカメラの映像を消して、左右のモニターに二つずつの画面を出した。録画画像が大きくなった分、見やすくなった。少し時間を戻して午後10時14分からの映像を出した。速度を三分の一に落としてスローモーションに切り替える。「暗くて見にくいわね。暗視映像だとどうだろう?」切り替えると白黒画面になり、運転手の顔がハッキリと見えた。

「九条さん、そこで映像を止めてください」と女性刑事が言う。「吉崎警部補!このバンの運転手の男性、スマホを肩に載せてませんか?」「安納警部、確かに運転中のスマホ操作をしていますね」「それでよそ見をして軽自動車に突っ込んで正面衝突?」「その可能性はあります」

 吉崎警部補と呼ばれた男性は三十代で、安納警部の方は二十代後半に見えた。テレビで見たことがある。都道府県警察が管轄する所轄に所属するノンキャリアの警察官と国家公務員試験の総合職や上級試験に合格したキャリア組のエリートのコンビということかしら?吉崎さん、やりにくいわね、と響子は思った。

「折田さん、この運転手の人、どこかで見かけたような気がしない?」と響子が折田に尋ねる。「暗くてハッキリしませんが・・・なんとなく見たような・・・」「顔認証してみましょう」

「九条さん、このシステムでそんなことができるのですか?」
「ええ、このマンションに出入りしたことのある居住者以外の人でもエントランスカメラのデータが残っていれば、顔認証のパラメーターで特定できるんです」

 響子は運転手の顔をマウスでドラッグした。顔認識システム(Face Recognition System)コマンドが起動して、運転手の顔をIR方式3D認証で顔を立体的に認識させた。そのデータをマンションの入退室システムのデータと照合させる。運転手の顔がモニターの左側に拡大して映った。右側で入退室者のデータが次々と変わっていき、エントランスのカメラで撮った一つの画像で停止した。照合率98%と画面に表示された。「照合された人物は98%の確率で、◯ーソン東日暮里◯丁目店の店員オオワダさんです」とパソコンのモニターに表示された。

「九条さん、なぜこんなことがわかってしまうのかな?」と警部補が尋ねる。
「コンビニから配達の人がマンションに来るじゃないですか?『◯号室の〇〇さんへの配達です』って入退室の際に注文主とのやり取りを記憶しておくんですよ。たまたま大和田さんの場合は、『◯ーソン東日暮里◯丁目店の大和田です』というやり取りもされたのだと思います。そのデータが残っていたので、顔認識データとの照合で名前まで判明しただけです」

「スゲェ。安納警部、これ警察署ウチでも導入したいっすね?」
「吉崎警部補、予算がないわよ。九条さん、このシステム、ものすごくお高いんでしょう?」
「数年前ならこのレベルの顔認識システムだと専用のサーバーが必要で数百万円から数千万円までしたと思います。◯ナソニックや◯立が販売していました。でも、今はエヌ◯ディア製などのAIチップが安くなって、そのチップ搭載の汎用デスクトップとか、Windowsの個人用AIアシスタント搭載のノートパソコンでも出来てしまうんです」と響子は卓上モニターの後ろを指さした。「このシステムはこの函体で動いています」それはマックミニ並の大きさのものだった。「これ一台で1ペタフロップスの性能です」

「1ペタフロップス?」吉崎は響子に怪訝な顔で尋ねた。
「スパコンの『京』をご存知ですか?」
「一時期、世界最高性能と言われたスパコンですよね?」と安納。
「『京』の演算性能は約10ペタフロップスです。つまり、このマックミニ並のパソコンの演算性能は『京』の10%あるということです」
「スパコンの京ってデータセンターぐらいの大きさじゃないですか?その10%の能力が?これに?こんなに小さいのに?」
「ええ。この分野の進歩は信じられませんね。クラウドコンピューティングでやれば良いかもしれませんが、こんな顔認証データをクラウドにアップするわけには行きません。ハッキングの危険性があります。だから、現場置きのシステムでデータ管理と解析をしないとならないんです。それが今までは天文学的に高かったのが、お安くなってきた、ということかしら」

「それでも、これ、お高いんでしょう?」
「一台47万円ですわ。それとソフトはこのマンション用に汎用製品を改造してもらったので、ソフト代で30万円。もちろん、監視カメラシステムは別ですけど。監視カメラシステムがあれば後付けで設置できます」
「欲しいなあ。これがあれば死ぬほど残業しなくて済みそう。ね?吉崎さん」
「そうですなあ。これが警察署ウチにもあれば、犯罪者が逃走する先の監視カメラで一発で逮捕できそうです」

「あ!吉崎さん、安納さん、これ、報告書に書いてはダメですからね!」
「なぜですか?」
「あくまで、このシステムはこのマンションの入居者のセキュリティーのためのものです。データ解析を目的としていません。でも、今やってしまったのはデータ解析で、これは入居者と来防者の個人情報、肖像権、プライバシーの侵害となります」

「もったいねえなあ…」「もったいないわねえ…」
「本人確認は運転手さんから直にできるじゃないですか?」
「了解です。ところで、この動画データを…」
「ハイ、DVD-Rに焼きましょう。以前に動画を警察に提供した時にお聞きしました。ここの所轄署ではUSBメモリーの使用は禁止されているって。署のパソコンはUSBポートブロックされているそうですね。ですので、わざわざDVD-Rライターを買ったんですよ。ウィルスチェックもしておきます」
「何から何まで申し訳ありません」

「このマンション、いいですねえ。私も住みたい!女性の一人住まいだとストーカーとか心配ですから、入退室管理もしっかりしているし、このマンションなら安心ですね」
「初期投資が高くなって、共同パートナーの不動産会社には怒られたのですが、ここの資産価値も上がるのだからと無理を言って、監視カメラシステムはかなりの投資をしました。ゴミの集積場や駐車場も監視していますし、共有エリアの廊下、エレベーターも監視してます。でも、このパソコンシステムは私の私物なんです」

「ちなみに賃料はお高い?おいくらですか?」
「安納さんは一人住まいですか?」
「ええ」
「1DKで12万9千円、管理費が1万5千円、修繕積立金が8千円くらいになりますけど…」
「ええっと…15万2千円!警察のお給料じゃあ払えません!」
「私の持ち分のお部屋なら多少はお安くなりますが、空きが…まあ、私の長男の部屋を追い出せば良いのか…」
「追い出すって…」
「長女が2LDKを使ってますから、そっちに追いやれば空きができます」
「でも、15万2千円でしょう?」
「警察関係者が入居していただけるなら、多少はお安く…賃料11万円なら?」
「九条さん!もう一声!」
「ふふふ、じゃあね、賃料9万7千円では?管理費と修繕積立金をあわせてピッタリ12万円!」
「それ、乗った!乗りました!…あ!吉崎さん、折田さん、この話、オフレコで!」

「やれやれ、安納管理官、オレのマンションなら3LDKで部屋が余っている。賃料、タダでいいのに…」
「吉崎警部補!私にあなたと同棲しろって言うの?」
「それもいいじゃん!同棲どころか、結婚しても…キャリア警察官と逆玉できるのになあ」
「ヤです!職場結婚なんて死んでもイヤ!」
「お二人共仲がよろしいんですね」
「上司命令でペアを組んでいるだけです!」

「ハイハイ、じゃあ、不動産会社宛てにメールを書いちゃいましょう。『アイワ不動産、吉村課長代理、お世話になっております。長男の部屋を貸し出すことにいたしました。知り合いの方なので、賃料は9万7千円、管理費1万5千円、修繕積立金8千円に決めました。近々安納…』お名前は?沙織さん?『沙織さんが貴社に伺うと思います。ヒアリングの上、契約をお願いいたします。引っ越しの期日などは本人とお打合せ願います。 九条響子』と。これでいいですね?」
「素早いご対応!」

 響子は安納、吉崎にDVD-Rを渡した。オオワダさんの件はくれぐれもご内密にと言い添えた。二人は事故現場の検証に戻っていった。

 管理人室を出て、さて飲み直そうか?と響子は思った。折田が住込み管理員の居室に戻ろうとしたので声をかけた。「折田さん、ご苦労さま。残業になってしまったわね。もう上がりなんでしょ?居酒屋の寿限無で一杯やってたのよ。よろしければ一緒にいかが?」
「よろしいんですか?私も部屋で一杯やろうと思ってましたが…」
「一人で飲んでも面白くないでしょ?」と折田を居酒屋に誘った。
「そうですなあ。一人飲みだと酔いが回るばかりで、テレビを視て布団もひかずに寝ちまうこともありますから。お相伴に預かりますか」
「そうそう、その通り。マンションのみんなもいるから、ワイワイ騒ぎましょう」と折田の腕を掴んで居酒屋に引っ張っていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

元婚約者が修道院送りになった令嬢を呼び戻すとき

岡暁舟
恋愛
「もう一度やり直そう」 そんなに上手くいくのでしょうか???

最強天使の俺、日本で迷子になり高校生男子に懐かれ大混乱【改訂版】

エイト∞
キャラ文芸
最速で任務をこなす、上界が誇る最強天使サミュエル。だが、実は伝説級の方向音痴で、日本の渋谷に舞い降りるはずが、なぜか栃木で迷子に!?居候先はド天然な高校生男子、美浜遊の家。そこでサミュエルは、遊の『恋の応援』を新たなミッションに掲げ奮闘するのだが……? 天使と人間のハートフル友情コメディ。栃木の名産、名所を舞台に繰り広げます。たくさん笑って、ちょっとほろりとして、ぜひお楽しみください!! ※施設名はぼやかしてます。 (例:那須ハイランドパーク→那須ハイパーク、江戸ワンダーランド→江戸ワンダフルランドなど)

処理中です...