もしも最強と呼ばれる魔法使いがたまにやる気を出す師匠をしたら

黒咲　空気

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最初の一学期

24話　なにがあったか

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強き者は敗北がわからない、弱者には勝利がわからない
しかし強き者同士の戦闘はしたがって勝者が決まっても負けた者は弱者になりずらい

　強い奴は強いままだから

校長先生は意識はあるがひどい怪我を負って倒れていた。
「大丈夫ですか、校長」
目を覚ましたマナであったが体はまともに動くはずがなく近くに行くために這いずるしかない
「校長」
「先生をつけないさい。ゼロ君はどうなっている」
ドアはもう閉まっている状態である
「もう侵入されてしまいました。私は敗北をしてしまいすみません」
「いえ、いいのです1番偉い立場にいる私が負けてしまったのだから」
「なにがあったんですか？ガンマとの戦闘に」
校長先生は、黙ってマナの頭に手を置いた。
「記憶魔法で見せてあげるよ。リプレイ」
唱えた瞬間2人は気絶してしまった。片方は魔法を使った反動で気絶し、もう1人は夢の中で回想を見ることに

「ここは、回想の世界ということは前では」
マナはそれ以上言うと黙ってみるしかなかった。宇宙が広がり見たことがない惑星が移動している。
「ワールドと言う魔法は最強の得意魔法のひとつとは聞いてはいたが効果はまだなのか」
「今からじゃ　攻撃アクション」
細かい何かの石は燃え上がり隕石となって大量にガンマの方へと降っていく
「さらに　無効ルール　強制移動ジャンプ」
ガンマの体は、地面ではなく空中に固定された。
「これしき意味はない　生み出せ装甲クリエイト・メリケンサック」
唱えてもなにも起こらない
「ほぉ魔法を無効化してくるとは」
「さよならじゃ」
どんどんどん
何回も隕石がガンマにぶっている音が響く
その音はやがてなくなっていった。
ワールドのシステムになる煙が消えるとガンマは出血はあるものの生存している様子であった。
「痛かったな」
効果が切れたのか地面につけた。
「痺れろ　インドラ」
しかし、唱えても発動していないままであった。
「発動はしない」
「さっき唱えたことは時間経過と永久の二つがあると言うことか面白い」
不気味な笑顔を浮かべてガンマは校長に急接近していた。
完全に無防備の状態ではあるが攻撃はしづらいなぜなら、底を知らない敵には普通の魔法では簡単に防がられるからだ
「仕方ない、攻撃アクション」
惑星たちが接近しているガンマに向かっていく8方向の攻撃
「これでは逃げ場がないと思うんじゃが」
「残念」
惑星にぶつかる前に飛び上がり回避してしまった。
「お主こそ残念」
ぶつかった惑星は粉々になるが上に向かって弾丸のようにきた
「素晴らしい失敗を考慮した攻撃」
また、攻撃している音が何度も聞こえているが校長に分かっていた。生存していると
「痛いぞ、血がたくさん出ている久しぶりだ」
「痛みを感じることは経験になる」
「あぁよくわかった。だがな」
ガンマは出血している部位を優しく包み込むと何故か出血は止まり傷口も治ってしまった。
「なんだじゃとどういう魔法を」
「魔法ではない、これはアーティファクト」
「アーティファクト！」
「魔法を使えないがアーティファクトは使用するができる
名を神の腕輪」
「神が関係しているのは確かほとんどは封印されていたはず」
「自分でも言っているではないか、ほとんどと」
神とつくアーティファクトは、ほとんど封印されているが個数は正確に判明しておらず封印が行き届いていないものもあるそれを所持していることになる。
判明しているだけでも封印数は10個であった
驚いている暇などないと気づいてすかさず校長は仕掛けた。
「攻撃アクション」
ブラックホールが数個形成されて引力を同時に受けることで部位を引き剥がす行為に出た。
「ブラックホールか、神の腕輪の前では無力になる
クロノス」
神の腕輪が光り輝いた後には校長がガンマに殴られている様子がマナには映っていた。
「なにが起きたの？」
マナと校長はそう思ってしまう
強烈なパンチが何発も入れられていた
「ぐはぁ　クイック」
素早く逃げることには成功したが体力がゴッソリ持っていかれた。
「宇宙の反逆アクションブレイク」
自分が作り出した世界が壊れていく命令であった。
時空の歪みが発生していきそこから黒い鋭利なものが伸びてガンマの方に攻撃を仕掛けていく
避けられているが数は増えていき少しずつ攻撃が命中していた。
「これが最終手段なのか」
「もう決めるしかない」
「では、神の腕輪よ　ホーリークロノス」
唱えた時、その反動なのか血を吐きさらには回避せずに胸部に鋭利な物体も命中した。
その同時に起こったことであった知らないうちに校長の全身には穴だらけになっていた。心臓部分や死に至らない部分は攻撃されていない
激しい出血による気絶しまいワールドは解除された。
これが回想であった、
「見ましたか、ガンマという男は神の腕輪による強くなっている」
「話さないでください。隠していたんですね穴だらけの傷を」
「すまない彼は本当に強かった。神の腕輪の性能を知り使いこなす最強のアフタートリガーになっているだけはある」
「校長もよくやりましたよ。撤退まで追い込むなんて」
ちょっとの涙は校長の服に染みていた
「回復の恩恵を与えよヒール」
自分の指につけていた小さい宝石がついている箇所から、発射された優しい光は校長の体を治しているようだったが穴は埋まらない
「早く保健室に行かないと」
防衛戦は敗北からスタートしてしまった

次回
防衛

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