二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

9話 会話

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(ゆっくり目を開けて見たらベットで寝ていた。
「また話すぞ」と言った辺りから記憶がないぞ)
「おい、くうまがい聞こえてるか?」
(反応がなさそうだな、とりあいず学校には行かないといけないからな行くしかないか)
毎日同じことを繰り返して学校に行く
教室はやはり動物園のように白夜を見てはざわついてる。
授業開始のチャイムが鳴りくうまがいが喋り始めた
くうまがい(おはよう)
(なにがおはようだ!ずっと寝てて仕事放棄ですか)
くうまがい(その言い方すっごいイラッとくるんだがまぁいい俺は、サボっちゃあいねぇし学校にいる問題児を見つけようと思ってな)
「ほんとか!!」
席を立ってしまった
「おい、白夜席に座れ」
「すんません」
笑い声が聞こえる中、席を座った
(で、ほんとに探したのか)
くうまがい(そういう意味で本当かって言ったのか。結論から言うに見つかった一人な)
くうまがい(だがそいつにあってなにをしたいんだ?)
(確認したい。この人選に共通点があるのか?この現象からデメリットは生じたのか?)
くうまがいは最後に一つだけ言ってこれ以降あまり喋んなくなった。
くうまがい("真相を求めても面白い回答は絶対とは限らない")
チャイムの音が鳴りそれが何回も繰り返し昼休みになった。白夜は屋上に行っていた
「どこにいるんだ、もう一人は?」
「平野さん以外の同じ学年の人はいなかったって聞いたがじゃあ他の学年になるが見つける方法がない」
屋上の扉が開いた
「貴方が探していた人はこの子のことですか?」
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