二人格は生活に困る

第2章 零を消していくマジックナンバー

55話 何がしたいのかわからない1人と1匹は愛し失い終わりを求めていた。その3

大和vs千葉では相手を警戒している動きが続いていた。
「そういえばあなた達は、なんでここにいるの？」
質問をするとスッキリした声で答える。
「俺は元々は、別の所にいたがあることがあって雑愛山に移動したら主をしていてアダックと知り合い自然を守るため、ここで今に至る。」
「へー偉いね。何があったとかは追求はしないけど」
「それはありがたき言葉だが負けるよ^_^」
笑顔をした千葉の周りに灰が充満していき姿を消した。
それに対して全く動揺せずに周囲を見ていた。
「どこに消えた？わからない時はこうする」
盾の形を兵器に触り「BKPショートカット起動　ハドウモード」と言った瞬間に兵器は形を変えて地面に刺さるスピーカーが現れた。
「そいつはどう言う武器なの？」
消えつつも千葉は大和に言うが聞く素振りを見せず簡潔に説明した。
「私が宣言をした瞬間、何かが起こる」
「詳しく言ってくれよ」
「発射」
急な宣言するとスピーカーは変な音を出し始め灰が集まり千葉が現れたが自分から姿を見せたわけではないようだ。
「解除された‼️」
動揺している千葉に近づいていた大和は拳を振るう
「くらえー」
拳を振るうと千葉は反応したが防御をしなく顔に命中したものの、全くダメージを与えられている様子ではなかった。
「女のパンチは傷つくな」
千葉は大和の手を掴んだ時に、それと同時に大和は苦しみ出した。
「くぅ、あー」
叫んでいるが正気を戻して宣言した。
「はっしゃ」
宣言するとまたスピーカーは変な音を出して次は千葉の身体が急に痛みだし、血が出てきた。
「うるせぇし血が出てきた。スピーカーをぶっ壊す。」
苦しんでいる大和と血が出てきて動きづらくなった千葉の戦いは続くかも

一方でアダックvs平野は、
「グゥぅー」
悍ましい声を出しながら迫り鋭い爪で攻撃してきた今回は素早い攻撃であった。
「は、早い」
速さについていくことはできなんとか避けることができたが木刀を振るう余裕ができなかった。
平野は距離を取り構えをした。
「ちょっと不利だけど打開策はある」
構えをみたアダックは走って爪を平野に立てた。
すぐに来たアダックに木刀を顔に向けて振るうがアダックは木刀の位置を見て対策をし、攻撃がかする位置になっていたが平野はアダックの行動に対して落ち着き静かな声で
「ジャンヌ～travel」
と言うと平野の木刀はの攻撃が当たらないにあったがワープしたかのように首の位置に移っていた。
一瞬で来た為、アダックは何かを言おうとしていたが防げなくその攻撃はアダックに対処はできずに首に命中した。
アダックはこの攻撃により倒れてしまった。この場面を見た女の子は、驚いた声で六花に言った。
「何者なのあなた達？」
「ラスピラズリだ。チーム零を倒すことを目標にしているチームである。」
「へーじゃあ本当に私たちの敵ではないが情報を知るために挑んでいる訳だ。」
「そうだ」
そう言うと少し考えた後に家の方を指差して「私と貴方は家でお話をしましょう。戦闘は今は、したくないの」
と言った。
六花は提案に対して少し悩んでいる顔をしたがすぐに変わり承諾した。

次回
何がしたいのかわからない1人と1匹は愛し失い終わりを求めていた。その4