二人格は生活に困る

第2章 零を消していくマジックナンバー

62話 言い争いの喧嘩

回想続き

平野と大和はどちらも怖い雰囲気をずっと出し睨み合うがそのことは一瞬で終わり平野がダッシュして来た。
「BKPショートカット起動　紅桜」
BKPは分解していき大和の周りを回転し始めた。徐々にその形は変わっていき胸当てが完成して大和に装着していった。
「へー今更見ると強そうだね」
「何言っているんですか？強いに決まってます」
木材を大和に向かって振りかぶった流石に強すぎるとやばいので力を弱めたがそれがダメだった
「妥協してません。」
出ていた触手が一瞬動いたことに気づき木材を使って防御した。
だが遅かったのかすぐに木刀は触手に破壊されて平野は転がってしまった。
這いずるように大和に一心不乱に近づきそれに驚いたのか避けることができず足を掴まれた。
「おりゃー」
「なんですと」
大きい音を立てて大和は転んでいった。
「あんたは知らないと思うけど一つだけ教えてあげるとくうが好きな女は………???」
風が強く聞こえた話したものは2人だけであった。
大和少し黙り平野に手を取った。
「早く言ってくださいよ」
「この情報は秘密にしてくれって言われたから」
大和は黙って平野の服を綺麗にしていた。
「いや、いいよそんなことしなくて」
「私が」
「私が？」
恐ろしい勢いで顔を上げて言った。
「私がくうさんで争ったなったらヤバいので拭いているだけです。」
「仕方ないから今回は、協力してあげるよ」
「助かります」
その後、すぐに呼ばれて家に戻っていった。

～回想～終了
「そんなことがあったんだ。くうさんには秘密にしておこう」
「もちろん、そのことにする予定だよ」
六花は平野は一回見た後、聞いてみた。
「白夜　空等が好きですか？」
「そんなことはないけど、白夜に守られる存在かもしれないね」
「はい」
同情しているような声で「はい」と言った。

その出来事から数日がまた経って部屋に集合していた。「キャンプって何が必要？」
復帰した白夜は平野に聞いていた。
「えーとテントとか」
全員キャンプのことは分からないからこそ問題が起こっていた。その時に、ドアが一気の開き絵画が現れていった。
「連れてきたよ」
絵画の手には誰かの手が握られていた。絵画が引っ張ると女の人が出てきた。
「誰？」
「同じクラスのキャンプ
好きの子なんだけど必要なものがわかんないならお金をあまり使わないで道具を揃えられるこの子に聞かないといけないですよね」
白夜は👍の指の形をして絵画に向けた。
それに絵画も反応した。女の子はキョロキョロしながら近づいて発言した。
「と、とりあいず家によくあるもので使用できる物を言いますね。覚えといてください」
そっから指導が入り解散したのち

キャンプ当日になった。

次回
キャンプだ