二人格は生活に困る

第2章 零を消していくマジックナンバー 戦争編

82話 削れていく

現在の戦闘
飛鳥vs子守堕
六花vs放浪者

他のところでも開幕を告げていた
真ん中の道に行った3人は、歩いていると平野たちが行ったような大きな部屋があった。
そこにはたくさんの敵と2人の強者が立っていた
「強そうな奴2人いるよ」
「小物たちはざっと1000人ぐらいだろう真鍋さんと協力して食い止めることにします」
多田はそう言って前に出ようとしたが真部に服を引っ張られて止められてしまった。
「ちょっと何するんですか？」
「理由は簡単だ、大和さんと私で強そうな奴のところに向かうからあとから来てくれ」
敵が接近している中でも大和と真鍋を準備運動し出した。
「そんなこと言われてもって準備運動してる」
敵が来る前に準備運動が終わった2人は、ゆっくりと敵に前に歩み出した。
「BKPショートカット起動　紅桜」
BKPは、大和の周りを回転し始めた。徐々にその形は変わっていき胸当てが完成して大和に装着していった。
しかし、今回は少し違っていた。BKPは謎の集合を始め剣のようなものが形を留めて生まれた。
もちろん後ろにも触手が2本あるのはそのままであった。
「それ気持ち悪いな」
真鍋は、触手を見てドン引きしながら言った。大和は？のような顔をしていたがすぐに敵を見て真顔に戻った。
「やるか」
と言って拳銃と警棒を取り出した。
「なに今回は、使用許可が降りたの」
「流石に国に問題が出るってなったらやばいから許可は出るし、死ぬかもしれないから護身用にね」
「確かに」
2人は会話が終わると全力ダッシュをし始めた。
「来るぞー」
敵たちが一斉に気づいて2人に向かっている。2人が敵たちと接近すると大和は持っている剣をゆっくりと振ると大きな斬撃を出し50人近くの敵がぶっ飛んでいった。
「うわー」
「すごいな、やっぱ」
真鍋は敵たちを蹴り飛ばしたり警棒を命中させたりして前に進んでいた。
そして、2人が前にいる敵がいなくなった時、強者が周りにいる部下と思われる者たちを押し退けて姿を現した。
「簡単に遊んでくれるなここは、near5の天相　カズ様がお相手しようではないか」
自信満々な男は、大和に向かって言い放った。
真鍋の方では、男なのか女なのかわからない人が
「ではnear5 リアルがお相手します」
と優しく言い放ってきた。
多田は、すぐにやばい対決が始まると察しがつき見ているだけの敵たちを迷惑にならないように倒すことにした。

新しい戦闘の開幕の鐘がなっているように感じたのは絵画だけであっただろうか

絵画のいる左の方でも
「お久しぶりで嬉しいです」
「お前は」
前には前回、平野と千葉が戦った飛田が3人の前に立っていた
「戦い前に一つだけやらないといけないことがあるのです」
「やらないといけないこと？」
そう言うと飛田は指パッチンをすると千葉の姿が一瞬で消えてしまった。千葉がいなくなったことに気づき
「千葉がいなくなった」
「これがやらないといけないことでしたすみません」
「どこにやった」
白夜は切れ気味に言うと飛田は平気な顔で言った。
「彼は、リーダーのいるところに行ってもらいました。リーダーも流石に仕事をしてもらわないと困りますから」
「そうか、お前らのリーダーは、そんな使える奴だと言いたいのか」
「もちろんそうですけど働かないのが問題ですから」
「大変だな」
同情したような発言をすると2人とも戦闘体制にすぐに移った。
「私のことも忘れないでくださいね」
飛田は、絵画のことを見ると誰見ないな顔で
「貴方は、パラレルも使えない一般人ではないですか介入できるはずはありません」
絵画はそれを聞きバックを開き一つの武器を取り出した。
「それは？」
武器を持っていることを知らない白夜は少し驚いた言い方をしながら聞いてみた。
「これは、飛鳥から貰った武器です。貴方は知っているはずですよ、エラーシンクロと言う伝説の武器の一つです」
「エラーシンクロ！」
飛田は、名前を聞くと最初は動揺を示したが「貴方じゃこいつの使い方を理解しているはずがない」と言って白夜の方を見た。
絵画は、この対決にどのような影響を与えるであろうか？

次回
逃げた者と逃した者