初恋はダーク

ひろと

文字の大きさ
3 / 3

既読

しおりを挟む
教室へ戻ってきて私はすぐに机に伏せた。


心臓はバクバク、

顔は真っ赤、

変な汗もかいている。


ピロンッ。


ラインの通知音が鳴る。



彼からだ。


私はバッと体を起こし彼からのLINEを見る。


[
さっきはありがとね!
わざわざこっちまで来てくれて助かった よ!

俺頑張るから応援よろしく!

]




っあ~・・・・・・、すき・・・。



[

こちらこそありがとう!

もちろん、応援してるよ!

]


と、返信するのにも数分。




でもこれって、

このままだとLINE終わっちゃうよね・・・?



応援よろしく、に対して
応援してるよ、で

私は返信している。



これ以上会話は続かない。


でもこのまま終わるのも嫌だ。



せっかく勇気出して彼との繋がりを持てたのに。

もう終わるの?早くない?



私は悩んだ。

このまままたLINEしてもいい?と

彼に送るのに。


随分と悩んだ。



何度見ても既読にならない。


このままやっぱり・・。









でも

しょうがないよね。

全く接点が無かったこと考えたら、私頑張った方だよね。

彼も忙しいし、そんなにLINEしたらきっと鬱陶しいよね。


しょうがないんだ。




今もまだ既読にならない。



ショーの日は、彼にLINEを送る口実ができる。

けれどチケットをもう貰ってしまったから、話す内容は特にない。



・・・しょうがないんだ。



私は自分に言い聞かせた。




しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

カメリア――彷徨う夫の恋心

来住野つかさ
恋愛
ロジャーとイリーナは和やかとはいえない雰囲気の中で話をしていた。結婚して子供もいる二人だが、学生時代にロジャーが恋をした『彼女』をいつまでも忘れていないことが、夫婦に亀裂を生んでいるのだ。その『彼女』はカメリア(椿)がよく似合う娘で、多くの男性の初恋の人だったが、なせが卒業式の後から行方不明になっているのだ。ロジャーにとっては不毛な会話が続くと思われたその時、イリーナが言った。「『彼女』が初恋だった人がまた一人いなくなった」と――。 ※この作品は他サイト様にも掲載しています。

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます

おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」 そう書き残してエアリーはいなくなった…… 緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。 そう思っていたのに。 エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて…… ※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。

すれ違ってしまった恋

秋風 爽籟
恋愛
別れてから何年も経って大切だと気が付いた… それでも、いつか戻れると思っていた… でも現実は厳しく、すれ違ってばかり…

あなたの隣は私ではないけれど、それでも好きでいてもいいですか、レオナルド様

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢エリアーナには、三年間ずっと抱えてきた秘密がある。 婚約者であるヴァルフォード公爵・レオナルドへの、誰にも言えない恋心だ。 しかし彼の隣にいるのは、いつも幼馴染の伯爵令嬢・ソフィア。 儚げな笑顔と上目遣いで男性を虜にするあざとい彼女に、レオナルドも例外ではないようで—— 「レオ、私のこと嫌いにならないでね?」 「……そんなことにはならない」 また始まった二人の世界。

降っても晴れても

凛子
恋愛
もう、限界なんです……

【完結】どうか私を思い出さないで

miniko
恋愛
コーデリアとアルバートは相思相愛の婚約者同士だった。 一年後には学園を卒業し、正式に婚姻を結ぶはずだったのだが……。 ある事件が原因で、二人を取り巻く状況が大きく変化してしまう。 コーデリアはアルバートの足手まといになりたくなくて、身を切る思いで別れを決意した。 「貴方に触れるのは、きっとこれが最後になるのね」 それなのに、運命は二人を再び引き寄せる。 「たとえ記憶を失ったとしても、きっと僕は、何度でも君に恋をする」

【完結】本当に愛していました。さようなら

梅干しおにぎり
恋愛
本当に愛していた彼の隣には、彼女がいました。 2話完結です。よろしくお願いします。

聖女エーステリアの死

倉真朔
恋愛
聖女エーステリアはなぜ最愛の人に断罪されたのか。切ない物語です。 この作品は、カクヨム、小説家になろうにも掲載中。

処理中です...