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Ⅰ.ファースト・コンタクト
4.お仕事選び~…ってほぼ選択肢がない!
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【Side.エレンドス】
召喚した異世界人、ユウジに逃げられたとエレンドスは王宮中を走って探し回っていた。
まさかあんなに逃げ足が速いなんて思いもしなかった。
このままでは王子に合わせる顔がない。
野垂れ死にでもされたら大変だ。
焦って焦ってキョロキョロしながら探していたのが悪かったのかもしれない。
回廊を行く自分の主人に全く気付いていなかった。
勢いよく走っていると思いっきり何かに躓き、勢いよくズザザザーーーッとずっこけた。
しかも頭上から降ってくるのは物凄く怒ったような主人の声だ。
狼狽えるなという方がおかしいだろう。
「エレンドス。主人を無視するとは何事だ?」
この王子、機嫌が悪い時はすぐに冷たい声を出してくる。
どうせいつものように仕事の息抜きにブラブラしていたのだろうが、如何にも急いでいるという感じの自分に足を引っかけるなんて酷いと思う。
けれど主人を結果的に無視してしまった自分も悪いのであまり文句も言えない。
兎に角召喚者の件を隠した上でこの場を乗り切るのが最優先だ。
「も、申し訳ありません!急いでいたもので気づきませんでした!人探し中でして…」
「ほぅ?それは俺の嫁候補か?」
「いえ!全くの別人です!王室御用達の商人の息子です!すぐに探しに行かないと大変なことになるので今は失礼します!王子はどうぞお仕事に専念なさってください!」
これで一先ずは大丈夫なはず!
そして礼をとるだけとって急いで捜索に戻る。
何としてでも探さなければ────そう思いながらバタバタと走り始めた。
***
【Side.ユウジ】
庭園でラフィを待っているが段々と心細くなってきた。
仕事を頼んできてくれると言っていたが、自分にできる雑用がそんなにすぐに見つかるものだろうか?
それにもしかしたら自分を探しているエレンドスに遭遇して、俺のことかもと言って連れてきてしまったりしないだろうか?
友達とは言ってくれたが、会ってすぐの自分よりも偉い人の言葉を優先させる可能性の方が高いのではないだろうか?
もしそうであればここで待っているのは危険だと思う。
でも信じたい気持ちもあって、動くに動けない。
そして待つこと小一時間。
待ちに待ったその人物が戻ってきた。
「ユウジ」
書類を手に片手を上げて笑顔でこちらに来るラフィは見たところ一人だ。
エレンドスを連れている様子はない。
そんな姿にホッとする。
「ラフィ!」
そう呼び掛けると何故か驚いたような顔をされたが、もしかして声が大きかっただろうか?
これは大変だ。
エレンドスに見つからないように声はできるだけ抑えなければ……。
そう思って口を押さえラフィの方を申し訳ない気持ちで見遣ると、何故か横を向いてコホンと咳払いをしていた。
「どうかしたのか?」
もしかして遠目にでもエレンドスを見掛けたのだろうか?それとも迂闊な自分に呆れてしまったのだろうか?と不安になるが、ラフィは何でもないと言いながら隣に腰を下ろした。
「これ。侍女に頼んで用意してもらった雑用一覧なんだ。一緒に見よう」
「え?こんなに沢山?!うわぁ…ありがとう!」
ラフィが差し出してくれた書類は雑用を一覧にしたものだった。
よくこの短時間でこれだけの仕事を探してきてくれたなと驚くと共に、疑って悪いことをしてしまったと反省してしまう。
やっぱりラフィはいい奴だ。
そう思いながら書類に目を通すが、よくわからない仕事も沢山あった。
「あー…この王子の毒見役とかはやらない方がいいな。こっちの新食材の試食係も避けた方が無難だ。腹痛になる場合が多いから。あとは…洗濯は数人の女性で踏み洗いが基本だからユウジにはお勧めしない。伝達係は乗馬での早駆けは必須だけどできる?無理か。じゃあこっちの……」
そんな風にラフィが色々説明してくれるのは有難いんだが、そうやって取捨選択していくと残るのは限られてくるもので────。
「街への買い出し…はこっちの金銭感覚がないから今はダメだな…、えっと王子の馬の世話係に、王子の読書係、王子の衣装係が無難か?あとは明日から三日間あるパーティーの給仕役ならいけるかな」
まさかの四択!
しかもそのうちの四つが王子関連!
これはもうパーティーの給仕一択だろうとどんよりと落ち込んでしまった。
きっとこれが一番目立たずできる雑用だ。
「かなり忙しいけど大丈夫か?」
給仕でと小さく答えた俺にラフィが心配そうにしてくれるが、パーティーは三日間ということだし、きちんと教えてもらえれば自分にもできることは色々あるはずだ。
当日だけではなく前日の会場準備だって仕事として与えてもらえるかもしれないし、身の振り方としては悪くはない…はず。
「大丈夫!折角ラフィが探してきてくれたんだし、俺頑張るよ!」
そう答えた俺をラフィは眩しいものを見るような目で見ながら頑張れと言ってくれた。
そして決まったのなら早速行動に移そうと言いながらラフィは笑顔で担当者のところへと案内してくれる。
「マーシュ。彼はユウジ。パーティーの給仕役として仕事を与えてやって欲しい。何か問題が生じたら私の方まで報告を。あと、彼の滞在する部屋の準備と食事の手配も忘れずにな。頼んだぞ」
「はっ」
何やらラフィはお偉いさんだったようで、マーシュと呼ばれた担当者は恭しく頭を下げ俺の方へと向き直った。
「ユウジ。取り敢えずこの後部屋に案内しよう。王子、一等使用人部屋で大丈夫でしょうか?」
「ああ、それで構わない」
「ではそのように」
そんなやり取りに思わず目を丸くしてしまう。
王子…王子?
誰が?ラフィが?
確かに王子がラフィみたいならいいなと思ってはいたけれど…。
そう思ってまじまじとラフィの方を見遣ると、ラフィはニコッと笑いながら改めて自己紹介をしてくれた。
「驚かせてすまないな。俺はこの国の第二王子、ラフィンシアだ」
そんな言葉に一瞬思考が停止したが『第二』王子というのを聞いて、少しだけホッとする。
ラフィはどこからどう見てもおバカな王子には見えないから、きっとエレンドスが言っていた王子とは別人なのだろうと思ったからだ。
でも第二とは言え王子と友人なんて実は物凄く恐れ多かったのではないだろうか?
やっぱり敬語を使うべき?
そう思って迷いに迷ってから、一応敬語を使ってみた。
「え…と、色々とお気遣いいただきありがとうございます。ラフィ王子」
けれどその言葉を口にした途端ラフィが物凄く悲しそうな顔になったので失敗したと慌ててしまった。
「ユウジ…俺は友達には気さくに話してほしい」
まさかそんな風に言ってもらえるなんて思ってもみなかったから、俺は慌てて言い直した。
「ゴメン!俺が悪かった!友達なのに…嫌だったよな!」
そう言うとラフィは困ったように「王子でゴメン」と言ってきた。
なんでこんなこと言わせてるんだ、俺!
悪いのは俺の方なのに…!
「王子でもラフィはラフィだ!俺、ラフィと友達になれて本当に嬉しかったからどうしていいかわからなかっただけで…!本当にゴメン!」
そう言ったらやっとラフィは少しだけ笑ってくれた。
本当に良かった。
こんなに親切にしてもらったのに悲しませるなんて俺って本当に鬼だな。
反省反省。
「あ、そうだ。パーティーでは兄上には出来るだけ近寄らないようにな」
しかも思い出したようにそんな親切な忠告までしてくれる。
「兄上はパーティーでは必ず女性に囲まれているからすぐにわかると思う。そういう人物を見かけたらできるだけ傍に行かずに、そうだな…壁際にいる女性達に給仕するのがベストかな。ただ、ドレスを踏まないようにだけ注意してくれ。足元に気をつけていたら失敗はしないと思う」
(なんて親切なんだ!)
給仕の仕事のアドバイスまでしてくれるラフィに俺の好感度は急上昇だ。
多分ラフィの兄って言うのがエレンドスの言っていたおバカ王子ってことだよな?
女性に囲まれてるって言ってるし、要注意人物間違いなし!
あとはドレスを踏まないように気をつけて給仕をするっていうのをしっかり頭に叩き込んでおこう。
「わかった!ありがとう、ラフィ」
そして感謝して笑顔で礼を言うと何故かまた口元を押さえながら横を向かれたけどどうかしたんだろうか?
どこか気まずそうだし、もしかして王子って黙ってたのを気にしてるのかな?
忠告もそのお詫びだったり?
俺の態度も悪かったし、色々罪悪感を抱かせてしまったのかも…。
もしそうなら気にしないで欲しいって改めて言いたい。
なんとか今度会った時にでも挽回できるといいんだけど…。
取り敢えず今は仕事が大事だ。
折角ラフィが用意してくれた仕事だし、頑張るぞ!
そして俺は王宮での居場所を確保したのだった。
召喚した異世界人、ユウジに逃げられたとエレンドスは王宮中を走って探し回っていた。
まさかあんなに逃げ足が速いなんて思いもしなかった。
このままでは王子に合わせる顔がない。
野垂れ死にでもされたら大変だ。
焦って焦ってキョロキョロしながら探していたのが悪かったのかもしれない。
回廊を行く自分の主人に全く気付いていなかった。
勢いよく走っていると思いっきり何かに躓き、勢いよくズザザザーーーッとずっこけた。
しかも頭上から降ってくるのは物凄く怒ったような主人の声だ。
狼狽えるなという方がおかしいだろう。
「エレンドス。主人を無視するとは何事だ?」
この王子、機嫌が悪い時はすぐに冷たい声を出してくる。
どうせいつものように仕事の息抜きにブラブラしていたのだろうが、如何にも急いでいるという感じの自分に足を引っかけるなんて酷いと思う。
けれど主人を結果的に無視してしまった自分も悪いのであまり文句も言えない。
兎に角召喚者の件を隠した上でこの場を乗り切るのが最優先だ。
「も、申し訳ありません!急いでいたもので気づきませんでした!人探し中でして…」
「ほぅ?それは俺の嫁候補か?」
「いえ!全くの別人です!王室御用達の商人の息子です!すぐに探しに行かないと大変なことになるので今は失礼します!王子はどうぞお仕事に専念なさってください!」
これで一先ずは大丈夫なはず!
そして礼をとるだけとって急いで捜索に戻る。
何としてでも探さなければ────そう思いながらバタバタと走り始めた。
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【Side.ユウジ】
庭園でラフィを待っているが段々と心細くなってきた。
仕事を頼んできてくれると言っていたが、自分にできる雑用がそんなにすぐに見つかるものだろうか?
それにもしかしたら自分を探しているエレンドスに遭遇して、俺のことかもと言って連れてきてしまったりしないだろうか?
友達とは言ってくれたが、会ってすぐの自分よりも偉い人の言葉を優先させる可能性の方が高いのではないだろうか?
もしそうであればここで待っているのは危険だと思う。
でも信じたい気持ちもあって、動くに動けない。
そして待つこと小一時間。
待ちに待ったその人物が戻ってきた。
「ユウジ」
書類を手に片手を上げて笑顔でこちらに来るラフィは見たところ一人だ。
エレンドスを連れている様子はない。
そんな姿にホッとする。
「ラフィ!」
そう呼び掛けると何故か驚いたような顔をされたが、もしかして声が大きかっただろうか?
これは大変だ。
エレンドスに見つからないように声はできるだけ抑えなければ……。
そう思って口を押さえラフィの方を申し訳ない気持ちで見遣ると、何故か横を向いてコホンと咳払いをしていた。
「どうかしたのか?」
もしかして遠目にでもエレンドスを見掛けたのだろうか?それとも迂闊な自分に呆れてしまったのだろうか?と不安になるが、ラフィは何でもないと言いながら隣に腰を下ろした。
「これ。侍女に頼んで用意してもらった雑用一覧なんだ。一緒に見よう」
「え?こんなに沢山?!うわぁ…ありがとう!」
ラフィが差し出してくれた書類は雑用を一覧にしたものだった。
よくこの短時間でこれだけの仕事を探してきてくれたなと驚くと共に、疑って悪いことをしてしまったと反省してしまう。
やっぱりラフィはいい奴だ。
そう思いながら書類に目を通すが、よくわからない仕事も沢山あった。
「あー…この王子の毒見役とかはやらない方がいいな。こっちの新食材の試食係も避けた方が無難だ。腹痛になる場合が多いから。あとは…洗濯は数人の女性で踏み洗いが基本だからユウジにはお勧めしない。伝達係は乗馬での早駆けは必須だけどできる?無理か。じゃあこっちの……」
そんな風にラフィが色々説明してくれるのは有難いんだが、そうやって取捨選択していくと残るのは限られてくるもので────。
「街への買い出し…はこっちの金銭感覚がないから今はダメだな…、えっと王子の馬の世話係に、王子の読書係、王子の衣装係が無難か?あとは明日から三日間あるパーティーの給仕役ならいけるかな」
まさかの四択!
しかもそのうちの四つが王子関連!
これはもうパーティーの給仕一択だろうとどんよりと落ち込んでしまった。
きっとこれが一番目立たずできる雑用だ。
「かなり忙しいけど大丈夫か?」
給仕でと小さく答えた俺にラフィが心配そうにしてくれるが、パーティーは三日間ということだし、きちんと教えてもらえれば自分にもできることは色々あるはずだ。
当日だけではなく前日の会場準備だって仕事として与えてもらえるかもしれないし、身の振り方としては悪くはない…はず。
「大丈夫!折角ラフィが探してきてくれたんだし、俺頑張るよ!」
そう答えた俺をラフィは眩しいものを見るような目で見ながら頑張れと言ってくれた。
そして決まったのなら早速行動に移そうと言いながらラフィは笑顔で担当者のところへと案内してくれる。
「マーシュ。彼はユウジ。パーティーの給仕役として仕事を与えてやって欲しい。何か問題が生じたら私の方まで報告を。あと、彼の滞在する部屋の準備と食事の手配も忘れずにな。頼んだぞ」
「はっ」
何やらラフィはお偉いさんだったようで、マーシュと呼ばれた担当者は恭しく頭を下げ俺の方へと向き直った。
「ユウジ。取り敢えずこの後部屋に案内しよう。王子、一等使用人部屋で大丈夫でしょうか?」
「ああ、それで構わない」
「ではそのように」
そんなやり取りに思わず目を丸くしてしまう。
王子…王子?
誰が?ラフィが?
確かに王子がラフィみたいならいいなと思ってはいたけれど…。
そう思ってまじまじとラフィの方を見遣ると、ラフィはニコッと笑いながら改めて自己紹介をしてくれた。
「驚かせてすまないな。俺はこの国の第二王子、ラフィンシアだ」
そんな言葉に一瞬思考が停止したが『第二』王子というのを聞いて、少しだけホッとする。
ラフィはどこからどう見てもおバカな王子には見えないから、きっとエレンドスが言っていた王子とは別人なのだろうと思ったからだ。
でも第二とは言え王子と友人なんて実は物凄く恐れ多かったのではないだろうか?
やっぱり敬語を使うべき?
そう思って迷いに迷ってから、一応敬語を使ってみた。
「え…と、色々とお気遣いいただきありがとうございます。ラフィ王子」
けれどその言葉を口にした途端ラフィが物凄く悲しそうな顔になったので失敗したと慌ててしまった。
「ユウジ…俺は友達には気さくに話してほしい」
まさかそんな風に言ってもらえるなんて思ってもみなかったから、俺は慌てて言い直した。
「ゴメン!俺が悪かった!友達なのに…嫌だったよな!」
そう言うとラフィは困ったように「王子でゴメン」と言ってきた。
なんでこんなこと言わせてるんだ、俺!
悪いのは俺の方なのに…!
「王子でもラフィはラフィだ!俺、ラフィと友達になれて本当に嬉しかったからどうしていいかわからなかっただけで…!本当にゴメン!」
そう言ったらやっとラフィは少しだけ笑ってくれた。
本当に良かった。
こんなに親切にしてもらったのに悲しませるなんて俺って本当に鬼だな。
反省反省。
「あ、そうだ。パーティーでは兄上には出来るだけ近寄らないようにな」
しかも思い出したようにそんな親切な忠告までしてくれる。
「兄上はパーティーでは必ず女性に囲まれているからすぐにわかると思う。そういう人物を見かけたらできるだけ傍に行かずに、そうだな…壁際にいる女性達に給仕するのがベストかな。ただ、ドレスを踏まないようにだけ注意してくれ。足元に気をつけていたら失敗はしないと思う」
(なんて親切なんだ!)
給仕の仕事のアドバイスまでしてくれるラフィに俺の好感度は急上昇だ。
多分ラフィの兄って言うのがエレンドスの言っていたおバカ王子ってことだよな?
女性に囲まれてるって言ってるし、要注意人物間違いなし!
あとはドレスを踏まないように気をつけて給仕をするっていうのをしっかり頭に叩き込んでおこう。
「わかった!ありがとう、ラフィ」
そして感謝して笑顔で礼を言うと何故かまた口元を押さえながら横を向かれたけどどうかしたんだろうか?
どこか気まずそうだし、もしかして王子って黙ってたのを気にしてるのかな?
忠告もそのお詫びだったり?
俺の態度も悪かったし、色々罪悪感を抱かせてしまったのかも…。
もしそうなら気にしないで欲しいって改めて言いたい。
なんとか今度会った時にでも挽回できるといいんだけど…。
取り敢えず今は仕事が大事だ。
折角ラフィが用意してくれた仕事だし、頑張るぞ!
そして俺は王宮での居場所を確保したのだった。
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