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Ⅱ.セカンド・コンタクト
24.ラフィのボイコット
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本当に災難としか言いようがない叱責を父王からもらってしまったラフィ。
強がってたけど、きっとそのあまりにも酷い理不尽にこれ以上ないくらい腹が立ったと思うんだ。
だからちょっとでも気持ちが和らぐように背中全体を揉み解すようにマッサージしてあげて、落ち着いたところで遅いけど夕食を食べさせてあげて、愚痴を聞きながら一緒にお風呂に行った。
もう話を聞けば聞くほど酷くて、俺からも王妃様に言いつけてやろうかと思ったくらいだ。
まあラフィはそこまでしなくてもいいってことだったけど、ずっとこのままはやっぱりラフィの負担が大きい気がする。
だから何かできることはないか訊いてみたら、せめてもの癒しにアニマルセラピーよろしくちょっとでいいから抱き締めさせてほしいって言われたから、喜んで抱き枕にならせてもらった。
俺なんかで癒しになるかはわからないけど、どうせ後一日で帰っちゃうし、せめて少しだけでもラフィの好きなようにさせてあげようって思ったんだ。
ラフィも『はぁ~ユウジに癒されるぅ…』ってご満悦だったし、俺なんかでもきっと少しは役に立てたはず。
「明日は街に出てユウジとのんびりしたいな」
「仕事は?」
「ん~?ふふふ。『俺は頑張ってたつもりだけど、父上からの叱責で自信がなくなったから、明日から第二王子の立場をわきまえておとなしくしてます』って言ってやった」
「…へ?」
「『思いやりがなく満足に兄上の手伝いもできないどうしようもない第二王子なんていないほうがいいんですよね?暫く仕事は最低限に控えて自分の将来を見つめ直そうと思います』ってウルウルしながら言ってやった。兄上は『そんなことない!自信を持て!ラフィ!お前がいないとダメなんだ!』とかゴチャゴチャ言ってたけど知るか!父上は『もういい。お前が居なくても優秀なシュナイデルが全部こなすだろう。その背中を見てしっかりと足りない自分を反省すればいい』とか言ってたから問題ないだろ。ふふふ。さて、これで俺を頼りにしてた大臣達はどう出るかな?」
(えぇ?!策士?!ラフィが腹立ちすぎてブラックになってるー!)
やっぱラフィは仕事し過ぎなんだよ。
人間追い込まれたらやさぐれる生き物なんだ。
こんなに追い詰めたらダメだぞ?!馬鹿兄王子!
本当。ラフィはちょっとくらいゆっくりしてもいいと思う。
「わかった。明日は街でゆっくり羽伸ばそうな?」
そう言いながら俺はラフィの抱き枕のまま腕の中でグッスリ寝た。
翌朝はちょっと早起きしてお出掛け準備。
今日は気分転換に街歩きに行く予定。
こうしてラフィと過ごせるのも今日で最後だ。
なんだかあっという間だな。
異世界もなんだかんだですっかり慣れてきたし、五日で帰るのってちょっと寂しいかも。
そんなことを考えながら支度を整えてると、ラフィも準備を終えて手に持ってたいくつかの書類にササッとサインしてから「じゃあ行くか」って言ってきた。
「その書類は?」
「ああ。これ?最低限急ぎのやつ。流石に完全放置はしないって」
ラフィ曰く、腹が立っていようと書類には一通り目を通して、第二王子としての最低限の責務だけはちゃんとやるんだってさ。
こういうとこ、本当にしっかりしてて凄いよなぁって感心する。
文句は言っててもやることをやる。それがラフィの矜持なんだろうなって思った。
それから二人で街をぶらぶら歩きだす。
と言っても朝も早いからまだ閉まってる店が多い。
だから朝市を中心に見て回って、朝食はパン屋で買ったパンにした。
菓子パンは…うん。ないな。
一応ラフィに確認したら、前に屋台で食べたクレーシスとかは果物を挟んだりして甘く仕上げたものもあるらしいけど、パンは甘くないのが普通だそうだ。
だからフレンチトーストには本当に驚いたらしい。
「そっか~」
あんぱん、クリームパン、メロンパンにチョココロネ。
美味しい菓子パンは色々あるのに勿体ない。
そう言ったらどんなパンだって興味を持たれて説明したら食べたいなって言われたけど、流石にこれは俺にも作れないし困ってしまった。
「残念だな…」
「う~ん…いっそラフィも俺の世界に来れたらいいのにな」
だから思わずそう言ってしまったんだけど、言ったところで『それだ!』って言われた。
「そうだ、それだ!エマーリンに相談してみる!もしかしたら逆パターンだってできるかもしれないし!」
こっちで五分、異世界で五日なんてすごく楽しそうだってはしゃぐラフィに、俺も思わずクスッと笑ってしまう。
でもそうだな。もしラフィが俺の世界に遊びに来てくれたらきっと凄く楽しいと思う。
母さん達は驚くかもしれないけど、五日くらいなら俺の部屋に泊まってもらったらいいし、うちは来客ウェルカムな家だから食事だっていくらでも用意できる。
問題があるとしたら着るものくらいか?
でもそれだって『uniクロ』とかで取り敢えず買ってきたらいいと思うし、問題はないはず。
こっちでいっぱいお世話になってるんだからそれくらい俺の小遣いで賄ってみせる!
親戚多いからお年玉も貯めてるし、こういう時にこそ使わないと。
「じゃあラフィが向こうに来れたらいっぱいあっちの美味しいもの食べよっか。飛行機は乗れないかもしれないけど、電車とかバスとかは乗れるし、一緒に観光名所を回っても楽しいかも」
「その電車とかバスっていうのはどういうやつなんだ?」
「ちょっと遠出をする時の乗り物。こっちで言うと、馬車が近いのかな?」
「へぇ~」
「あと、自分でこぐ自転車っていうのとか、バイクっていうのが馬に近いかな?」
「へぇ。それは是非乗ってみたいな」
ラフィが興味津々でそう言ってきたけど、生憎自転車は兎も角バイクは免許がないと乗れないよって言ったら物凄く残念がられた。
そうして色々話しながら歩いて、また雑貨屋さんで良さそうなものを探して、美味しそうな物にも舌鼓を打ちながら一日を過ごす。
途中エレンドスがやってきて『城に戻ってください!』って言ってきたけど、今日のラフィは逃げることなく堂々とこう言い放っていた。
「昨日父上に宣言したから戻る必要はない。俺は反省中だ」
「何が反省ですか?!思いっきり遊んでますよね?!」
「ふん。父上が言ったんだぞ?優秀な兄上の背中を見て足りない自分を反省しろってな。だから俺は俺なりに『手伝い過ぎてたな』って反省してるんだ。第二王子の立場をわきまえておとなしくしておきますって言っておいたし、大丈夫だろ?」
文句は言わせない。
ラフィはそう言って笑う。
「一週間したらちゃんと仕事は元通りしてやる。精々それまで頑張ればいい」
「ええ?!一週間もですか?!」
「それくらいしないとわからないだろ?」
「で、でもそれだと第二王子の仕事を放り出すとは何事だとか何とか言われません?!」
「最低限急ぎのものだけ朝一でこなすし、残りは一週間分まとめてやっても一日で終わる。何も問題はないだろ?」
「そ、そりゃあ主ならそうでしょうけど…」
『それってつまり第二王子の仕事しかしないってことですよね?』と聞かれて、ラフィは『当然だろ?俺は第二王子なんだから』って答えてた。
これにはエレンドスは何も言うことができなくて、口をパクパクした後ガックリと肩を落として『大臣達に相談しておきます』とだけ返していた。
間に挟まれて大変だなとは思ったけど、ラフィにばっかりおんぶに抱っこはマズいと思うから、なんとか調整してやって欲しい。
そして夕方まで目いっぱい楽しんでから城へと戻った。
今回はラフィの部屋でお別れだ。
「ユウジ。今回も凄く楽しかった。今度はそっちに行けるようエマーリンに相談してみるから、待っててくれよな」
「うん。ありがとう。楽しみにしてる」
前回同様、笑顔で俺はラフィに別れを告げる。
本来なら会うこともなかった異世界の友人。
でも今はそんなラフィとの日々がなくなることが寂しいと思えるほどになってしまった。
前回と今回でまだ10日ほどしか一緒にいないのに、変なの。
でも友達ってそういうものなのかもしれない。
「じゃあまた」
そう言った俺にラフィが笑顔で手を振ってくれる。
それと同時に俺の足元に白く輝く魔法陣が展開されて、気づけば俺は朝の教室へと戻っていた。
向こうは夕方だったのに今は朝。
なんだか変な感じ。
目の前にいるのはイケメン王子じゃなくてクラスメートの安田。
これが俺の現実。
「お~い。江本?大丈夫か?」
「え?!ああ、うん。大丈夫!」
「そっか?んじゃ、放課後、ちゃんと部活に顔出してくれよな!」
そう言って安田は行ってしまった。
「部活、部活…」
そう言えばそうだった。
俺からしたら五日前の頼まれごとだけど、ここでは五分しかたってないんだから、忘れちゃだめだ。
そう思いながら俺は頬をパンパンと軽く叩いて、また日常へと戻ったのだった。
****************
※二度目の召喚からも無事帰還。
閑話を二話(国王視点とラフィ視点)挟んでから、ラフィがユウジに会いに来る話に突入予定です。
宜しくお願いしますm(_ _)m
強がってたけど、きっとそのあまりにも酷い理不尽にこれ以上ないくらい腹が立ったと思うんだ。
だからちょっとでも気持ちが和らぐように背中全体を揉み解すようにマッサージしてあげて、落ち着いたところで遅いけど夕食を食べさせてあげて、愚痴を聞きながら一緒にお風呂に行った。
もう話を聞けば聞くほど酷くて、俺からも王妃様に言いつけてやろうかと思ったくらいだ。
まあラフィはそこまでしなくてもいいってことだったけど、ずっとこのままはやっぱりラフィの負担が大きい気がする。
だから何かできることはないか訊いてみたら、せめてもの癒しにアニマルセラピーよろしくちょっとでいいから抱き締めさせてほしいって言われたから、喜んで抱き枕にならせてもらった。
俺なんかで癒しになるかはわからないけど、どうせ後一日で帰っちゃうし、せめて少しだけでもラフィの好きなようにさせてあげようって思ったんだ。
ラフィも『はぁ~ユウジに癒されるぅ…』ってご満悦だったし、俺なんかでもきっと少しは役に立てたはず。
「明日は街に出てユウジとのんびりしたいな」
「仕事は?」
「ん~?ふふふ。『俺は頑張ってたつもりだけど、父上からの叱責で自信がなくなったから、明日から第二王子の立場をわきまえておとなしくしてます』って言ってやった」
「…へ?」
「『思いやりがなく満足に兄上の手伝いもできないどうしようもない第二王子なんていないほうがいいんですよね?暫く仕事は最低限に控えて自分の将来を見つめ直そうと思います』ってウルウルしながら言ってやった。兄上は『そんなことない!自信を持て!ラフィ!お前がいないとダメなんだ!』とかゴチャゴチャ言ってたけど知るか!父上は『もういい。お前が居なくても優秀なシュナイデルが全部こなすだろう。その背中を見てしっかりと足りない自分を反省すればいい』とか言ってたから問題ないだろ。ふふふ。さて、これで俺を頼りにしてた大臣達はどう出るかな?」
(えぇ?!策士?!ラフィが腹立ちすぎてブラックになってるー!)
やっぱラフィは仕事し過ぎなんだよ。
人間追い込まれたらやさぐれる生き物なんだ。
こんなに追い詰めたらダメだぞ?!馬鹿兄王子!
本当。ラフィはちょっとくらいゆっくりしてもいいと思う。
「わかった。明日は街でゆっくり羽伸ばそうな?」
そう言いながら俺はラフィの抱き枕のまま腕の中でグッスリ寝た。
翌朝はちょっと早起きしてお出掛け準備。
今日は気分転換に街歩きに行く予定。
こうしてラフィと過ごせるのも今日で最後だ。
なんだかあっという間だな。
異世界もなんだかんだですっかり慣れてきたし、五日で帰るのってちょっと寂しいかも。
そんなことを考えながら支度を整えてると、ラフィも準備を終えて手に持ってたいくつかの書類にササッとサインしてから「じゃあ行くか」って言ってきた。
「その書類は?」
「ああ。これ?最低限急ぎのやつ。流石に完全放置はしないって」
ラフィ曰く、腹が立っていようと書類には一通り目を通して、第二王子としての最低限の責務だけはちゃんとやるんだってさ。
こういうとこ、本当にしっかりしてて凄いよなぁって感心する。
文句は言っててもやることをやる。それがラフィの矜持なんだろうなって思った。
それから二人で街をぶらぶら歩きだす。
と言っても朝も早いからまだ閉まってる店が多い。
だから朝市を中心に見て回って、朝食はパン屋で買ったパンにした。
菓子パンは…うん。ないな。
一応ラフィに確認したら、前に屋台で食べたクレーシスとかは果物を挟んだりして甘く仕上げたものもあるらしいけど、パンは甘くないのが普通だそうだ。
だからフレンチトーストには本当に驚いたらしい。
「そっか~」
あんぱん、クリームパン、メロンパンにチョココロネ。
美味しい菓子パンは色々あるのに勿体ない。
そう言ったらどんなパンだって興味を持たれて説明したら食べたいなって言われたけど、流石にこれは俺にも作れないし困ってしまった。
「残念だな…」
「う~ん…いっそラフィも俺の世界に来れたらいいのにな」
だから思わずそう言ってしまったんだけど、言ったところで『それだ!』って言われた。
「そうだ、それだ!エマーリンに相談してみる!もしかしたら逆パターンだってできるかもしれないし!」
こっちで五分、異世界で五日なんてすごく楽しそうだってはしゃぐラフィに、俺も思わずクスッと笑ってしまう。
でもそうだな。もしラフィが俺の世界に遊びに来てくれたらきっと凄く楽しいと思う。
母さん達は驚くかもしれないけど、五日くらいなら俺の部屋に泊まってもらったらいいし、うちは来客ウェルカムな家だから食事だっていくらでも用意できる。
問題があるとしたら着るものくらいか?
でもそれだって『uniクロ』とかで取り敢えず買ってきたらいいと思うし、問題はないはず。
こっちでいっぱいお世話になってるんだからそれくらい俺の小遣いで賄ってみせる!
親戚多いからお年玉も貯めてるし、こういう時にこそ使わないと。
「じゃあラフィが向こうに来れたらいっぱいあっちの美味しいもの食べよっか。飛行機は乗れないかもしれないけど、電車とかバスとかは乗れるし、一緒に観光名所を回っても楽しいかも」
「その電車とかバスっていうのはどういうやつなんだ?」
「ちょっと遠出をする時の乗り物。こっちで言うと、馬車が近いのかな?」
「へぇ~」
「あと、自分でこぐ自転車っていうのとか、バイクっていうのが馬に近いかな?」
「へぇ。それは是非乗ってみたいな」
ラフィが興味津々でそう言ってきたけど、生憎自転車は兎も角バイクは免許がないと乗れないよって言ったら物凄く残念がられた。
そうして色々話しながら歩いて、また雑貨屋さんで良さそうなものを探して、美味しそうな物にも舌鼓を打ちながら一日を過ごす。
途中エレンドスがやってきて『城に戻ってください!』って言ってきたけど、今日のラフィは逃げることなく堂々とこう言い放っていた。
「昨日父上に宣言したから戻る必要はない。俺は反省中だ」
「何が反省ですか?!思いっきり遊んでますよね?!」
「ふん。父上が言ったんだぞ?優秀な兄上の背中を見て足りない自分を反省しろってな。だから俺は俺なりに『手伝い過ぎてたな』って反省してるんだ。第二王子の立場をわきまえておとなしくしておきますって言っておいたし、大丈夫だろ?」
文句は言わせない。
ラフィはそう言って笑う。
「一週間したらちゃんと仕事は元通りしてやる。精々それまで頑張ればいい」
「ええ?!一週間もですか?!」
「それくらいしないとわからないだろ?」
「で、でもそれだと第二王子の仕事を放り出すとは何事だとか何とか言われません?!」
「最低限急ぎのものだけ朝一でこなすし、残りは一週間分まとめてやっても一日で終わる。何も問題はないだろ?」
「そ、そりゃあ主ならそうでしょうけど…」
『それってつまり第二王子の仕事しかしないってことですよね?』と聞かれて、ラフィは『当然だろ?俺は第二王子なんだから』って答えてた。
これにはエレンドスは何も言うことができなくて、口をパクパクした後ガックリと肩を落として『大臣達に相談しておきます』とだけ返していた。
間に挟まれて大変だなとは思ったけど、ラフィにばっかりおんぶに抱っこはマズいと思うから、なんとか調整してやって欲しい。
そして夕方まで目いっぱい楽しんでから城へと戻った。
今回はラフィの部屋でお別れだ。
「ユウジ。今回も凄く楽しかった。今度はそっちに行けるようエマーリンに相談してみるから、待っててくれよな」
「うん。ありがとう。楽しみにしてる」
前回同様、笑顔で俺はラフィに別れを告げる。
本来なら会うこともなかった異世界の友人。
でも今はそんなラフィとの日々がなくなることが寂しいと思えるほどになってしまった。
前回と今回でまだ10日ほどしか一緒にいないのに、変なの。
でも友達ってそういうものなのかもしれない。
「じゃあまた」
そう言った俺にラフィが笑顔で手を振ってくれる。
それと同時に俺の足元に白く輝く魔法陣が展開されて、気づけば俺は朝の教室へと戻っていた。
向こうは夕方だったのに今は朝。
なんだか変な感じ。
目の前にいるのはイケメン王子じゃなくてクラスメートの安田。
これが俺の現実。
「お~い。江本?大丈夫か?」
「え?!ああ、うん。大丈夫!」
「そっか?んじゃ、放課後、ちゃんと部活に顔出してくれよな!」
そう言って安田は行ってしまった。
「部活、部活…」
そう言えばそうだった。
俺からしたら五日前の頼まれごとだけど、ここでは五分しかたってないんだから、忘れちゃだめだ。
そう思いながら俺は頬をパンパンと軽く叩いて、また日常へと戻ったのだった。
****************
※二度目の召喚からも無事帰還。
閑話を二話(国王視点とラフィ視点)挟んでから、ラフィがユウジに会いに来る話に突入予定です。
宜しくお願いしますm(_ _)m
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