30 / 43
Ⅲ.サード・コンタクト
27.買い物に行こう!①
しおりを挟む
今日は父さんや兄さんに服を借りて買い物へ。
俺の家からuniクロまでは電車で一駅。
そこは駅直結だから行きやすくて、よく利用するんだ。
電車を初めて見たラフィは大興奮。
エマーリンも何やら色々メモを取るのに忙しい。
俺の余ってるノートとボールペンをあげたから、それを使って一生懸命何やら書き込んでいた。
ボールペンはラフィも気に入ったらしく、書きやすいって大絶賛していたから家に余ってるやつを沢山お土産に渡してあげた。
ちなみに今日の資金はラフィ達が持ってきた宝石や貴金属を質入れして得たお金が大半だ。
前に俺と話した時にちょっとだけそんな話をしただろって言われたけど、よく覚えていない。
でも振り返ってみると、金銀宝石のアクセサリーは質に持っていったら売れるらしいって話はした気がする。
多分それかな?
異世界事情はよく分からなかったからとか言ってたけど、割と大粒の物を持ってきていたからか普通に買い取ってもらえていた気がする。
ブランドものじゃなくても売れるんだって、俺的にはちょっと目から鱗だった。
保証書とかないけどいいのかな?それだけ品が良かったのかな?
まあ考えても仕方がないし、取り敢えず良しとしよう。
そんな訳で資金は潤沢。
気兼ねなく好きなものを買いにレッツゴー!
で、まずは服を買いに来たはいいものの、これがまた二人ともカッコよく着こなすからどこのモデルだって感じで視線を集めまくりだった。
取り敢えず洗い替えを含めて三日分、上から下まで購入したらいっかと自分達で選んでたけど、これがまたセンスがいいんだ。
シンプルな服が多いのに似合うって羨ましい!
「ユウジ!どうだ?似合うか?」
モスグリーンのざっくりしたサマーセーターにベージュの普通のチノパンなのに、なんでこんなに似合うかな?
カッコ良すぎてヤバいんだけど?!
「あ、こっちのジャケットも買っとこうかな。こっちの紺のシャツと合わせたら良さそうだ」
そこでグレーのシャツを手に取るところが凄い!
難しくない?!
定番のジーパンも似合うし、なんだったら普通のTシャツだって一気にグレードアップして見えそう。
そうして満足が行く買い物を終えて服に関しては終了。
上から下まで一式全部+下着に小物まで、靴以外全部揃いました。
帽子とサングラス、スカーフまで装備したら芸能人にしか見えないんですけど?!
ちなみにここで買った服はトイレで着替えるついでにマジックバッグにしまってた。
流石に量が多いし全部持って歩いたら大変だったと思うし、しょうがない。
その後は靴屋に寄ってスニーカーを購入した後、ベーカリーカフェでお昼ごはん。
ラフィは向こうとは違うパンを見て、これまたどれにしようか物凄く悩んでて、最終的に後でマジックバッグに入れればいいかと全種類制覇しにかかった。
どうやら菓子パンだけじゃなく惣菜パンも色々気になったらしい。
本当にマジックバッグ様様だな。
「美味~い!」
惣菜パンも甘いパンもどっちも美味しいって目を輝かせるラフィはなんだかちょっと可愛い。
エマーリンさんもブラックコーヒー似合いますね?!
俺は甘いカフェオレにミルクパンとクルミパン。
ナッツ系も美味しいよな。
ラフィもこれは買ったはずだけど大量のパンから探すのが面倒だったのか、一口欲しいって言ってきた。
別にいいよとそれぞれ一口ずつあげたら、ミルクパンは優しい甘さがいいって言ってて、クルミパンはちょっと渋みがあるなって顔を顰めてたから、甘いカフェオレにはこれが合うんだよって言いながらそっちも勧めてみた。
「どれどれ」
そう言ってそっとカフェオレを飲むラフィ。
同じ場所から飲んでるから、図らずも間接キスになってしまってる。
いいのかな?
まあ気にしないところがラフィなんだろうけど。
「ホントだ。甘いのと合う」
パッと顔を輝かせるラフィの顔にドキッとしたのは、きっとそんな邪なことを考えていたせいだと思う。
(ラフィは男!男だから!)
なんでドキドキしてるんだよ?!
きっといつもの日常の中に超絶イケメンが飛び込んできたから勝手に脳が勘違いしてるだけだ。
あっちは美形なんていっぱいいたし、大丈夫だったろ?!
思い出せ、俺!
こんな感情はラフィに対して失礼だ。
勘違いしないうちに平常心を取り戻さないと。
そう思いながらラフィを見ると口元にカフェオレがちょっとだけついてたから、『ラフィ。口元、ついてる』って教えてあげたら『え?どこ?ここ?』って言いながら親指でキュッと拭ったんだけど、そのしぐさがまた妙に様になってて、胸を撃ち抜かれた気がした。
「あれ?ユウジ?おーい?どうした?」
顔を見られなくて机に突っ伏す俺にラフィが声を掛けてくるけど、本当にゴメン。
異世界じゃなく日本でラフィを見たら、とてもじゃないけど無理!!
なんて言うか俺を含めて、周りが皆ラフィの引き立て役にしか見えないから!
(俺…ノンケだよな?なんでラフィにときめいてるんだろ?)
よく考えたら向こうでも何度かドキドキさせられてたな。
イケメンってなんて罪作りなんだ!
(この五日間、普通にできるかな?)
今までどうして平気でいられたのか思い出せないけど、なんとか邪念を振り払ってラフィとの友情を裏切らないよう気をつけようとこっそり心に誓った俺だった。
俺の家からuniクロまでは電車で一駅。
そこは駅直結だから行きやすくて、よく利用するんだ。
電車を初めて見たラフィは大興奮。
エマーリンも何やら色々メモを取るのに忙しい。
俺の余ってるノートとボールペンをあげたから、それを使って一生懸命何やら書き込んでいた。
ボールペンはラフィも気に入ったらしく、書きやすいって大絶賛していたから家に余ってるやつを沢山お土産に渡してあげた。
ちなみに今日の資金はラフィ達が持ってきた宝石や貴金属を質入れして得たお金が大半だ。
前に俺と話した時にちょっとだけそんな話をしただろって言われたけど、よく覚えていない。
でも振り返ってみると、金銀宝石のアクセサリーは質に持っていったら売れるらしいって話はした気がする。
多分それかな?
異世界事情はよく分からなかったからとか言ってたけど、割と大粒の物を持ってきていたからか普通に買い取ってもらえていた気がする。
ブランドものじゃなくても売れるんだって、俺的にはちょっと目から鱗だった。
保証書とかないけどいいのかな?それだけ品が良かったのかな?
まあ考えても仕方がないし、取り敢えず良しとしよう。
そんな訳で資金は潤沢。
気兼ねなく好きなものを買いにレッツゴー!
で、まずは服を買いに来たはいいものの、これがまた二人ともカッコよく着こなすからどこのモデルだって感じで視線を集めまくりだった。
取り敢えず洗い替えを含めて三日分、上から下まで購入したらいっかと自分達で選んでたけど、これがまたセンスがいいんだ。
シンプルな服が多いのに似合うって羨ましい!
「ユウジ!どうだ?似合うか?」
モスグリーンのざっくりしたサマーセーターにベージュの普通のチノパンなのに、なんでこんなに似合うかな?
カッコ良すぎてヤバいんだけど?!
「あ、こっちのジャケットも買っとこうかな。こっちの紺のシャツと合わせたら良さそうだ」
そこでグレーのシャツを手に取るところが凄い!
難しくない?!
定番のジーパンも似合うし、なんだったら普通のTシャツだって一気にグレードアップして見えそう。
そうして満足が行く買い物を終えて服に関しては終了。
上から下まで一式全部+下着に小物まで、靴以外全部揃いました。
帽子とサングラス、スカーフまで装備したら芸能人にしか見えないんですけど?!
ちなみにここで買った服はトイレで着替えるついでにマジックバッグにしまってた。
流石に量が多いし全部持って歩いたら大変だったと思うし、しょうがない。
その後は靴屋に寄ってスニーカーを購入した後、ベーカリーカフェでお昼ごはん。
ラフィは向こうとは違うパンを見て、これまたどれにしようか物凄く悩んでて、最終的に後でマジックバッグに入れればいいかと全種類制覇しにかかった。
どうやら菓子パンだけじゃなく惣菜パンも色々気になったらしい。
本当にマジックバッグ様様だな。
「美味~い!」
惣菜パンも甘いパンもどっちも美味しいって目を輝かせるラフィはなんだかちょっと可愛い。
エマーリンさんもブラックコーヒー似合いますね?!
俺は甘いカフェオレにミルクパンとクルミパン。
ナッツ系も美味しいよな。
ラフィもこれは買ったはずだけど大量のパンから探すのが面倒だったのか、一口欲しいって言ってきた。
別にいいよとそれぞれ一口ずつあげたら、ミルクパンは優しい甘さがいいって言ってて、クルミパンはちょっと渋みがあるなって顔を顰めてたから、甘いカフェオレにはこれが合うんだよって言いながらそっちも勧めてみた。
「どれどれ」
そう言ってそっとカフェオレを飲むラフィ。
同じ場所から飲んでるから、図らずも間接キスになってしまってる。
いいのかな?
まあ気にしないところがラフィなんだろうけど。
「ホントだ。甘いのと合う」
パッと顔を輝かせるラフィの顔にドキッとしたのは、きっとそんな邪なことを考えていたせいだと思う。
(ラフィは男!男だから!)
なんでドキドキしてるんだよ?!
きっといつもの日常の中に超絶イケメンが飛び込んできたから勝手に脳が勘違いしてるだけだ。
あっちは美形なんていっぱいいたし、大丈夫だったろ?!
思い出せ、俺!
こんな感情はラフィに対して失礼だ。
勘違いしないうちに平常心を取り戻さないと。
そう思いながらラフィを見ると口元にカフェオレがちょっとだけついてたから、『ラフィ。口元、ついてる』って教えてあげたら『え?どこ?ここ?』って言いながら親指でキュッと拭ったんだけど、そのしぐさがまた妙に様になってて、胸を撃ち抜かれた気がした。
「あれ?ユウジ?おーい?どうした?」
顔を見られなくて机に突っ伏す俺にラフィが声を掛けてくるけど、本当にゴメン。
異世界じゃなく日本でラフィを見たら、とてもじゃないけど無理!!
なんて言うか俺を含めて、周りが皆ラフィの引き立て役にしか見えないから!
(俺…ノンケだよな?なんでラフィにときめいてるんだろ?)
よく考えたら向こうでも何度かドキドキさせられてたな。
イケメンってなんて罪作りなんだ!
(この五日間、普通にできるかな?)
今までどうして平気でいられたのか思い出せないけど、なんとか邪念を振り払ってラフィとの友情を裏切らないよう気をつけようとこっそり心に誓った俺だった。
32
あなたにおすすめの小説
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった
釦
BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。
にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる