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【国際会議】
94.※国際会議㉜【参列】
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それから何か変わったかというと特に何も変わってはいない。
あくまでも内緒で挙げた結婚式だったから。
(ほんっと、口止めしといてよかった)
そう思いながら姫の仕事を手伝い、平和な日々を送る。
そんな中、アンシャンテはいつの間にか代替わりしたし、ゴッドハルトもトルセンが王様になった。
ゴッドハルトは近いから戴冠式には姫を含めて皆で参加した。
でもトルセンが堂々と演説するシーンでは胸に迫るものがあって、俺も共に戦った日々を思い出し思わず感動して涙がにじんでしまったんだけど、そんな俺をセドが抱き寄せて泣いていいって言ってくれたんだ。
何だかんだでセドも優しくなったよな。
いいことだ。
昔だったら『何がそんなに感動的なのかさっぱりわからないな』とかなんとか平気で言ってたんじゃないか?
容易に想像できる。
まあそんな感じで充実した日々を送り、とうとう気が進まないガヴァム王国に行く時期になった。
結婚式のお祝いの品は先に送っておいたようだけど、セドの参列は避けられない。
戴冠式に参加してきた国王に話を聞いたけど、ロキ陛下はセドにまた会える日を楽しみにしていると言ってくれていたらしい。
セドはセドで諸々礼を言わなければとなにやら楽し気にしていて行く気満々だった。
一応俺は姫と留守番でとも言ってみたんだけど、『許されると思うか?』と怖い笑みで問われて無理だと悟った。
『そんなに離れたくないなら行かないという選択肢は…?』とも聞いたんだけど、『戴冠式に行けなかったんだから結婚式は行かないとな』と言い切られたのだ。
(何気にセドとロキ陛下は仲がいいみたいなんだよな…)
あれから何度か手紙のやり取りもしているみたいだし、やっぱり変態なところが合うんだろうか?
とは言えガヴァムに行けばミラルカのレオナルド皇子にも会えるから、鉱山についてのその後の様子を直接聞くことができるだろう。
姫の為にもそのあたりの情報は是非とも手に入れたいところだ。
そう思いながら気を取り直し、俺はセドと一緒にガヴァム王国に旅立った。
「ここがガヴァム王国…」
到着したのは古い町並みが綺麗に残る如何にも歴史ある街といった風情の光景が広がる場所で、思わず圧巻されてしまう。
馬車が二台通るのが難しいほど道幅は狭く、人々が避けて通るというブルーグレイとは大違いのあり得ない光景にドキドキしながら城へと向かう。
荘厳と言う名に相応しい威風堂々とした城は煌びやかとは程遠いほどの歴史を感じさせた。
「ようこそいらっしゃいました。セドリック殿下。アルフレッド妃殿下。」
出迎えてくれたのはこの国の宰相で国際会議で俺も会ったことのある人物だ。
「陛下がお待ちでございます。どうぞこちらへ」
そう言いながら俺達をロキ陛下の元へと案内してくれるのはいいけど、サラッと妃殿下と呼ぶのはやめて欲しかった。
「ロキ陛下。セドリック殿下と妃殿下をお連れいたしました」
「入れ」
その言葉と共に扉が開かれ、促された部屋の中でロキ陛下とカリン王子が俺達を待ってたんだけど────。
(うわぁ…見事に怯えてるな)
相変わらずカリン王子はセドが怖いようで蒼白な顔で固まっていた。
けれどロキ陛下の方は全く気にした様子もなく笑顔で、それでいいのかとちょっとだけ心配になった。
「セドリック王子。お久しぶりです」
「ロキ陛下。戴冠の儀に参加できなかったのは申し訳なかったな」
「いえ。今回お祝いに来て頂けただけで嬉しいです。立ち話もなんですからどうぞこちらへ」
そう言ってソファに座るよう促されたので俺達はそのまま暫く寛がせてもらうことに。
「祝いの品は受け取ってもらえたか?」
「ええ。あれは実に良い品ですね。流石ブルーグレイと感心致しました」
「そうか。ロキ陛下のアイデアも取り入れた最新式だ。是非活用してくれ」
「ありがとうございます」
にこやかに話してるけどきっとその最新式とやらは普通の物じゃないだろう。
エログッズじゃないだろうなとついつい邪推してしまうくらいには俺はこの二人を全く信用していなかった。
そんな二人の会話に下手に加わることなく俺はそっとカリン王子へと目を向ける。
ジッと黙って俯いて震えているから早く辞した方がいいのかなとは思うものの、二人の話題が弾んでいるので席を立つに立てない。
だからついそわそわと様子を窺っていたのだが────。
「アルフレッド?」
そんなセドの低い声と…。
「兄上をあまり見ないで頂けますか?」
そんなロキ陛下の冷ややかな声でハッと我に返った。
「いやっ!俺は別にっ…!」
慌てて手を振るが、二人からジトッとした目で睨まれて『なんでだよ?!』ってツッコミを入れたくなった。
セドもいつもなら相手側に嫉妬して殺気を向けたりするのに、どうしてロキ陛下には向けないんだろう?
(やっぱカリン王子しか見てないからか?)
そもそもロキ陛下は俺には全く興味がないからというのもあるのかもしれない。
後は剣の腕も強くないから俺が全く興味を示さないというのもあるのだろう。
そう考えると別におかしなことではないと言えた。
「セドリック王子。長話で妃殿下を退屈させてしまったようですね。今日のところはこの辺で」
「ああ。またパーティーででもゆっくり話そう」
「はい。兄上…お見送りしましょうか」
「え?あ、ああ」
ずっと黙っていたカリン王子が慌てて立ち上がりロキ陛下の隣へと並ぶ。
「ではセドリック王子。明日の式までどうぞごゆっくりお寛ぎください」
「ああ、ありがとう」
「もし数日滞在なさるのならお勧めスポットもお知らせするのでお気軽にお尋ねくださいね」
「……そうか。ちなみに一番のお勧めは?」
「奥庭は綺麗に整えられていて季節の花もちょうど見頃を迎えています。意外と声が響くので妃殿下のお声を楽しみたいならお勧めです。後はあそこに見える塔の上も街を一望できるので開放的な気分になれますよ?ああ、そうだ!後で王族専用の湯殿へ案内させましょうか?あそこも一部庭園も見える開放的な造りになっていて広々しているので最高に楽しめますから。護衛を置くスペースもあるのでもしよろしければご利用なさってください」
「それは楽しそうだな」
「ええ。是非」
「?!?!?!」
そんな二人の会話に俺は絶句するけど、二人は笑顔でサラッと流してそのまま手を振って別れた。
「この変態変態変態!!」
部屋に案内してもらい二人きりになったタイミングで俺は真っ赤になりながらそう叫んだ。
「どこによその国に来てまでエロ話で花を咲かせるやつがいるんだ!」
「ここにいるが?」
「変態王子!!」
「そもそもエロ話と決めつけるのはどうかと思うぞ?あれはお勧めの場所を聞いていただけだ。そうだろう?」
確かにロキ陛下は数日滞在するならお勧めスポットをお知らせするとしか言っていなかった。
でもその後のやり取りで言いたいことは察することができたし、俺は何も間違ってはいない。
それなのにセドは言葉だけ拾えばそんな話じゃなかっただろうと言ってくるのだ。
本当に憎たらしい。
「見頃を迎えた花が咲く奥庭、街を一望できる塔、庭園も見える魅力的な湯殿。何もおかしなことは言ってなかったぞ?」
「~~~~~~っ!!」
「加えて恥ずかしがりやなお前に配慮された、絶妙な場所の提案だったな」
どこも邪魔の入りにくい場所で思う存分楽しめそうな場所だったとセドが笑う。
(やっぱりエロスポット話だったじゃないか!!)
「絶対!俺はそんな場所に行かないからな!!」
「そうか」
そう言っていたはずなのに────。
「ああ、確かにここはお勧めだと言われただけの場所ではあるな」
「や…やあぁ…っ」
俺はとある場所でセドに抱かれる羽目になっていた。
夕食後、案内を陛下から頼まれたという侍従に連れられてやってきたらバカでかい湯殿だった。
折角の好意を無碍にはできないなとククッと楽し気に笑うセドに無理矢理脱がされ連れてこられて、俺はその広々とした湯殿にまず驚き、そして種類の多さにも驚いた。
なんでもここには温泉というのが湧いているらしくて、わざわざ沸かしているのではなく、直接湯を源泉から引っ張ってきているらしい。
それを滝のように上から落としたり、川のように見立てたり、泉のように広々した湯槽に注ぎ込んだりしているため目も楽しませてくれる素晴らしい場所になっていた。
しかもそんな湯殿からは確かに聞いていた通り一部綺麗に庭園が見える場所があり、随分と開放的になれる場所にもなっている。
案内役の侍従曰く、あそこから外気を取り込むようになっていて、長湯をしてものぼせにくくなっているのだとか。
そんな湯殿に圧倒されていた俺が悪かったんだけど、身体を洗ってやるというセドの言葉に上手く乗せられてその気にさせられた後、あっという間に貫かれていた。
しかも庭園がよく見える場所で────。
勿論護衛の配置はされているが、逆に言えば声が丸聞こえという訳で、恥ずかしくてたまらない。
必死に声を押さえるが、そんなことは許さないとばかりに責め苛まれる。
「あぅ…!あっあっあっ…!」
「ああ、本当にここはいいな。やはり数日滞在してから帰ろうか…」
「いやだっ…!」
「お前だってこんなに感じているんだから構わないだろう?」
「んぅうっ!あぁっ!あぁっ!そこは…っ!ひぅうっ…!」
「はぁ…アルフレッド…。頼むからいいと言ってくれ」
そんな熱っぽい声で囁くように言ってきても俺は絶対頷かないからな!
そもそもお前はこうと決めたら俺の意見なんて聞かないだろ?!
そんな気持ちで睨みつけたが、そんな俺を見ながらセドは楽しそうに俺を抱いた。
あくまでも内緒で挙げた結婚式だったから。
(ほんっと、口止めしといてよかった)
そう思いながら姫の仕事を手伝い、平和な日々を送る。
そんな中、アンシャンテはいつの間にか代替わりしたし、ゴッドハルトもトルセンが王様になった。
ゴッドハルトは近いから戴冠式には姫を含めて皆で参加した。
でもトルセンが堂々と演説するシーンでは胸に迫るものがあって、俺も共に戦った日々を思い出し思わず感動して涙がにじんでしまったんだけど、そんな俺をセドが抱き寄せて泣いていいって言ってくれたんだ。
何だかんだでセドも優しくなったよな。
いいことだ。
昔だったら『何がそんなに感動的なのかさっぱりわからないな』とかなんとか平気で言ってたんじゃないか?
容易に想像できる。
まあそんな感じで充実した日々を送り、とうとう気が進まないガヴァム王国に行く時期になった。
結婚式のお祝いの品は先に送っておいたようだけど、セドの参列は避けられない。
戴冠式に参加してきた国王に話を聞いたけど、ロキ陛下はセドにまた会える日を楽しみにしていると言ってくれていたらしい。
セドはセドで諸々礼を言わなければとなにやら楽し気にしていて行く気満々だった。
一応俺は姫と留守番でとも言ってみたんだけど、『許されると思うか?』と怖い笑みで問われて無理だと悟った。
『そんなに離れたくないなら行かないという選択肢は…?』とも聞いたんだけど、『戴冠式に行けなかったんだから結婚式は行かないとな』と言い切られたのだ。
(何気にセドとロキ陛下は仲がいいみたいなんだよな…)
あれから何度か手紙のやり取りもしているみたいだし、やっぱり変態なところが合うんだろうか?
とは言えガヴァムに行けばミラルカのレオナルド皇子にも会えるから、鉱山についてのその後の様子を直接聞くことができるだろう。
姫の為にもそのあたりの情報は是非とも手に入れたいところだ。
そう思いながら気を取り直し、俺はセドと一緒にガヴァム王国に旅立った。
「ここがガヴァム王国…」
到着したのは古い町並みが綺麗に残る如何にも歴史ある街といった風情の光景が広がる場所で、思わず圧巻されてしまう。
馬車が二台通るのが難しいほど道幅は狭く、人々が避けて通るというブルーグレイとは大違いのあり得ない光景にドキドキしながら城へと向かう。
荘厳と言う名に相応しい威風堂々とした城は煌びやかとは程遠いほどの歴史を感じさせた。
「ようこそいらっしゃいました。セドリック殿下。アルフレッド妃殿下。」
出迎えてくれたのはこの国の宰相で国際会議で俺も会ったことのある人物だ。
「陛下がお待ちでございます。どうぞこちらへ」
そう言いながら俺達をロキ陛下の元へと案内してくれるのはいいけど、サラッと妃殿下と呼ぶのはやめて欲しかった。
「ロキ陛下。セドリック殿下と妃殿下をお連れいたしました」
「入れ」
その言葉と共に扉が開かれ、促された部屋の中でロキ陛下とカリン王子が俺達を待ってたんだけど────。
(うわぁ…見事に怯えてるな)
相変わらずカリン王子はセドが怖いようで蒼白な顔で固まっていた。
けれどロキ陛下の方は全く気にした様子もなく笑顔で、それでいいのかとちょっとだけ心配になった。
「セドリック王子。お久しぶりです」
「ロキ陛下。戴冠の儀に参加できなかったのは申し訳なかったな」
「いえ。今回お祝いに来て頂けただけで嬉しいです。立ち話もなんですからどうぞこちらへ」
そう言ってソファに座るよう促されたので俺達はそのまま暫く寛がせてもらうことに。
「祝いの品は受け取ってもらえたか?」
「ええ。あれは実に良い品ですね。流石ブルーグレイと感心致しました」
「そうか。ロキ陛下のアイデアも取り入れた最新式だ。是非活用してくれ」
「ありがとうございます」
にこやかに話してるけどきっとその最新式とやらは普通の物じゃないだろう。
エログッズじゃないだろうなとついつい邪推してしまうくらいには俺はこの二人を全く信用していなかった。
そんな二人の会話に下手に加わることなく俺はそっとカリン王子へと目を向ける。
ジッと黙って俯いて震えているから早く辞した方がいいのかなとは思うものの、二人の話題が弾んでいるので席を立つに立てない。
だからついそわそわと様子を窺っていたのだが────。
「アルフレッド?」
そんなセドの低い声と…。
「兄上をあまり見ないで頂けますか?」
そんなロキ陛下の冷ややかな声でハッと我に返った。
「いやっ!俺は別にっ…!」
慌てて手を振るが、二人からジトッとした目で睨まれて『なんでだよ?!』ってツッコミを入れたくなった。
セドもいつもなら相手側に嫉妬して殺気を向けたりするのに、どうしてロキ陛下には向けないんだろう?
(やっぱカリン王子しか見てないからか?)
そもそもロキ陛下は俺には全く興味がないからというのもあるのかもしれない。
後は剣の腕も強くないから俺が全く興味を示さないというのもあるのだろう。
そう考えると別におかしなことではないと言えた。
「セドリック王子。長話で妃殿下を退屈させてしまったようですね。今日のところはこの辺で」
「ああ。またパーティーででもゆっくり話そう」
「はい。兄上…お見送りしましょうか」
「え?あ、ああ」
ずっと黙っていたカリン王子が慌てて立ち上がりロキ陛下の隣へと並ぶ。
「ではセドリック王子。明日の式までどうぞごゆっくりお寛ぎください」
「ああ、ありがとう」
「もし数日滞在なさるのならお勧めスポットもお知らせするのでお気軽にお尋ねくださいね」
「……そうか。ちなみに一番のお勧めは?」
「奥庭は綺麗に整えられていて季節の花もちょうど見頃を迎えています。意外と声が響くので妃殿下のお声を楽しみたいならお勧めです。後はあそこに見える塔の上も街を一望できるので開放的な気分になれますよ?ああ、そうだ!後で王族専用の湯殿へ案内させましょうか?あそこも一部庭園も見える開放的な造りになっていて広々しているので最高に楽しめますから。護衛を置くスペースもあるのでもしよろしければご利用なさってください」
「それは楽しそうだな」
「ええ。是非」
「?!?!?!」
そんな二人の会話に俺は絶句するけど、二人は笑顔でサラッと流してそのまま手を振って別れた。
「この変態変態変態!!」
部屋に案内してもらい二人きりになったタイミングで俺は真っ赤になりながらそう叫んだ。
「どこによその国に来てまでエロ話で花を咲かせるやつがいるんだ!」
「ここにいるが?」
「変態王子!!」
「そもそもエロ話と決めつけるのはどうかと思うぞ?あれはお勧めの場所を聞いていただけだ。そうだろう?」
確かにロキ陛下は数日滞在するならお勧めスポットをお知らせするとしか言っていなかった。
でもその後のやり取りで言いたいことは察することができたし、俺は何も間違ってはいない。
それなのにセドは言葉だけ拾えばそんな話じゃなかっただろうと言ってくるのだ。
本当に憎たらしい。
「見頃を迎えた花が咲く奥庭、街を一望できる塔、庭園も見える魅力的な湯殿。何もおかしなことは言ってなかったぞ?」
「~~~~~~っ!!」
「加えて恥ずかしがりやなお前に配慮された、絶妙な場所の提案だったな」
どこも邪魔の入りにくい場所で思う存分楽しめそうな場所だったとセドが笑う。
(やっぱりエロスポット話だったじゃないか!!)
「絶対!俺はそんな場所に行かないからな!!」
「そうか」
そう言っていたはずなのに────。
「ああ、確かにここはお勧めだと言われただけの場所ではあるな」
「や…やあぁ…っ」
俺はとある場所でセドに抱かれる羽目になっていた。
夕食後、案内を陛下から頼まれたという侍従に連れられてやってきたらバカでかい湯殿だった。
折角の好意を無碍にはできないなとククッと楽し気に笑うセドに無理矢理脱がされ連れてこられて、俺はその広々とした湯殿にまず驚き、そして種類の多さにも驚いた。
なんでもここには温泉というのが湧いているらしくて、わざわざ沸かしているのではなく、直接湯を源泉から引っ張ってきているらしい。
それを滝のように上から落としたり、川のように見立てたり、泉のように広々した湯槽に注ぎ込んだりしているため目も楽しませてくれる素晴らしい場所になっていた。
しかもそんな湯殿からは確かに聞いていた通り一部綺麗に庭園が見える場所があり、随分と開放的になれる場所にもなっている。
案内役の侍従曰く、あそこから外気を取り込むようになっていて、長湯をしてものぼせにくくなっているのだとか。
そんな湯殿に圧倒されていた俺が悪かったんだけど、身体を洗ってやるというセドの言葉に上手く乗せられてその気にさせられた後、あっという間に貫かれていた。
しかも庭園がよく見える場所で────。
勿論護衛の配置はされているが、逆に言えば声が丸聞こえという訳で、恥ずかしくてたまらない。
必死に声を押さえるが、そんなことは許さないとばかりに責め苛まれる。
「あぅ…!あっあっあっ…!」
「ああ、本当にここはいいな。やはり数日滞在してから帰ろうか…」
「いやだっ…!」
「お前だってこんなに感じているんだから構わないだろう?」
「んぅうっ!あぁっ!あぁっ!そこは…っ!ひぅうっ…!」
「はぁ…アルフレッド…。頼むからいいと言ってくれ」
そんな熱っぽい声で囁くように言ってきても俺は絶対頷かないからな!
そもそもお前はこうと決めたら俺の意見なんて聞かないだろ?!
そんな気持ちで睨みつけたが、そんな俺を見ながらセドは楽しそうに俺を抱いた。
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