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【本編】
67.約束
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俺は前世の業を償わなければならない。
不幸にしてしまったシャーリーへの、リューンへの償いをしなければとそればかりが頭にあった。
俺がツガイであるディオンから離れさえすればそれで全て丸く収まるのだと、そう思っていた。
愛するディオンが殺されなければそれだけでいいと。
でもそれはただの自己満足でしかなかったのだと、目の前で泣くディオンを見て後悔したんだ。
ディオンからすれば俺の行動は彼を見捨てたようなものにしか映らなかったようで、泣きながら吐露される心境は壊れる一歩手前のように思えた。
俺はこんな風にツガイを悲しませたかったわけじゃない。
壊したかったわけでもない。
ただ生きて、幸せになってほしかった。
本当にただそれだけだったんだ。
俺が側に居れば幸せになれないんだと、そう思ってた。
なのにディオンは俺が側に居ないと幸せになれないと言う。
それを聞いて、俺と同じだと思った。
離れてみて俺の幸せはディオンの側にしかないと嫌というほど実感した。
でもそれは望んではいけないことだからと気持ちに蓋をして、せめて想うくらいはとネックレスを購入したんだ。
ディオンの綺麗な藍色の髪色に似たラピスラズリと澄んだ水色の瞳と同じようなブルートパーズが嵌められた指輪をチェーンに通したもので、それを見る度にほんの少し心が癒されるような気がした。
でもディオンは俺だけを探して探して探し続けて、ずっと辛かったようだ。
諦めることもできず、ただひたすらツガイを探し続ける苦悩は前世の自分に重なる部分もあって、胸が痛くなった。
「ディオン、ゴメン。ツガイを探して見つからない辛さは、誰よりも俺が一番よく知っていたはずなのに…」
「……ラスター?」
「俺は前世で何百年もツガイを探してた。世界にその存在を感じるのに見つけられない辛さは言いようがないほど苦しくて切なくて。だから…シャーリーがそのせいで俺が狂ったんじゃないかって思ったのは仕方がないことだったんだ」
だから彼女のことは許してあげて欲しい。
勝手なことを言うようだけど、悪いのは全部俺だから、償いが必要なら俺がする。
そう思いながら俺を強く抱きしめていたディオンに告げると、何故かディオンが動揺したように蒼白になり、ハラハラと泣きながら謝り始めた。
「ゴメン。ゴメン、ラスター。俺はたった一年ちょっとでも狂いそうなほど辛かったのに、何百年もこんな辛さを味あわせていたなんて、思いもしなかった。ゴメン、ゴメン、ラスター。俺が悪かった。本当にゴメン」
別にそこまで謝らなくても事情は分かるつもりだし、構わないのだけど。
そう言ったら『器の大きさが自分とは違い過ぎる、これじゃあ捨てられても文句は言えない』と更に泣かれた。
何故だ。
俺は別にそんなに凄い人物ではないつもりなのに。
「ディオン。そんなに泣かないで?全部俺が悪かった。ツガイを泣かせるなんてツガイ失格だな」
その言葉にフルフルと首を振るディオン。
俺のツガイはこういうところが凄く可愛いと思う。
「こんな俺でも…ディオンの側に居るのを許してくれる?」
それには何度も何度も頷いて、ずっと一生側に居てほしいと言ってくれた。
それからイザベラ嬢達と一緒に泊まっていると言う宿へと向かい、きちんと話をしておくことに。
約束を違えることへの謝罪とこれからのことの相談だ。
なのに俺の姿を見た途端、イザベラ嬢は心の底から安堵したような顔でこう言ったんだ。
「ああ、よかったですわ。丸く収まったのですね」
「イザベラ嬢?」
「聞いてください、竜王様!この男ったらこの一年、何度も私にナイフを投げつけて脅してきたんですのよ?!さっさと見つけないと殺すって…!本当に生きた心地がしませんでしたわ!こういうのをヤンデレと言うそうですわ!監禁されないようお気を付けくださいね!どんな目に合わされるかわかったものじゃありませんわ!」
「え?」
「ほら!今も私をこれでもかと睨んでますわ!」
見てくださいと言われてそっと横を見ると、そこには捨て犬のような可愛い顔があって首を傾げた。
イザベラ嬢はディオンのことが嫌い過ぎて、この顔が睨んでいるように見えるんだろうか?
可愛いだけだと思うけど。
「俺にはちょっとわからないな。可愛いと思うけど。まあ人によって見方は違うと思うし、気にしないで」
「大らかすぎですわ、竜王様!前世でもいつもいつも私を適当にあしらって!ちっともお変わりないんですから!」
「それはシャーリーがいつも無理難題を言ってきてたからだし。リューンとの夫婦円満の潤滑剤にされてたってわかっていてのことだったから」
「うぅ…。でもこれは本当ですのに。本当に怖かったんですのよ?」
グスンとイザベラ嬢は泣きそうな顔になるけど、流石にナイフを投げたりはしないと思う。
ディオンはちょっとツガイ狂いの気が強く出ただけじゃないかな?
俺が戻れば多分すぐに落ち着いてくれるはず。
元々優しい性格だし、俺を溺愛してくれているのはわかっているつもりだ。
だからこそ間違っても監禁とかはしてこないだろう。
「そんな事よりシャーリー。いや、イザベラ嬢」
「そんな事?!ちっともそんな事じゃありませんわ!」
『竜王様!ちゃんと聞いてくださいませ!』とシャーリーは言ってくるけど、今から大事な話をするつもりだから、愚痴を聞くのは後でいいだろう。
「愚痴は後で聞くよ。それよりイザベラ嬢、ディオンが俺と一緒に居たいと希望しているんだ。だからその…申し訳ないけど約束を違えることになる。でも彼を殺そうとするのは────」
「しませんわ!」
「え?」
「もう刺そうなんて思っていません。ご安心くださいませ」
即答が返ってきた。
しかもディオンまで何故かこんなことを言ってくる。
「殺しに来たら即返り討ちにしてその場で殺すから、ラスターは気にしなくて大丈夫だ」
「ひいぃ?!聞きましたか?!この男はこういう男なんです!騙されないでください!」
満面の笑みで言い切るディオンとそんなディオンの言葉に悲鳴を上げるシャーリー。
一体この一年で二人の間に何があったんだろう?
本当に謎だ。
和解して軽口が叩けるほど仲良くなったと見ていいんだろうか?
そしてこの場に同席しつつも赤子をその腕に抱いて落ち着いた様子で部屋の隅にいるヴィクターさんも、以前よりもずっと落ち着いて見えた。
やっぱり父親になったからというのが大きいんだろうか?
それともツガイと出会って落ち着いたのかもしれない。
今更だけど、彼がリューンの生まれ変わりだと言われても全くの別人にしか見えなかった。
「ディオン。そんな思ってもないことを口にしてイザベラ嬢を虐めないであげてくれないか?可哀想だろう?」
「本心なのに」
拗ねて抱き着いてくる可愛いツガイに困った顔を向け、優しく頭を撫でると素直に謝ってくれる。
「…すまなかった」
「天変地異が起こりそうなのでそれ以上の謝罪は結構ですわ」
「イザベラ嬢。迷惑をかけてゴメン。それとディオンを手伝ってくれてありがとう。俺からもお礼を言わせてほしい」
「ああ…やっぱり竜王様は素晴らしい人ですわ。そこの男とは大違い。ちょっとはこの素晴らしさを見習ってほしいですわ」
そんなことを口にした途端、ディオンが睨んだようで、彼女は焦ったように締めの言葉を口にし始めた。
「で、ではラスター様。私達は親子三人で新婚旅行を満喫してから帰りますから、ここからはディオン様とお二人で国に帰ってくださいね」
どうやら彼女的に俺達二人が一緒に居るのを完全に容認してくれるようだ。
そのことにホッと胸を撫で下ろす。
「くれぐれも、くれぐれもディオン様の手綱を離さないよう、お願いいたします!その男は冗談抜きで危険人物ですから!」
イザベラ嬢は最後に俺へとしっかり念押しして、俺達二人を送り出してくれた。
あまりにもあっさりと認められて戸惑う気持ちはあるものの、またディオンの側に居れるのが嬉しくて、俺はドアを出てすぐにディオンへと抱き着いた。
「ディオン。勝手かもしれないけど、本当はずっとずっと、ディオンの元に帰りたかった」
「ラスター…」
素直に心情を吐露する俺を優しく抱きしめながらディオンが言う。
「おかえり、ラスター。もう二度と離さないから。もう勝手にいなくならないって、約束…してくれないか?」
その言葉に顔を上げると、俺の大好きな笑みで優しい眼差しを向けられる。
「うん。約束」
そして俺達はそのまま引き寄せられるようにそっと唇を重ね合わせた。
不幸にしてしまったシャーリーへの、リューンへの償いをしなければとそればかりが頭にあった。
俺がツガイであるディオンから離れさえすればそれで全て丸く収まるのだと、そう思っていた。
愛するディオンが殺されなければそれだけでいいと。
でもそれはただの自己満足でしかなかったのだと、目の前で泣くディオンを見て後悔したんだ。
ディオンからすれば俺の行動は彼を見捨てたようなものにしか映らなかったようで、泣きながら吐露される心境は壊れる一歩手前のように思えた。
俺はこんな風にツガイを悲しませたかったわけじゃない。
壊したかったわけでもない。
ただ生きて、幸せになってほしかった。
本当にただそれだけだったんだ。
俺が側に居れば幸せになれないんだと、そう思ってた。
なのにディオンは俺が側に居ないと幸せになれないと言う。
それを聞いて、俺と同じだと思った。
離れてみて俺の幸せはディオンの側にしかないと嫌というほど実感した。
でもそれは望んではいけないことだからと気持ちに蓋をして、せめて想うくらいはとネックレスを購入したんだ。
ディオンの綺麗な藍色の髪色に似たラピスラズリと澄んだ水色の瞳と同じようなブルートパーズが嵌められた指輪をチェーンに通したもので、それを見る度にほんの少し心が癒されるような気がした。
でもディオンは俺だけを探して探して探し続けて、ずっと辛かったようだ。
諦めることもできず、ただひたすらツガイを探し続ける苦悩は前世の自分に重なる部分もあって、胸が痛くなった。
「ディオン、ゴメン。ツガイを探して見つからない辛さは、誰よりも俺が一番よく知っていたはずなのに…」
「……ラスター?」
「俺は前世で何百年もツガイを探してた。世界にその存在を感じるのに見つけられない辛さは言いようがないほど苦しくて切なくて。だから…シャーリーがそのせいで俺が狂ったんじゃないかって思ったのは仕方がないことだったんだ」
だから彼女のことは許してあげて欲しい。
勝手なことを言うようだけど、悪いのは全部俺だから、償いが必要なら俺がする。
そう思いながら俺を強く抱きしめていたディオンに告げると、何故かディオンが動揺したように蒼白になり、ハラハラと泣きながら謝り始めた。
「ゴメン。ゴメン、ラスター。俺はたった一年ちょっとでも狂いそうなほど辛かったのに、何百年もこんな辛さを味あわせていたなんて、思いもしなかった。ゴメン、ゴメン、ラスター。俺が悪かった。本当にゴメン」
別にそこまで謝らなくても事情は分かるつもりだし、構わないのだけど。
そう言ったら『器の大きさが自分とは違い過ぎる、これじゃあ捨てられても文句は言えない』と更に泣かれた。
何故だ。
俺は別にそんなに凄い人物ではないつもりなのに。
「ディオン。そんなに泣かないで?全部俺が悪かった。ツガイを泣かせるなんてツガイ失格だな」
その言葉にフルフルと首を振るディオン。
俺のツガイはこういうところが凄く可愛いと思う。
「こんな俺でも…ディオンの側に居るのを許してくれる?」
それには何度も何度も頷いて、ずっと一生側に居てほしいと言ってくれた。
それからイザベラ嬢達と一緒に泊まっていると言う宿へと向かい、きちんと話をしておくことに。
約束を違えることへの謝罪とこれからのことの相談だ。
なのに俺の姿を見た途端、イザベラ嬢は心の底から安堵したような顔でこう言ったんだ。
「ああ、よかったですわ。丸く収まったのですね」
「イザベラ嬢?」
「聞いてください、竜王様!この男ったらこの一年、何度も私にナイフを投げつけて脅してきたんですのよ?!さっさと見つけないと殺すって…!本当に生きた心地がしませんでしたわ!こういうのをヤンデレと言うそうですわ!監禁されないようお気を付けくださいね!どんな目に合わされるかわかったものじゃありませんわ!」
「え?」
「ほら!今も私をこれでもかと睨んでますわ!」
見てくださいと言われてそっと横を見ると、そこには捨て犬のような可愛い顔があって首を傾げた。
イザベラ嬢はディオンのことが嫌い過ぎて、この顔が睨んでいるように見えるんだろうか?
可愛いだけだと思うけど。
「俺にはちょっとわからないな。可愛いと思うけど。まあ人によって見方は違うと思うし、気にしないで」
「大らかすぎですわ、竜王様!前世でもいつもいつも私を適当にあしらって!ちっともお変わりないんですから!」
「それはシャーリーがいつも無理難題を言ってきてたからだし。リューンとの夫婦円満の潤滑剤にされてたってわかっていてのことだったから」
「うぅ…。でもこれは本当ですのに。本当に怖かったんですのよ?」
グスンとイザベラ嬢は泣きそうな顔になるけど、流石にナイフを投げたりはしないと思う。
ディオンはちょっとツガイ狂いの気が強く出ただけじゃないかな?
俺が戻れば多分すぐに落ち着いてくれるはず。
元々優しい性格だし、俺を溺愛してくれているのはわかっているつもりだ。
だからこそ間違っても監禁とかはしてこないだろう。
「そんな事よりシャーリー。いや、イザベラ嬢」
「そんな事?!ちっともそんな事じゃありませんわ!」
『竜王様!ちゃんと聞いてくださいませ!』とシャーリーは言ってくるけど、今から大事な話をするつもりだから、愚痴を聞くのは後でいいだろう。
「愚痴は後で聞くよ。それよりイザベラ嬢、ディオンが俺と一緒に居たいと希望しているんだ。だからその…申し訳ないけど約束を違えることになる。でも彼を殺そうとするのは────」
「しませんわ!」
「え?」
「もう刺そうなんて思っていません。ご安心くださいませ」
即答が返ってきた。
しかもディオンまで何故かこんなことを言ってくる。
「殺しに来たら即返り討ちにしてその場で殺すから、ラスターは気にしなくて大丈夫だ」
「ひいぃ?!聞きましたか?!この男はこういう男なんです!騙されないでください!」
満面の笑みで言い切るディオンとそんなディオンの言葉に悲鳴を上げるシャーリー。
一体この一年で二人の間に何があったんだろう?
本当に謎だ。
和解して軽口が叩けるほど仲良くなったと見ていいんだろうか?
そしてこの場に同席しつつも赤子をその腕に抱いて落ち着いた様子で部屋の隅にいるヴィクターさんも、以前よりもずっと落ち着いて見えた。
やっぱり父親になったからというのが大きいんだろうか?
それともツガイと出会って落ち着いたのかもしれない。
今更だけど、彼がリューンの生まれ変わりだと言われても全くの別人にしか見えなかった。
「ディオン。そんな思ってもないことを口にしてイザベラ嬢を虐めないであげてくれないか?可哀想だろう?」
「本心なのに」
拗ねて抱き着いてくる可愛いツガイに困った顔を向け、優しく頭を撫でると素直に謝ってくれる。
「…すまなかった」
「天変地異が起こりそうなのでそれ以上の謝罪は結構ですわ」
「イザベラ嬢。迷惑をかけてゴメン。それとディオンを手伝ってくれてありがとう。俺からもお礼を言わせてほしい」
「ああ…やっぱり竜王様は素晴らしい人ですわ。そこの男とは大違い。ちょっとはこの素晴らしさを見習ってほしいですわ」
そんなことを口にした途端、ディオンが睨んだようで、彼女は焦ったように締めの言葉を口にし始めた。
「で、ではラスター様。私達は親子三人で新婚旅行を満喫してから帰りますから、ここからはディオン様とお二人で国に帰ってくださいね」
どうやら彼女的に俺達二人が一緒に居るのを完全に容認してくれるようだ。
そのことにホッと胸を撫で下ろす。
「くれぐれも、くれぐれもディオン様の手綱を離さないよう、お願いいたします!その男は冗談抜きで危険人物ですから!」
イザベラ嬢は最後に俺へとしっかり念押しして、俺達二人を送り出してくれた。
あまりにもあっさりと認められて戸惑う気持ちはあるものの、またディオンの側に居れるのが嬉しくて、俺はドアを出てすぐにディオンへと抱き着いた。
「ディオン。勝手かもしれないけど、本当はずっとずっと、ディオンの元に帰りたかった」
「ラスター…」
素直に心情を吐露する俺を優しく抱きしめながらディオンが言う。
「おかえり、ラスター。もう二度と離さないから。もう勝手にいなくならないって、約束…してくれないか?」
その言葉に顔を上げると、俺の大好きな笑みで優しい眼差しを向けられる。
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