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55.婚姻届けと偽サイン
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バドを抱いて、何度も何度もキスをした。
ついこれまでの癖で何度か魔力を送ってしまったけど、バドは俺の魔力に染まりたいと言って嬉しそうにそれも受け入れてくれて、やりどころのないよくわからない気恥ずかしさに見舞われてしまう。
バドめぇぇっ!と何度も身悶えしたのもしょうがないことだろう。
で、朝起きてから改めてバドに昨日の質問の答えを尋ねたら、物凄くサラッと『ああ。お前が俺を好き過ぎて困ってたアレか』なんて言われた。
「はぁあっ?!」
いや、本当に『はぁ?』だ。
いきなり何を言い出したんだろう?
意味がさっぱり分からない。
「何故驚く?」
「いや、俺は愛おしいって感情が溢れた時の言葉を聞いたんだぞ?それがどうして『好き過ぎて困る』に変換されてるんだよ?全然違うだろう?!」
「そうだな。まあ似て非なるものではある」
「そうだよな?全く。本当に教える気はあるのか?」
だから呆れてそう言ったのだけど、返ってきた答えに驚愕してしまった。
「じゃあストレートに答えをやろう。お前はあの時俺に『愛してる』と言いたくなったんだ。不意打ちであんな質問をされた俺の気持ちもちょっとは考えろ。嬉しすぎて死ぬかと思った」
「え……」
それは俺の中では思ってもみなかった答えであり、そんな言葉は俺には無縁のものだと思っていたのに、まさかの『愛してる』に動揺してしまう。
でも確かに言われてみれば合っているような気がしないでもない。
「つまり?」
「お前はマリオン王子じゃなく、俺を好きになってくれたんだ」
「は?!」
突然の言葉に俺は頭が酷く混乱する。
(え?担いでないよな?)
そんなパニック状態の俺に、バドは困った顔になりながら『わからないなら焦らなくてもいい』と言って頭を撫でてくれる。
「ルースがそう言ったことに関して鈍いのは百も承知だ。焦らずゆっくり自覚してくれればそれでいい」
『ちゃんと待ってるから』と優しい目で俺を見てきたバドにドキッと胸が弾む。
なんだろう?
向こうにいた時よりバドに余裕があるように見えるし、心なしか頼りがいのようなものも垣間見えるような…?
これはやっぱり魔素摂取障害が治り魔法が使えるようになって、心に余裕が出たのも大きいんだろうか?
それとも俺より先に恋愛感情を知った故の余裕か?
何にせよ以前のバドとの違いにやっぱりドキドキしてしまう気がして、俺は誤魔化すように目を逸らすことしかできなかった。
(えっと…兎に角ちゃんと比較して落ち着こう)
そうだ、そうしよう。
もう一度初心を思い出してちゃんと考えればいいのだ。
そう思い、一生懸命リオの顔を思い浮かべようと頑張ったものの、何故かすぐにバドの顔が浮かんで上手くいかなかった。
これではまるでバドのことで頭がいっぱいみたいじゃないかと愕然となってしまう。
「ルース」
しかもそんな俺を嬉しそうに見て、抱き寄せてくるからたまらない。
頼むから今はこれ以上意識させないでほしい。
そう思っていたところで唐突にノック音が耳に飛び込んできた。
「失礼致します。王太子殿下。朝のお支度のお手伝いに参りました」
やってきたのは侍女だ。
そして彼女は扉を開ける。
当然だけど俺とバドは裸でベッドの上に居て、その上バドに抱き寄せられながら真っ赤になってた俺はさながらバドに抱かれた側に見えたことだろう。
「ひゃああああっ?!申し訳ございませんっっ!!」
そしてそんな悲鳴を聞いて近くにいただろう者達が何事かとやってきて、最終的に王まで来てしまう。
「こ、これは!バド!婚前交渉に反対はしないが、こういうことはきちんと手順を踏まねば駄目ではないか!」
そう言いつつ王の顔はどこかニヤついている。
(そう言えばバドが昨日言ってたな)
バドは昨夜、ちょっと休憩となった際に、父王が俺とバドを結婚させたいと考えてることについて教えてくれた。
その方がこの国に俺を確実に留め置くことができると考えたかららしい。
魔法で好きにあっちとこっちを行き来できる俺には意味のない行動だけど、そこにまで考えは及んでいないらしく、非常に短絡的だなと思えて仕方がなかった。
(まあいいけど)
それで油断させられるなら願ったり叶ったりだし、ここは話を合わせるに限る。
「ルルナス王子。後程この件についてはじっくりお話させていただきたい」
そう言ってホクホク顔で周囲へと指示を出し、後で呼ばれた部屋へと行くと既に書類は全て整えられていた。
「ルルナス王子とバドが懇ろの仲であるなら話は早い。こちらにサインを頂ければ即婚姻が成り立つので、是非ご記入を」
さあさあと満面の笑みで勧められ、俺は苦笑を隠せない。
本当に強引もいいところだ。
他の召喚されてきた者達はこれまでこんな目に合っていなかったかと少し心配になったくらいだ。
ここは適度に話を合わせて安心させ、自由に行動できるよう約束させてからサインをしようか?
(婚姻届け自体は一応魔法契約書になってるようだけど…この拘束力も雑だな。これならフルネームで書かなかったら全く意味がないじゃないか)
そもそも俺はまだ成人してないし、こちらでは結婚できないはず。
うっかりにも程がある。
王の権限でどうにでもなると思っているんだろうか?
ついでに保険をかけるなら、スペルもミスすればいいだけの話だ。
それだけであっという間に無効になる酷く雑な魔法契約書だった。
「う~ん…まだこちらに来たばかりですし、街を出歩いたりこちらの世界を色々見て回りたかったので、結婚式の準備等で行動制限されたくないのです。すみません」
とは言え一度は断っておくべきだろう。
子供っぽさ全開でこう言っておけば更に警戒されずに済むかもしれない。
「そんなこと、サインしてからいくらでもしてもらえればいい。そうだ!この後バドに街を案内させよう。サインさえもらえれば結婚式の準備も焦る必要はなくゆっくりできるし、のんびり楽しんできてもらって構わない」
二人で楽しく散策してきてくれと国王は満面の笑みでそう言ってきた。
(サインをしたら遊びに行けるぞって?そんな言葉に騙されるって、俺いくつに見られてるんだ?)
10才児でもそんな言葉に頷かないだろうに。
まあいい。
それだけ油断してもらえているということだろう。
「わかりました」
「そうか!ではここにフルネームで名を記してくれ」
「ここですね?」
そして俺はサラサラとスペル違いの名をそこへと記す。
『ルリナス=エリン=サリーヌ』
ルルナス=エレン=サレーヌなんて馬鹿正直に書くことなく、俺はサインを終えた。
そしてバドはというと、こちらも狙ってなのか何なのか、『バド』が『バード』になっててちょっと笑ってしまった。
だって父親である王も全然気づいてないんだ。
(自分の息子のサインくらい覚えとけよ!)
本当に残念な王だなと思えて仕方がない。
とは言えこれで体裁は整い、『ルリナス』と『バード』の結婚は成立したのだった。
ついこれまでの癖で何度か魔力を送ってしまったけど、バドは俺の魔力に染まりたいと言って嬉しそうにそれも受け入れてくれて、やりどころのないよくわからない気恥ずかしさに見舞われてしまう。
バドめぇぇっ!と何度も身悶えしたのもしょうがないことだろう。
で、朝起きてから改めてバドに昨日の質問の答えを尋ねたら、物凄くサラッと『ああ。お前が俺を好き過ぎて困ってたアレか』なんて言われた。
「はぁあっ?!」
いや、本当に『はぁ?』だ。
いきなり何を言い出したんだろう?
意味がさっぱり分からない。
「何故驚く?」
「いや、俺は愛おしいって感情が溢れた時の言葉を聞いたんだぞ?それがどうして『好き過ぎて困る』に変換されてるんだよ?全然違うだろう?!」
「そうだな。まあ似て非なるものではある」
「そうだよな?全く。本当に教える気はあるのか?」
だから呆れてそう言ったのだけど、返ってきた答えに驚愕してしまった。
「じゃあストレートに答えをやろう。お前はあの時俺に『愛してる』と言いたくなったんだ。不意打ちであんな質問をされた俺の気持ちもちょっとは考えろ。嬉しすぎて死ぬかと思った」
「え……」
それは俺の中では思ってもみなかった答えであり、そんな言葉は俺には無縁のものだと思っていたのに、まさかの『愛してる』に動揺してしまう。
でも確かに言われてみれば合っているような気がしないでもない。
「つまり?」
「お前はマリオン王子じゃなく、俺を好きになってくれたんだ」
「は?!」
突然の言葉に俺は頭が酷く混乱する。
(え?担いでないよな?)
そんなパニック状態の俺に、バドは困った顔になりながら『わからないなら焦らなくてもいい』と言って頭を撫でてくれる。
「ルースがそう言ったことに関して鈍いのは百も承知だ。焦らずゆっくり自覚してくれればそれでいい」
『ちゃんと待ってるから』と優しい目で俺を見てきたバドにドキッと胸が弾む。
なんだろう?
向こうにいた時よりバドに余裕があるように見えるし、心なしか頼りがいのようなものも垣間見えるような…?
これはやっぱり魔素摂取障害が治り魔法が使えるようになって、心に余裕が出たのも大きいんだろうか?
それとも俺より先に恋愛感情を知った故の余裕か?
何にせよ以前のバドとの違いにやっぱりドキドキしてしまう気がして、俺は誤魔化すように目を逸らすことしかできなかった。
(えっと…兎に角ちゃんと比較して落ち着こう)
そうだ、そうしよう。
もう一度初心を思い出してちゃんと考えればいいのだ。
そう思い、一生懸命リオの顔を思い浮かべようと頑張ったものの、何故かすぐにバドの顔が浮かんで上手くいかなかった。
これではまるでバドのことで頭がいっぱいみたいじゃないかと愕然となってしまう。
「ルース」
しかもそんな俺を嬉しそうに見て、抱き寄せてくるからたまらない。
頼むから今はこれ以上意識させないでほしい。
そう思っていたところで唐突にノック音が耳に飛び込んできた。
「失礼致します。王太子殿下。朝のお支度のお手伝いに参りました」
やってきたのは侍女だ。
そして彼女は扉を開ける。
当然だけど俺とバドは裸でベッドの上に居て、その上バドに抱き寄せられながら真っ赤になってた俺はさながらバドに抱かれた側に見えたことだろう。
「ひゃああああっ?!申し訳ございませんっっ!!」
そしてそんな悲鳴を聞いて近くにいただろう者達が何事かとやってきて、最終的に王まで来てしまう。
「こ、これは!バド!婚前交渉に反対はしないが、こういうことはきちんと手順を踏まねば駄目ではないか!」
そう言いつつ王の顔はどこかニヤついている。
(そう言えばバドが昨日言ってたな)
バドは昨夜、ちょっと休憩となった際に、父王が俺とバドを結婚させたいと考えてることについて教えてくれた。
その方がこの国に俺を確実に留め置くことができると考えたかららしい。
魔法で好きにあっちとこっちを行き来できる俺には意味のない行動だけど、そこにまで考えは及んでいないらしく、非常に短絡的だなと思えて仕方がなかった。
(まあいいけど)
それで油断させられるなら願ったり叶ったりだし、ここは話を合わせるに限る。
「ルルナス王子。後程この件についてはじっくりお話させていただきたい」
そう言ってホクホク顔で周囲へと指示を出し、後で呼ばれた部屋へと行くと既に書類は全て整えられていた。
「ルルナス王子とバドが懇ろの仲であるなら話は早い。こちらにサインを頂ければ即婚姻が成り立つので、是非ご記入を」
さあさあと満面の笑みで勧められ、俺は苦笑を隠せない。
本当に強引もいいところだ。
他の召喚されてきた者達はこれまでこんな目に合っていなかったかと少し心配になったくらいだ。
ここは適度に話を合わせて安心させ、自由に行動できるよう約束させてからサインをしようか?
(婚姻届け自体は一応魔法契約書になってるようだけど…この拘束力も雑だな。これならフルネームで書かなかったら全く意味がないじゃないか)
そもそも俺はまだ成人してないし、こちらでは結婚できないはず。
うっかりにも程がある。
王の権限でどうにでもなると思っているんだろうか?
ついでに保険をかけるなら、スペルもミスすればいいだけの話だ。
それだけであっという間に無効になる酷く雑な魔法契約書だった。
「う~ん…まだこちらに来たばかりですし、街を出歩いたりこちらの世界を色々見て回りたかったので、結婚式の準備等で行動制限されたくないのです。すみません」
とは言え一度は断っておくべきだろう。
子供っぽさ全開でこう言っておけば更に警戒されずに済むかもしれない。
「そんなこと、サインしてからいくらでもしてもらえればいい。そうだ!この後バドに街を案内させよう。サインさえもらえれば結婚式の準備も焦る必要はなくゆっくりできるし、のんびり楽しんできてもらって構わない」
二人で楽しく散策してきてくれと国王は満面の笑みでそう言ってきた。
(サインをしたら遊びに行けるぞって?そんな言葉に騙されるって、俺いくつに見られてるんだ?)
10才児でもそんな言葉に頷かないだろうに。
まあいい。
それだけ油断してもらえているということだろう。
「わかりました」
「そうか!ではここにフルネームで名を記してくれ」
「ここですね?」
そして俺はサラサラとスペル違いの名をそこへと記す。
『ルリナス=エリン=サリーヌ』
ルルナス=エレン=サレーヌなんて馬鹿正直に書くことなく、俺はサインを終えた。
そしてバドはというと、こちらも狙ってなのか何なのか、『バド』が『バード』になっててちょっと笑ってしまった。
だって父親である王も全然気づいてないんだ。
(自分の息子のサインくらい覚えとけよ!)
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