黒衣の魔道士

オレンジペコ

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第一部 アストラス編~王の落胤~

143.※重なる心

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「それで?逃げるのはやめにしたのか?」

ロックウェルはその日の夜、仕事を終えて部屋に帰ったところでクレイがいるのを確認し、ホッとしながらも一応そう尋ねた。
クレイの事だからまた何か明後日の方向に行ってしまいそうだと思ったからなのだが、今日に限ってそれはないようだ。

「…シュバルツと話して落ち着いたから」

しかもそんな意外な言葉が飛び出てきたので正直驚きを隠せない。
シュバルツがクレイを説得できるとはとてもではないが信じられなかったからだ。

「そっちに行ってもいいか?」

逃げられたくなくて殊更に優しくその言葉を口にすると、クレイは自ら自分の傍へと来てくれた。
どうやら本当に逃げる気はないようで、自分を真っ直ぐに見つめてくれるクレイをそっと抱き寄せる。

「ロックウェル…」
「なんだ?」
「その…結婚の事なんだが……」

とても言い難そうに口にするクレイに取りあえず座ってゆっくり話そうと促し、ソファへと誘った。
逃がさないように腰を抱き、甘やかすように凭れかからせてできるだけ穏やかに言葉を紡ぐ。

「私はお前が望むようにしてやりたいと思っているから、お前の気持ちをちゃんと聞かせてくれないか?」

そうやってクレイの話をそっと促してやると、クレイは言い難そうにしながらも少しずつ気持ちを吐露してくれた。

ずっと一緒に居たいとは思っていること。
けれどレイン家の名を捨てたくはないこと。
同性婚第一号として注目を浴びるのは恥ずかしいし嫌だと言うこと。
けれどシュバルツと話して、将来的になら考えてもいいと思っていることを口にしてくれた。

「トルテッティでは30になったら結婚しなければならないと法律で決められているらしいんだが、アストラスはそういうのがないんだから自由だろうと言われて、それもそうかとちょっと心が軽くなったんだ」

だからゆっくり考えてから結婚するのもいいかもしれないと思ったから、それをちゃんと伝えておこうと思って話しに来たとクレイは言った。
どうやら他国との比較はクレイにとって良い方向に動いたらしい。
これにはシュバルツに感謝の気持ちでいっぱいだ。
ここまで気持ちがほぐれているのなら、今日ドルトと話したことも伝えても大丈夫だろうと思えた。

「クレイ…今日ドルト殿と話したんだが、お前がレイン家にいたと言う話を彼は知っていてな、そう言うことならレイン家が所有する邸を一つ用意するからそこで私と暮らしてはどうだろうかと提案してくれた」
「…え?」

それは寝耳に水の話だったようで、ひどく驚いたような顔をしている。

「ドルト殿は事情もある程度把握しているから、記憶は無理に戻さなくてもいいしお前さえ良ければこの話を是非受けてほしいのだと言っていた」

レイン家に跡取りは他にいないし、寧ろそうしてもらえた方が嬉しいと言っていたと言うと、クレイは何やら複雑そうな表情になってしまう。

「…………」
「お前がレイン家の名を捨てたくないのなら私がロックウェル=レインになってもいいと思っているんだが…それは嫌か?」

口を閉ざしてしまったクレイにそっとそう尋ねると、クレイはフルリと首を振った。

「…そういう問題じゃ…ない」
「…レイン家に戻りたくない…か?」

やはり一度捨てた家に帰るのは抵抗があると言うことなのだろうか?
気持ちはわかるが、名を捨てられないと言うのならこれが一番ベストだと思うのだが…。

「……今更…俺があの家に戻る資格なんてないんだ」

名を捨てられなくてもレイン家に繋がりを持ちたかった。
けれどいざ戻れと言われても複雑なだけだとクレイは泣きそうになりながら絞り出すように言葉を紡ぐ。

「ドルト殿の気持ちは有難いし、…正直嬉しいと思ってしまう気持ちはある。でもそれは記憶がないから好意的にしてくれているだけで、…記憶があったらそんなことは絶対に言ってもらえないってわかっているから…それを思うと胸が痛いんだ…」
「クレイ…」

これはどう言ってやるのが一番いいのだろう?
大丈夫だと言ってやるのは容易いが、クレイの複雑な心境もわかるだけに安易な言葉は返って傷を広げてしまうだけではないのかとさえ思えて仕方がなかった。
けれどそんなクレイにヒュースが口を開いた。

【クレイ様。母君は兎も角、ドルト殿の記憶だけでも一か八かお戻しになられてはいかがです?】

その言葉にクレイが顔を上げてギッとヒュースを睨み付ける。

「できるわけがないだろう?!」

今の夫婦円満な二人がそれでぎこちなくなったらどうするんだとクレイは言い放ったが、ヒュースは敢えてその言葉を口にしたようだった。

【ドルト殿はクレイ様の件を既に把握されているのですから、本人の意向を確認して記憶を戻すか戻さないか判断されるのが一番だと私は思うのですよ。その上で記憶が戻ったドルト殿が同じことを申し出てくれれば、クレイ様のお気持ちも固まるかと……】

そこでやっぱりクレイに同じ提案はできないと言うことになれば潔くレイン家の名を捨てることもできるのではないかとヒュースは告げてくる。
確かにそうなればクレイも気持ち的に踏ん切りもつくことだろう。
けれどその提案に、クレイはどこか傷ついたようにポツリと呟いた。

「ヒュース…お前がそれを言うのか……」

誰よりも昔から自分のそばにいて、事情も全て分かっているのにそんな提案をしてくるなんてと泣きそうになったクレイに、これはまずいのではと思い、何か言わねばと思った。
けれどヒュースは突如いつもの口調に戻り、なんでもないことのように言ったのだ。

【私は今のクレイ様なら受け止められると思って提案したんですがね~】

そんな言葉にクレイがそっと顔を上げる。

【クレイ様が家を出た時に比べ、眷属も使い魔も随分数が増えました。それは即ちクレイ様の御心を理解している味方がそれだけ増えたと言うことでございます】

その言葉にクレイがコクリと頷きを落とす。

【加えて今はご友人も増えましたし、何よりも愛するロックウェル様がどんな時でもしっかりと支えてくださいます】

それに対してクレイがそっとこちらを向いてきたので、ここはヒュースに任せて大丈夫だろうと判断して力強く頷いてやった。

【クレイ様はもうあの頃とは違い大人にもなられました。色々な経験も積んで大きく成長なさっています。ここまで条件が整っていて何を恐れることがあるのです?】
「…………」
【我々が頼りないと言われるのでしたらそう仰って下さい】

そう告げられて、クレイはふるりと首を振った。

「お前達は優秀な俺の眷属だ」
【では他にご不安な点は?】

それは全ての憂いに答えてやると言わんばかりで、ロックウェルも思わずヒュースは本当に頼もしいなと思ってしまうくらいだった。
ここまで言われてはクレイも腹を括らざるを得ない心境になったのだろう。

「…お前は本当に狡い……」

どこか諦めたようにそう口にした。

【これでも私はクレイ様の親代わりと自負しておりますからね。背中を押すのも、泣いてる時にお慰めするのも、もちろんお叱りするのも私の役割と思っております】
「ヒュース…」

そして、大好きだと言いながら目に涙を溜めてクレイがそっとヒュースの身を抱き締める。

【ふふっ…なんだか本当に嫁に出す心境になりますね~】
「ははっ。俺は女じゃないから嫁にはなれないが…。結婚してもお前はずっと一緒にいてくれるんだろう?」
【そうですね。クレイ様は我々がフォローしないとロックウェル様に誤解されてまたすれ違ってしまいそうですしね~】

自分がついていないと結婚した途端邸に軟禁されそうだとまで言われて、クレイはそれはないだろうと笑ったが、ロックウェルとしては笑えない冗談だった。

「ヒュース。結婚してもクレイのことを色々教えてくれ。本当にお前の主は色々ズレすぎていて困る」
【ロックウェル様が望んでくださるならいくらでも】

そうやって微笑みあった二人にクレイは嬉しそうに微笑んで、ゆっくりとその結論を口にした。

「…ヒュース。さっきの話…了承した」
【クレイ様】
「ドルト殿と一度話してみようと思う」

そして、それはクレイにとって大きな一歩へと繋がったのだった。


***


「んっ…ロックウェル…」

昨日逃げた事を謝って、クレイはそっとロックウェルへと身を任せていた。

「ふぁあッ!」

チュッチュッと優しく落とされる口づけに酔わされながら、そのまま甘美な愛撫に溺れさせられる。

「もっ…やぁ…ッ!」

焦らしに焦らされ体がどんどんと熱くなっていき、クレイは灯った熱に翻弄されていた。

「早ッく…ロックウェル…!」
「ダメだ。今日は甘いお仕置きだろう?」
「やぁっ…!焦らさないで…!」

お願いだからと強請ってくるクレイにフッと笑いながら更に快楽の波に溺れさせていく。
ゆっくりゆっくりと挿入してやると歓喜の声を上げるが、動きを止めてやると自ら腰を振って強請ってくるからたまらない。

「ロックウェルッ!も…頼むからメチャクチャにしてくれ…!」
「まだダメだ」

入れたままでクレイの性感帯を次々責めていくと、たまらないとばかりに身悶えて後ろの蕾を締めつけてくる。

「ひっ…ひうぅ…」

ビクビクと体を震わせ涎を垂らして快楽に溺れる姿が、先日玩具で虐めてやった時の乱れっぷりとはまた違って悩ましげに見えて激しくそそられてしまう。
色んな顔を見せてくれるクレイを、もっともっと堪能したかった。

「あっあっあっ…!やぁっ…足りない…足りないぃ…」
「お前は本当に淫乱だな。これじゃあ女じゃもう物足りないんじゃないか?」
「んっ…ロックウェルしかいらないから…いい。もっとしてッ!」

切なげに訴えてくるクレイに口づけながらそれでも緩やかに腰を振って可愛がる。

「はぁ…本当に最高だな」

最初から身体の相性は抜群だったが、自分の持てる技術を全て仕込んだクレイは本当にたまらなく魅力的だ。
普通ここまで仕込めば恥じらいなども飛んでいきそうなものなのだが、クレイは時に恥じらい、時に小悪魔的になり、時に乱れまくる淫乱と化すから目が離せなかった。

「クレイ…今日はお前の事を話してもらったし、明日の朝は私の話も聞いてほしいな…」
「んぅ…はっ…」
「お前には私の事を全部知ってもらいたい」

これまで他の女にそんなことを知らせようなんて思ったことはなかったし、言う必要なんてないと思っていた。
深いところまでわざわざ口にしなくても、好きであればそれでいいと…ずっと思っていた。
それはクレイと付き合ってからもずっと思っていたことだし、その気持ちは変わらないと思っていた。
けれどクレイの話を聞いて、自分も話してみたいなと初めて思った。
クレイの事情に比べたら大したことのない話ではあると思うのだが、満たされぬ思いを満たしてくれたクレイに感謝したい気持ちが大きくて…それを伝えたいと思ったのだ。

「クレイ…愛してる」
「あぁっ!はぁ…ロックウェル!もっと愛して…!」

これ以上愛せないほど愛しているのにと思わず苦笑しながら、そろそろ焦らすのはやめにしてやるかと思い直す。

「クレイ。約束通り一生可愛がってやるからな」
「んっんっ…嬉しい…」

蕩けるように幸せそうな表情を堪能して、そこからはクレイが望むままに激しく突き上げ求められるままに奥まで与えてやった。

「ああっ!そこッ!最高に気持ちいいッ!」
「ほら、もっともっと好きなだけ突いてやる!」
「あっあんんッ!凄いぃ…ッ!もっと欲しい…!はぁあッ!やっ、も、イク────!!」

身を震わせ絶頂に飛ぶ恋人をしっかりと抱き締めながら眠れる幸せを噛みしめてそっとクレイの髪を撫でた。

「クレイ…」

捕まえた────。


***


朝起きて一緒にシャワーを浴びた後、ロックウェルは昨夜言っていたように自分の事をクレイへと話した。

主にはグロリアス家でのことだ。
魔力の高さなど関係なく身内内で格差はあり、自分はそこで認めてもらえなかったこと。
家を飛び出してからファル達と出会いそこから人脈作りに励み王宮魔道士を目指して、実力で魔道士長の座を掴んで実家を見返したこと。
そういった事を全て話したところでクレイはなるほどなと感慨深げに頷いた。

「俺は王宮から距離を置きたかったし自由でいたいと思っていたから、お前が何を好き好んで王宮魔道士になったのかわからなかったんだが…こうやって教えてもらって納得がいった」

自分を認めてもらいたかったんだなと言われて、そうだと思った。
実家で認めてもらえなかった分、目に見える形で皆に自分を認めてほしいと願っていたのだ。
だから自分とは全く違う考え方のクレイに腹が立ったし、そんなクレイにも自分を認めてほしいと浅ましく思ってしまった。
魔力も実力も高いクレイに認めてほしいと強く思いながら、どこか遠くにいるクレイにもどかしさを覚え、いつしか不満の種を抱えてしまっていた。
満たされない思いはどんどんと降り積もり、女遊びで満たそうと思ってもとても満たされるものではなかった。

「結果的にお前が私をずっと目で追っていたように、私も心の中でお前をずっと求めていた…と言うことなんだろうな」

最初は恋という感情ではなかったかもしれないが、それは確かに恋の種のようなもので、それが芽吹いて今こうして恋人同士へと繋がったのだと思うと何とも不思議な気持ちでいっぱいだった。

「そ…っ」

クレイにとっても今の言葉は思わぬセリフだったのか目に見えて真っ赤になって俯いてしまったが、そんな姿に苦笑が漏れる。

「さて可愛いお前をもっと見ていたいところだが、そろそろ行くか」

そう言ってバサッとマントを羽織るとクレイも一緒に立ち上がった。

「ロックウェル…俺はずっとお前はかっこよくて凄い奴だって…思っていたぞ?」

そして突如、普段そんなことを言ってくれないクレイがおずおずとそんなことを言ってくるから思わず破顔してしまう。

「熱烈だな。できれば外でも恥ずかしがらずに私とイチャイチャしてくれたらもっと嬉しいんだが?」
「…?!できるわけがないだろう?!」

恥ずかしいと言い放ってくるが、それでも最近は甘い空気をさりげなく漂わせる方向に持っていけているように思う。
やはりここは自分次第と言うことなのだろうか?

(やりがいがあるな)

本当にクレイといると楽しくて仕方がない。

「まあいい。その代わり、アイリス達が来る王宮魔道士の選定試験の時はお前にとある件を依頼したいからよろしく頼む」
「仕事か?」
「まあそんなところだ」

久しぶりにクレイと組んで仕事がしたいと言う気持ちは確かにあった。
恐らくクレイは引き受けてくれることだろう。
けれど取りあえずは今日は先にドルトの所へ行って結婚の件に片をつけるのが先だ。

「クレイ…行くぞ」

自然に手を差し伸べるとそっとその手を取ってもらえる。
これ一つでも、付き合い当初は無視か振り払われるかのどちらかだったけれど…。

「なんだ?」

フッと笑っていると不思議そうに見返してくるクレイの姿がどこまでも愛おしい。
どうしようもなく手の掛かる不器用な自分だけの黒衣の魔道士。
そんな彼を手に入れて、これ以上ないほど満たされながらそっとその言葉を口にする。

「クレイ…愛してる」
「……お前は本当に口を開けば口説き文句なんだから」
「お前には言われたくないぞ?」
「…仕方がないだろう?手本がお前なんだから」

それは確かに言い得て妙だった。

「ははっ…!確かに」

そうして二人で仲良くドルトの元へと足を向ける。
それはなんだか結婚の挨拶に向かうかのようで昨日とはまた違った緊張感があったが、二人でいられる幸せを噛みしめながらロックウェルはそっと自然にクレイの腰を引き寄せた。


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