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Prologue
盗賊団 財宝発掘 3
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作者は久し振りの風邪でダウンしてます(現在進行形)
ごめんなさい…。
―――――
「鍵足ってのはな、鍵をぶら下げてるからって意味もあるけどよ…それだけじゃねぇんだ」
ゆっくりと前に出たダイナーさんは、背中を曲げたり伸ばしたり、まるで柔軟運動をするみたいに動きながら喋り出した。
チャルチュさんは石畳の一箇所に光苔を撒いて、何かの目印を作った。
義父さんは腰に挿している剣を握って、何かに備えているみたいだった。
僕とヤルタさんだけが、状況に付いて行けなかった。
その場に居るのに、これから何が起こるのか分かっていない、その場に満ちた緊張感が何を意味するのか分からない、ただ何かが起ころうと、ダイナーさんが何かをしようとしている事だけは伝わって来た。
「結局の所、古くなった限ってのは開かない事もあるんだよ、俺は指先が器用だから基本的にゃどんな鍵も開けられるが、鍵として機能していない物を開けるのだけは無理だん」
チャルチュさんが僕と同じ位置まで下がってきて、義父さんが僕より一歩前に出た。
ダイナーさんが動き出した事で、この 財宝発掘の目的地に着いた事は分かっていたけれど、チャルチュさんもダイナーさんも、何を根拠にしてそこが目的地だと分かったのか、僕には分からなかった。
「だからな、どんな扉でも開けられるのが俺で…鍵が掛かっているなら、はたまた鍵が無いって言うのなんら」
ダイナーさんは言葉を並べながら、暗闇の中に何かを弾いた。金属製の何か、チャルチュさんが後から教えてくれたけれど、それは鍵。
何処かで手に入れて、何処かで使って、もう使う事は無くなったけれどダイナーさんが足に付けている鍵の一つなんだとか。
「無理やりこじ開けるのが、俺の役目だん!!」
ダイナーさんはその鍵を踏むように、地面とは垂直に鍵を突き刺すみたいに靴底で踏んで叩きつけた。
靴底全体で踏みつけるのではなく。鍵の先端を地面に叩きつける事で一箇所に力を集中させる物となり、結果として、床は粉々に砕けて見事にその先の空間を晒す形になった。
衝撃が埃を巻き上げて、向こう側を見えなくしてしまう。
そしてその内側から、何かが這いだして来る。
「とはいえ戦闘は苦手なんでな、レイシュール、後は任せたんよ」
そのまま横に移動して、場所を明け渡したダイナーさんは笑顔を伴って義父さんの肩を押した。
「グレータースケルトンだっけ?また相性が良いのが出て来たね…やっちゃえ首領」
チャルチュさんも何の心配もしていない、傍から義父さんを見守る形だ。
ゆっくりと動き出した義父さんは、手に握った剣を二度、三度振るうと静かに口を開いた。
「まぁ、心配せずに見ていろユーマ、お前の義父は…強いぞ」
砕けた破片を乗り越えて、真っ直ぐに剣先をグレータースケルトンと呼ばれた人骨の化物へと向けた。本来の骨とは明らかに構造が変わり、所々が出っ張ったソイツを相手に、義父さんは容赦無く踏み込み、躊躇なく袈裟切りにした。
ほんの一瞬、白銀の剣と骨が触れた瞬間に弾かれる様な音がしたけれど、決して剣から手を放さずに、それどころか更に握り込んで雄叫びと共に義父さんはグレータースケルトンの身体を断ち切った。
あのグレータースケルトンも元々は人だったのかと考えると、少しだけ…少しだけ可哀想に思うんだ。
だけど、義父さんはグレータースケルトンを倒した後に剣で十字を描いてから鞘に納めていた。
きっと戦いの場では感傷に浸る事は危険な事なんだ。だから物語とかでは敵と認識した相手を殺そうが、何とも思わない人が多い。
だけど、僕たちだって生きているから、生きている相手を殺して何も感じないわけが無い…義父さんなりに、死を弔っているのかな…。
「ここからは私が先行する…チャルチュもダイナーも戦闘に移れる様にしておけ…」
崩れ落ちて、階段の正面にグレータースケルトンの頭蓋骨が転がった。
言葉も無く。一つの行動も起こせずに死後の生を終えたグレータースケルトンは、何の為に存在していたのだろうか、彼はここを守る為に存在していたのなら…僕達はその生を背負って生きていかなきゃいけないと思うんだ。
誰にも告げずに覚えておこう。
ここにグレータースケルトンや、スケルトンという存在が居た事を…。
「片付きました!」
ヤルタさんが声を上げて、瓦礫の片付けが終わった事を教えてくれた。
階段を下りて先へ先へ、先程よりも暗い道を、義父さんとチャルチュさんがランタンの明かりを頼りに進んでいく。
「城の地下…その更に地下、あるのは牢屋か宝物庫だろうな…」
チャルチュさんの言葉に不思議な感覚が胸の内から沸き上がって来た。
歩きながら近付いて来ている目的地、そこに辿り着くまでに掛かった時間は2時間程、歩いて、歩いて、学んで、戦って、あまり大きな事件は無かったけれど、探索というのはきっとこういう小さな事をコツコツとして行く事をいうのかな。
「まぁ、ここは街からも程近い…ダイナーは壊したがあの板だって動かす事が出来て遥か昔に探索されていたという結末だって予想出来る…期待は程々にだぞ、ユーマ」
先程、スケルトンも、グレータースケルトンも一振りで倒して見せた義父さんは平静の中で僕の頭を撫でてくれた。
戦いの後は興奮して―――なんて描写が多く小説の中で書かれていたから、僕はてっきり義父さんも興奮しているのかなと思っていたけれどそんな事は無いみたいだ。
どちらかといえば先程の義父さんの戦いは、一瞬で終わらせる…身体が芯から冷たくなる様な一瞬の出来事だった。
「何かあったらユーマに贈る気満々なの、見え透いてるんぜ」
「ほんとほんと、さっきグレータースケルトン倒した後だっていつもならすぐに行動に移るのに変な余韻残してたし、意識してるの丸わかりだよな」
義父さんは、僕を意識して戦ってくれていたのかな…。
もしもそうなら、嬉しいな。
誰かに意識される事は、凄く実感しにくい事だから、言葉にして貰わないと気付く事も出来ない僕は今の言葉が本当なら…此処に生きているんだって実感が沸くから。
「ごほん…まぁ、外れてもいないが、ユーマ…何かが見つかれば贈ろうと思っているが…良いか?」
「義父さん…はい!」
こんなに期待していたけれど、結局見つかったのは凄く古い朽ちた剣だった。
これは僕の人生であって、劇的な奇跡が起きる様なサクセスストーリーじゃないから、なんだか丁度良い感じもした。
義父さんはもしかしたら業物かもしれないと色々な所に持って行ってくれたけど損な事は無くて。
…だけど、僕にとっては大切な宝物が増えた。時間も経験も物としても、宝物が増えたんだ。
そんな一日だった。
そして、それはきっとこれからも…。
ごめんなさい…。
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「鍵足ってのはな、鍵をぶら下げてるからって意味もあるけどよ…それだけじゃねぇんだ」
ゆっくりと前に出たダイナーさんは、背中を曲げたり伸ばしたり、まるで柔軟運動をするみたいに動きながら喋り出した。
チャルチュさんは石畳の一箇所に光苔を撒いて、何かの目印を作った。
義父さんは腰に挿している剣を握って、何かに備えているみたいだった。
僕とヤルタさんだけが、状況に付いて行けなかった。
その場に居るのに、これから何が起こるのか分かっていない、その場に満ちた緊張感が何を意味するのか分からない、ただ何かが起ころうと、ダイナーさんが何かをしようとしている事だけは伝わって来た。
「結局の所、古くなった限ってのは開かない事もあるんだよ、俺は指先が器用だから基本的にゃどんな鍵も開けられるが、鍵として機能していない物を開けるのだけは無理だん」
チャルチュさんが僕と同じ位置まで下がってきて、義父さんが僕より一歩前に出た。
ダイナーさんが動き出した事で、この 財宝発掘の目的地に着いた事は分かっていたけれど、チャルチュさんもダイナーさんも、何を根拠にしてそこが目的地だと分かったのか、僕には分からなかった。
「だからな、どんな扉でも開けられるのが俺で…鍵が掛かっているなら、はたまた鍵が無いって言うのなんら」
ダイナーさんは言葉を並べながら、暗闇の中に何かを弾いた。金属製の何か、チャルチュさんが後から教えてくれたけれど、それは鍵。
何処かで手に入れて、何処かで使って、もう使う事は無くなったけれどダイナーさんが足に付けている鍵の一つなんだとか。
「無理やりこじ開けるのが、俺の役目だん!!」
ダイナーさんはその鍵を踏むように、地面とは垂直に鍵を突き刺すみたいに靴底で踏んで叩きつけた。
靴底全体で踏みつけるのではなく。鍵の先端を地面に叩きつける事で一箇所に力を集中させる物となり、結果として、床は粉々に砕けて見事にその先の空間を晒す形になった。
衝撃が埃を巻き上げて、向こう側を見えなくしてしまう。
そしてその内側から、何かが這いだして来る。
「とはいえ戦闘は苦手なんでな、レイシュール、後は任せたんよ」
そのまま横に移動して、場所を明け渡したダイナーさんは笑顔を伴って義父さんの肩を押した。
「グレータースケルトンだっけ?また相性が良いのが出て来たね…やっちゃえ首領」
チャルチュさんも何の心配もしていない、傍から義父さんを見守る形だ。
ゆっくりと動き出した義父さんは、手に握った剣を二度、三度振るうと静かに口を開いた。
「まぁ、心配せずに見ていろユーマ、お前の義父は…強いぞ」
砕けた破片を乗り越えて、真っ直ぐに剣先をグレータースケルトンと呼ばれた人骨の化物へと向けた。本来の骨とは明らかに構造が変わり、所々が出っ張ったソイツを相手に、義父さんは容赦無く踏み込み、躊躇なく袈裟切りにした。
ほんの一瞬、白銀の剣と骨が触れた瞬間に弾かれる様な音がしたけれど、決して剣から手を放さずに、それどころか更に握り込んで雄叫びと共に義父さんはグレータースケルトンの身体を断ち切った。
あのグレータースケルトンも元々は人だったのかと考えると、少しだけ…少しだけ可哀想に思うんだ。
だけど、義父さんはグレータースケルトンを倒した後に剣で十字を描いてから鞘に納めていた。
きっと戦いの場では感傷に浸る事は危険な事なんだ。だから物語とかでは敵と認識した相手を殺そうが、何とも思わない人が多い。
だけど、僕たちだって生きているから、生きている相手を殺して何も感じないわけが無い…義父さんなりに、死を弔っているのかな…。
「ここからは私が先行する…チャルチュもダイナーも戦闘に移れる様にしておけ…」
崩れ落ちて、階段の正面にグレータースケルトンの頭蓋骨が転がった。
言葉も無く。一つの行動も起こせずに死後の生を終えたグレータースケルトンは、何の為に存在していたのだろうか、彼はここを守る為に存在していたのなら…僕達はその生を背負って生きていかなきゃいけないと思うんだ。
誰にも告げずに覚えておこう。
ここにグレータースケルトンや、スケルトンという存在が居た事を…。
「片付きました!」
ヤルタさんが声を上げて、瓦礫の片付けが終わった事を教えてくれた。
階段を下りて先へ先へ、先程よりも暗い道を、義父さんとチャルチュさんがランタンの明かりを頼りに進んでいく。
「城の地下…その更に地下、あるのは牢屋か宝物庫だろうな…」
チャルチュさんの言葉に不思議な感覚が胸の内から沸き上がって来た。
歩きながら近付いて来ている目的地、そこに辿り着くまでに掛かった時間は2時間程、歩いて、歩いて、学んで、戦って、あまり大きな事件は無かったけれど、探索というのはきっとこういう小さな事をコツコツとして行く事をいうのかな。
「まぁ、ここは街からも程近い…ダイナーは壊したがあの板だって動かす事が出来て遥か昔に探索されていたという結末だって予想出来る…期待は程々にだぞ、ユーマ」
先程、スケルトンも、グレータースケルトンも一振りで倒して見せた義父さんは平静の中で僕の頭を撫でてくれた。
戦いの後は興奮して―――なんて描写が多く小説の中で書かれていたから、僕はてっきり義父さんも興奮しているのかなと思っていたけれどそんな事は無いみたいだ。
どちらかといえば先程の義父さんの戦いは、一瞬で終わらせる…身体が芯から冷たくなる様な一瞬の出来事だった。
「何かあったらユーマに贈る気満々なの、見え透いてるんぜ」
「ほんとほんと、さっきグレータースケルトン倒した後だっていつもならすぐに行動に移るのに変な余韻残してたし、意識してるの丸わかりだよな」
義父さんは、僕を意識して戦ってくれていたのかな…。
もしもそうなら、嬉しいな。
誰かに意識される事は、凄く実感しにくい事だから、言葉にして貰わないと気付く事も出来ない僕は今の言葉が本当なら…此処に生きているんだって実感が沸くから。
「ごほん…まぁ、外れてもいないが、ユーマ…何かが見つかれば贈ろうと思っているが…良いか?」
「義父さん…はい!」
こんなに期待していたけれど、結局見つかったのは凄く古い朽ちた剣だった。
これは僕の人生であって、劇的な奇跡が起きる様なサクセスストーリーじゃないから、なんだか丁度良い感じもした。
義父さんはもしかしたら業物かもしれないと色々な所に持って行ってくれたけど損な事は無くて。
…だけど、僕にとっては大切な宝物が増えた。時間も経験も物としても、宝物が増えたんだ。
そんな一日だった。
そして、それはきっとこれからも…。
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