幽霊だらけの古代都市!発達した呪術国家で、破滅的な未来なんて蹴り飛ばせっ! 幽霊たちと一緒に、ワクワクしながら元気に走り回るっっ!!!

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第七章 鬼退治とお泊りパーティー

第68話 ユメ!

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 別の道に入り、マツリは目的の建物めがけて走っていった。 ……えーっと、この辺だったか? 周りの景色を確認しながら、一つの建物へと入っていく。

 その建物はひどく簡単な建物で、中には何もなかった。 がらんとした部屋が、ただ一つあるだけだ。 それに加えて、なぜか人が誰もいない。

「……あ?」

 マツリがきょとんとした顔で、立ち止まる。 なんだ、ここに呼びつけたやつがいるんじゃなかったのか?
 マツリは顔をしかめてきょろきょろと辺りを見回していると、突然、どこからか声が聞こえた。

「……来ましたか?」

 女の声だ。 響きの感じからして、この部屋の中ではない。 向こうの壁の奥の、建物の外から聞こえているみたいだ。
 ……なんで、建物の外にいるんだ? 来ましたかって、なんだよ。 顔みせろ、オラァっ!
 マツリはキレながら、壁に向かってズカズカと歩きだした。 すぐにまた声が聞こえる。

「待って! ……そこで、聞いて」

 顔をしかめて、マツリは立ち止まる。 そこで聞いてって何だよ。 そんなに、顔を見られたくねえのか?
 ……なんか、怪しいことでもやってんじゃねえか。
 憶え屋は、口座の中で書き込むときに本名を書く必要はない。 例えば俺が街のおさの口座に入って、『長へ。 もっと街を面白くしないと議会を爆破します。 小春』とか書いても、通用するしな。
 実際そんな風に、匿名とくめいで好き放題やってるやつらもいると聞くし。
 ……え? 俺も匿名でヤベえことやってんじゃねえかって? やってるに決まってんだろ、俺を誰だと思ってんだ、この野郎。

「……なんすか?」

 マツリはむすっとしたまま立ち止まり、用件を聞く。 壁の向こうの声が、答えた。

「……ソラさんが作った個室を、開いてもらっていいですか?」

 ソラ……? どうやらこの人は、個室を作ってソラと話しているらしい。 壁の向こうの女の人は、ソラの知り合いなんだろうか。
 200年前の友達のマツリは、当然知っている人の可能性がある。 しかしマツリは無関心のようだ、表情を変えずに淡々たんたんと仕事をこなしていく。
 どうやらこの『個室』には、入るためのパスワードが設定されていたみたいだ。

「合言葉は?」
「セイシンカイケバ」

 『精神科行けば?』……。 随分ずいぶんキツい言葉をパスワードとして設定していたみたいだ。
 ソラは、そんなにキツい言葉を言うような性格なんだろうか。 通信している相手は、本当にソラなんだろうか? どちらかと言えば、チャラい感じの女の子の姿が見え隠れするのは、気のせいだろうか。
 マツリは憶え屋の職員として、憶えている内容を話し始めた。

「はい。 ……『個室、作ったべ。 いくらでも話していいよ、真面目に聞くかは分かんないけど』」

 ソラの話し方に、やはりチャラい感じの女の子のしゃべり方が混ざったように聞こえるが、一体どういうことなんだろう。 なりすましでなければいいのだが。
 チャラい感じのソラ(?)はどうやら個室を作って、人生相談でもやろうとしているらしい。 壁の向こうの人が、話したい悩みがあるようだ。
 一呼吸ひとこきゅうおいて、壁の向こうの女の声は、苦しそうに話し始めた。

「……私、ずっとイライラするの。 私は霊なんだけど、物にさわれないから、とかじゃなくて……」

 壁の向こうには、一人の女の子がいた。 ちょっとボサボサで、深い緑色の髪の毛が印象的だ。
 気だるげな表情を浮かべていて、とても突飛とっぴなことを考えそうな子には見えない。

「いつも、何かに縛られてる気がして……。 社会とか、そんなんじゃなくて……この体が、邪魔だと思ってしまう」

 女の子は、思いがあふれるようにして話していた。 壁に手をつけて、頭をれて苦しそうに話している。
 ……こんな感覚は、昔にもあった。 私が生きていたのは、大昔だけど……。 あの何もなかった時代でも……ぼんやりと生きていたけど、ずっと感じていた。

 みんなは夢は夢だというけど、私はそうは思わない。 私には、この世界のほうが縛られているようにしか見えないんだ。
 この世界は、あまりに不自由だ。
 街は地面にぺったりといつくばるように広がっていて、人は空へは行けない。 昨日には行けないし、未来にも行けない。 ここにいるなら、向こうにはいられない。 生きているなら、死んでいられない。
 この体を1つにまとめて、地面に縛り付ける強固きょうこなヒモがあるみたいで……。 ひどくこじんまりしていて、広がりのなさに息苦しくなる。

「……私は霊だから、例えば書き留めたいときに、すぐにそれが出来なかったり、覚えが悪いから、そういうのも、あるのかもしれないけど」

 この街に来て、最初は景色が広がったようだった。 数百年も先の未来になってて、街は発展してて、建物が立ち並んでいて……。
 初めてその光景を見た時、息をのむほど嬉しかったのを覚えている。
 幽霊は空を飛べると聞いて、食べ物を食べなくても生きていけるって聞いて、最初はすごくワクワクした。 これでやっと自由になれる! って……。

 だけど私は不器用だから、『まぼろし』の物も満足に作り出せなかったし、空も飛べなかった。
 おまけに物覚えも悪いから、せっかく文字も憶えたのに、紙にも触れなくてメモが出来ないし。 幽霊だから物を触れないことにイライラしだして……。

 ……でも、それはあんまり関係ないような気もする。 街には空を飛べる人なんていくらでもいるけど、全然楽しそうじゃない。
 壁をすり抜けたり、空を飛んだり……。
 私ももし飛べたとしても、そんなに楽しくないんだろう。

 ……なんでだろう? 死ぬことから解放されて、物理法則からも解放されて……。
 幽霊なら自由でいられるかもって思ったけど、全然そうじゃない。

「……なぜか、生の体にまだ縛られてる気がするような……、本当はもっと自由でいられるはずなのに、そうなってないっていうか……」

 夢見酒ゆめみざけ……。 夢と現実が混ざって、すべてが自由でいられる世界になるお酒。
 せめてそんなのがあれば、楽になれるのに。 混沌こんとんの中に乱れていって、ぐちゃぐちゃになって、楽になれるのに……。

 女の子はそこまで言って、ふと人の気配がして言葉を切った。
 振り向くと、見知った姿が目の前にあった。

「あら、ユメ」

 小春がきょとんとした顔で、こっちを見ていた。 壁を通り抜けて、上半身だけこっちにいるようだ。 奥には雨子もいて、同じようにこっちを不思議そうな顔で見つめている。
 一瞬、静寂せいじゃくが流れた。 お互いに、ただ黙って見つめ合っているだけになる。
 ユメは無言でその場を立ち去り始めた。 くるっと身をひるがえして、壁から離れて歩きだす。

「え、ちょっと! ごめん、聞こえなかった。 何? ……『生の体に縛られてる』??」

 するっと壁を抜けながら、小春は追いかけていく。 雨子も同じようにして後を追った。

「ユメ! ねえ、もう一回、最初から言ってくれる?」

 ユメはスタスタと足を動かして、歩くのをやめない。 ちょっと、ユメっ! 待ちなさーいっっ!! さっき、なんて言った? 自由が……あぁ、よく分かんなくなってきたわね。 私の記憶力、どうなってんのっ!!! イェーーイッッ!! フゥゥゥッッッ!!!!!!www
 小春は大声で呼び止めながら、歩くユメの目の前に立ちふさがっていった。

「ユメっ! ……なんだっけ、自由が? 生? ……ごめん、私ちょっと記憶力悪くてさw あぁ、あんたもだっけ?」

 適当にペラペラと喋っていると、後に追いついてきた雨子が、訂正ていせいを入れながら会話に入ってきた。

「いや、違うよ。 『生の体に、まだ縛られてる気がする……本当はもっと自由でいられるはずなのに、そうなってない』……だよ」

 あんた、相変わらず記憶力いいわねえ。 感心するわ。 ……で、それってどういうこと?

「生の体って、なに? ……あんた、もう死んでんじゃない」

 雨子が、またもや軽い調子で訂正を入れていく。

「いや、これは『例え』ってやつでしょ。 縛られる……地面にってこと? じゃあ、飛行訓練でもすれば?」

 そういって雨子は腕を伸ばして、飛行機みたいな真似をする。 ブーンww イェェイッッッ!!!
 馬鹿にしてるように見えるが、雨子はいつもこんなノリだから、悪気わるぎはないのだ。
 ユメは気が抜けたようだ、ため息をついてこっちを見つめてくる。

「なんで、2人、いるの?」
「なんか、マツリくんのかっこいい背中が見えて……」

 雨子が、また軽いノリで適当なことを言い始める。 それを無視して小春が説明した。

「だってマツリが、一人で壁に向かって話してんだもん。 あら、どうしたのかなって。 ……あ! これって、ひょっとして、憶え屋の仕事?」

 小春はようやく気づいたようだ、振り返ってマツリに聞く。
 マツリも壁を抜けて、こっちに来ていた。 適当にぺちゃくちゃ喋る小春たちの後ろに立って、アホを見る目で見ている。
 雨子も理解したように声を上げた。

「そういうことか!  あ、じゃあ、私たちが聞いちゃダメじゃん。 ごめん、ユメ!」

 2人は、全然状況が分かってなかったみたいだ。
 道を歩いていたら、何もない部屋で一人で壁に向かっているマツリが見えた。 壁の奥には、悩みをぶちまけてるユメがいた……。 確かに考えてみれば、この状況は分かりにくいかもしれない。
 しかし、小春はまだ釈然しゃくぜんとしない感じだ。

「あぁ、そういうこと……」

 納得の言葉を呟きつつ、ぼうっとユメの顔を見つめる。 ……聞いちゃダメ? なんで? よく分かんないけどその悩みって、隠すようなものなの?

「……でも、悩みがあるんだったら、私に相談しなさいよ」

 すぐさま横から雨子がツッコんでくる。

「いや、小春に相談したって、さっきみたいに、分かんないってなるだけじゃん」
「あ、そっか」

 いよいよ言うことが無くなって、小春は黙り込む。 ……まあ、そうねえ。 生きてるとか死んでるとか、ぶっちゃけ私もよく分かんないし。 幽霊だと思ってこの街で生活してるけど、たまに自分が死んでるって忘れてんのよね。 ヤバいわよ、今度第3病院にでも行っときましょう。
 適当なことを考える小春の前で、ユメは黙ってうつむいている。 相談しても笑われて終わりだと、ユメも思っていたのかもしれない。
 誰も何も言えなくなって沈黙が続いていると、後ろで見ていたマツリがおもむろに口を開いた。

「まあ、俺は分かるけどな」
「え、うそ」

 小春が瞬時しゅんじに、否定する。 あんたにユメの気持ちが分かるって? やあねえ、そんなわけないでしょ。 ははっ!w
 マツリは顔をしかめて、言い返してきた。

うそじゃねえよ。 要は、色々ムカつくってことだろ?」
「え? そういうことなの?」

 今度は雨子が、疑問を呈していく。
 色々ムカつく? ……マツリくんは、社会の色んな事に不満を持っているだけだと思うけど。 『おさのババアがムカつくぜ!』『創始者アキカゼえらそうじゃねえかよ、おらあっ!』……そんな感じじゃないの? それとはちょっと違う気がするけど……。
 でもマツリは自信満々だ。

「間違ってねえだろ。 俺も色々ムカついてるぜ、いっつもな」
「何に?」

 小春が聞いてみる。 マツリは面倒くさそうに、あしらうように答えた。

「色々だよ」
「だから、その『色々』って何よ」
「お前らには、分かんねーことがあるんだよ」

 マツリはだるそうに、見下すように言う。 むっきーっ!!! 久しぶりだわ、この感覚。 あんた、相変わらずイラつくわねえ。

「あんた、馬鹿にしてるでしょ。 私たちのこと」
「……いや、私は分かるよ」

 割って入るように、雨子がいきなり真面目な声を出した。 え?! 雨子、あんたにもユメの気持ちが分かるの?!

「ほんと?!」
「……うーん、やっぱ分かんないかもw」

 雨子は適当に笑い始め、へにゃへにゃした顔になる。 どっちなのよ。 私と一緒にされたくなかったってこと? あなた、失礼ねえ。
 2人がごちゃごちゃ話していると、突然マツリがぼそっと言った。

「……お前、ユメか?」

 名前を確認するように、ユメの顔を見ながら聞く。 考えるようにあごに手を当てて、何かを思い出しているような感じだ。
 ユメは、気だるげに視線を返した。

「……何?」
「憶え屋の口座の中で、最近色んなところにいるやつか。 ……ん? お前、憶え屋作ったやつじゃないのか?」
「……そうだけど」

 憶え屋……。 色んなところにいる? ……何の話?
 2人の会話を聞きながら、小春はきょとんとしている。 憶え屋の中でユメが、色んな口座で出没しゅつぼつして書き込んでるの? そうだっけ、わたし関心ないから知らないんだけど。

「色んなところで見るの?」
「うん、結構見るよ」

 雨子は知っていたみたいだ、頷いて答える。
 憶え屋に入り浸り、あちこちで妄言もうげんをばらいていたのは、ユメだったみたいだ。
 『店』の掲示板で、夢見酒について質問して、ナツミに馬鹿にするように笑われていた……。 あの人もユメだったんだろう。
 最近は書き込みが増えて、ひどくなっていたというから、かなり苦しんでいたのかもしれない。 我慢も限界にきて、ソラ(?)に相談したというところだろうか。
 雨子が知っているのは、本名で書き込みをしているからだろう。 都市伝説を探すメンバーなどには、行動は筒抜つつぬけなのかもしれない。

「あそこでも、なんか変なこと言うだけ言って、出ていかなかったか?」

 マツリが唐突とうとつに、よく分からない話を始めた。 ……あそこ? 小春は眉をひそめる。

「……何? あそこって」

 変なこと言うって、なによ。 ユメはいつも変なこと言ってるでしょ。 良いじゃない、そのままで。
 ユメは何の話か分かっているみたいだ、マツリを見つめたまま、じっと聞いている。 どうやら2人の間にだけ、共通の話題があるらしい。

「とりあえず、お前、こっちに参加しねえか。 そのイライラ、ぶつけてもいいからよw」

 マツリは2人にしか分からない話を続けながら、悪戯小僧いたずらこぞうのようにニヤッと笑う。 ……何? この仲間外れ感。

「……何? ……何の話、してんの?」

 2人を交互に見ながら、小春が聞くが、誰も答えない。
 ユメは俯いて、考えるようにじっとしている。 やはり話の内容は把握はあくしているみたいだ。 やがて顔を上げて、よく分からない何かを了承するように頷いた。

「分かった。 ……変な奴だね、君」

 あ”ーーっっっ!!! なんなのよっ!! この置いてけぼり感……。 ヤバいわね、イライラ通り越してむしゃくしゃしてくるわ。 ユメは含み笑いみたいな気味の悪い顔だし、マツリもニヤニヤしてるし……。
 2人は気持ちが通じ合ったように頷いて、分かれて歩き始めた。 互いにくるっと背を向け合って、スタイリッシュに格好つけて歩きだしている。 なにこの、ちょっとしたバディ感。

「え、何? 何なの。 ねえ、ユメ、何の話? ……ってちょっと! あんたたち、こっち見なさいよっ!!」
「あ、そうだ、ユメ!」

 雨子が思い出したように、ユメを呼び止めた。

「今日の夜、憶え屋に入りたいんだけど、いい? ……ほら、夜にしか入れない部屋に、入りたくてさ」

 許可を取るのを、うっかり忘れそうになってた。 ここ数時間、ユメを探しても見つからなかったのを思い出す。
 そらを見上げて考えていたユメは、やがて頷いた。

「……じゃあ、私もついていくけど、いい?」

 小春は待ってましたと言うように、元気にぱちんと手を叩いた。 さっきの話はどうでもよくなったみたいだ、もういつもの調子に戻っている。

「いいわよ! じゃ、後で集合ね」
「……あ! それと、その後みんなでおとまり会するから。 ユメも、来て!」

 ついでに雨子が、お泊りパーティーに誘っていく。 ユメは小首をかしげて、何がなんだかよく分かんないけどまあいっか、みたいに適当に頷いた。
 3人は解散して、散り散りになっていく。 跳ねるように走って去りかけた小春が、振り返ってもう一度ユメを呼び止めた。

「ユメっ! ま、生きてりゃ、色々あるわよ! ……ビシッ」

 小春はそういって、顔の横でポーズを決める。 よく分かんないけど、そのうち何とかなるわよ! そんな感じでニカッと笑うと、身をひるがえし、元気に向こうへと走っていった。
 残されたユメは、しょうがないなというように鼻息を一つ吐くと、再び歩きだす。
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