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第B章:何故異世界飯はうまそうに見えるのか
レベル上げとチート/2:人の心とかないやつの方がどう見ても人生楽しそうに思う
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リクの意志を汲み取り、ループは他のオーク達を連れて部屋を出ていった。少しのクールダウンの後に、改めて話をしようという流れだ。幸い件のオークメイドも軽い打ち身で済んだらしい。
「少しは落ち着いたか?」
シズクからの返答はない。軽い脳震盪で意識を失っているイルマの頭を膝の上に乗せ、軽く撫でるのみである。
「まったく。連中も人の心がないよなぁ。和平的に話を進めたいなら、人肉ハンバークとか出すなっての。まるでこちらの事情を理解してないか、理解した上での悪意だろ」
「いや、多分違う。こちらの事情を理解し、和平を成り立たせるため、善意で出したものだと私は解釈している」
声のトーンは低く、覇気もなにもない。それでも、自分が「違う」と思うことを堂々と語られるとつい反射的に反論してしまう生き物、それが綾崎シズクである。この状況における最悪は沈黙を続けることであり、その点でリクはうまくシズクの口を開いてみせることができた。ただ残念なことは、リクは北風でもなければ太陽でもなく道化ですらない、ただの運がいいバカだということだけだ。
「確かに、共食いは人類にとって最大の禁忌として認識されていることのひとつ。何故禁忌かと言えば、結局のところそういう文化で長い時間を過ごしてしまった故の慣れと惰性でしかなく、食人忌避は特定の状況では極めて非合理になる。具体的に言うなら飢饉の時とか、遭難した時とか。親友がその生命を使ってまで助けてくれた人が、後年になってウミガメのスープを飲んだだけで自殺してしまうなんて悲劇も起きる。多分創作だけど。こんな形で、どうみても非合理なのに禁忌扱いされてることって、どこのコミュニティでも常に存在するでしょう?」
「お前の前でたけのこ食べるとか?」
「たけのこ厨は消え去れ。まぁそういうことだよ。そういうことを知らない未知の文化圏の存在が、ついうっかり虎の尾を踏んで大喧嘩なんてのはいつどこでも起こってしまうこと。避けようがないんだ。だから、意図的にこちらの禁忌を踏んできた。それを禁忌として認識しつつも、相手の文化ではそうではないことを理解して尊重し、受け入れること。それこそが、どんな和平条約の長文書類の交換よりも重要なことなんだ。私達があのハンバーグを食べることができていれば、おそらく人類と魔物の距離は一気に近付いたはず。本当に和平が成っていたかもしれない。豚玉ループ、彼の存在は奇跡だよ。ただ美味いものを美味いと言うだけの豚は、異なる種族を繋ぐ扉を開く鍵だったのかもしれない。彼はああみえて、物凄く賢く、物凄く合理的だった」
確かに、そう言われるとそうかもしれない。しかし。
「でも食人は無理だろ。結局こんな有り様だ」
「そうだね。でも、それが無理だとわかった瞬間、彼はすぐに首を差し出した。ようは、初手で最難関の戦を選択したんだよ。どのみちそこで負ければ終わりという状況が待つ時、方針は2つ。小さいところから攻略を進めて力をつけ万全で挑むことと、一か八かで初手で選んでダメならダメで諦めてしまうこと。成功率が高いのは前者であるとしても、失敗時のダメージまでを含めて幸福の期待値を考えるならおそらく後者の方が合理的なことが多い。私も向こうの立場なら同じことをしたかもしれない」
なるほど。確かに思い当たることは多い。しかし、そうなるとだ。
「ならなんでお前はあいつの手を払ったんだ? ぶっちゃけお前なら人食えるだろ」
「私のことを山姥か口裂け女だと勘違いしてるのかな? まぁ、恋人を探す前に胎盤食べさせてくれる産婦人科を調べてたからあながち間違ってないかもしれない。まぁ多分よく居るよねそういう人」
そんなやついねぇよ。無言のツッコミを軽く流した後、イルマの顔をしばらく見つめ、小さい声で続きを語る。
「共感したんだ。魔王の考え方に」
はっ、とリクはすべてを理解する。確かに、合理主義の塊のこいつならそう思うはずだ。
「地球環境を壊し、差別を続け、直近の己の利のために法を犯す。そんな人類、合理的に考えれば滅びるべきなんだ。人類全体の幸福の期待値はおそらくわずかにマイナス。だから、人類全体の幸福度を引き上げる確実な方法は、ゼロにすることなんだよ。そしてそれを実現するために相手に暴力に訴えるのではなく、食料と資源を差し出し、ゆるやかな崩壊を眺める優しさ。アトランティスの街はまさに理想郷だった。もしも私に魔王と同じ力があれば、間違いなく同じことをする。同じことをしてしまう。そう考えた私を、殺す必要があったんだ」
それこそがあの時に感じた違和感の正体。ただの己の信念に嘘をついただけじゃない。それによって、自己否定を行おうとしたある種の自己催眠。仰々しい言葉で放たれた扇動的な演説は、戦争を指導する独裁者そのものだった。そうして、自分を騙し、殺そうとした。だからあっさりと、核の禁忌にまで触れようとした。こいつの精神力が弱くなったんじゃない。強すぎたからこそのあの瞬間だったんだ。
「ねぇ。リク君。私、どうしたら良いのかな?」
リクはバカである。長期的な幸せよりも目先の幸せを重要視するし、なによりも先のことなど考えられず、昨日の夕飯も覚えていない。そんな彼が、シズクの悩みを理解することはできない。理解することができない以上、この質問に答えが出せるはずがない。だがそれでも、バカはバカなりにバカとしての答え方があった。
「楽しいことすればいいんじゃねぇの?」
あっけらかんと言い放った言葉に、シズクは豆鉄砲を喰らう。
「ダブルスタンダードってやつはさ、どっちも正しいと思ってるから起きちまうんだろ。ならさ、どちらがより合理的かではなく、どちらが自分にとって楽しいかで選ぶべきなんじゃねぇかな。どうせどっちを選んだって完全な納得が訪れないなら、自分の心がより素直に結果を受け入れられる方を選ぶべきで、それはどんな合理よりも、楽しさだと思うだよな」
「それって……」
「あぁ。いつものお前だろ。世界の危機を前に温泉地を開拓してもいいし、世界が滅びる実験を興味深げに眺めてもいい。ただひとつ大事なことは、その先にどんな結果があっても、開き直って後悔しないことだよ。どれだけ文句を言われ、人でなしだと罵倒を受けても、まぁしゃーないって切り替えられるある意味で『理想的な人の心の無さ』がお前にはあったと思うんだよ」
確かに、そうかもしれない。なら私は何故変わってしまったんだろう。異世界だから? 相対的に自分の力が強くなったから? いや、違う。私の心を変えた存在、それは。
「……どうなんだろうね」
そう強引に話を打ち切り、シズクはイルマの頭を撫で始めた。
「少しは落ち着いたか?」
シズクからの返答はない。軽い脳震盪で意識を失っているイルマの頭を膝の上に乗せ、軽く撫でるのみである。
「まったく。連中も人の心がないよなぁ。和平的に話を進めたいなら、人肉ハンバークとか出すなっての。まるでこちらの事情を理解してないか、理解した上での悪意だろ」
「いや、多分違う。こちらの事情を理解し、和平を成り立たせるため、善意で出したものだと私は解釈している」
声のトーンは低く、覇気もなにもない。それでも、自分が「違う」と思うことを堂々と語られるとつい反射的に反論してしまう生き物、それが綾崎シズクである。この状況における最悪は沈黙を続けることであり、その点でリクはうまくシズクの口を開いてみせることができた。ただ残念なことは、リクは北風でもなければ太陽でもなく道化ですらない、ただの運がいいバカだということだけだ。
「確かに、共食いは人類にとって最大の禁忌として認識されていることのひとつ。何故禁忌かと言えば、結局のところそういう文化で長い時間を過ごしてしまった故の慣れと惰性でしかなく、食人忌避は特定の状況では極めて非合理になる。具体的に言うなら飢饉の時とか、遭難した時とか。親友がその生命を使ってまで助けてくれた人が、後年になってウミガメのスープを飲んだだけで自殺してしまうなんて悲劇も起きる。多分創作だけど。こんな形で、どうみても非合理なのに禁忌扱いされてることって、どこのコミュニティでも常に存在するでしょう?」
「お前の前でたけのこ食べるとか?」
「たけのこ厨は消え去れ。まぁそういうことだよ。そういうことを知らない未知の文化圏の存在が、ついうっかり虎の尾を踏んで大喧嘩なんてのはいつどこでも起こってしまうこと。避けようがないんだ。だから、意図的にこちらの禁忌を踏んできた。それを禁忌として認識しつつも、相手の文化ではそうではないことを理解して尊重し、受け入れること。それこそが、どんな和平条約の長文書類の交換よりも重要なことなんだ。私達があのハンバーグを食べることができていれば、おそらく人類と魔物の距離は一気に近付いたはず。本当に和平が成っていたかもしれない。豚玉ループ、彼の存在は奇跡だよ。ただ美味いものを美味いと言うだけの豚は、異なる種族を繋ぐ扉を開く鍵だったのかもしれない。彼はああみえて、物凄く賢く、物凄く合理的だった」
確かに、そう言われるとそうかもしれない。しかし。
「でも食人は無理だろ。結局こんな有り様だ」
「そうだね。でも、それが無理だとわかった瞬間、彼はすぐに首を差し出した。ようは、初手で最難関の戦を選択したんだよ。どのみちそこで負ければ終わりという状況が待つ時、方針は2つ。小さいところから攻略を進めて力をつけ万全で挑むことと、一か八かで初手で選んでダメならダメで諦めてしまうこと。成功率が高いのは前者であるとしても、失敗時のダメージまでを含めて幸福の期待値を考えるならおそらく後者の方が合理的なことが多い。私も向こうの立場なら同じことをしたかもしれない」
なるほど。確かに思い当たることは多い。しかし、そうなるとだ。
「ならなんでお前はあいつの手を払ったんだ? ぶっちゃけお前なら人食えるだろ」
「私のことを山姥か口裂け女だと勘違いしてるのかな? まぁ、恋人を探す前に胎盤食べさせてくれる産婦人科を調べてたからあながち間違ってないかもしれない。まぁ多分よく居るよねそういう人」
そんなやついねぇよ。無言のツッコミを軽く流した後、イルマの顔をしばらく見つめ、小さい声で続きを語る。
「共感したんだ。魔王の考え方に」
はっ、とリクはすべてを理解する。確かに、合理主義の塊のこいつならそう思うはずだ。
「地球環境を壊し、差別を続け、直近の己の利のために法を犯す。そんな人類、合理的に考えれば滅びるべきなんだ。人類全体の幸福の期待値はおそらくわずかにマイナス。だから、人類全体の幸福度を引き上げる確実な方法は、ゼロにすることなんだよ。そしてそれを実現するために相手に暴力に訴えるのではなく、食料と資源を差し出し、ゆるやかな崩壊を眺める優しさ。アトランティスの街はまさに理想郷だった。もしも私に魔王と同じ力があれば、間違いなく同じことをする。同じことをしてしまう。そう考えた私を、殺す必要があったんだ」
それこそがあの時に感じた違和感の正体。ただの己の信念に嘘をついただけじゃない。それによって、自己否定を行おうとしたある種の自己催眠。仰々しい言葉で放たれた扇動的な演説は、戦争を指導する独裁者そのものだった。そうして、自分を騙し、殺そうとした。だからあっさりと、核の禁忌にまで触れようとした。こいつの精神力が弱くなったんじゃない。強すぎたからこそのあの瞬間だったんだ。
「ねぇ。リク君。私、どうしたら良いのかな?」
リクはバカである。長期的な幸せよりも目先の幸せを重要視するし、なによりも先のことなど考えられず、昨日の夕飯も覚えていない。そんな彼が、シズクの悩みを理解することはできない。理解することができない以上、この質問に答えが出せるはずがない。だがそれでも、バカはバカなりにバカとしての答え方があった。
「楽しいことすればいいんじゃねぇの?」
あっけらかんと言い放った言葉に、シズクは豆鉄砲を喰らう。
「ダブルスタンダードってやつはさ、どっちも正しいと思ってるから起きちまうんだろ。ならさ、どちらがより合理的かではなく、どちらが自分にとって楽しいかで選ぶべきなんじゃねぇかな。どうせどっちを選んだって完全な納得が訪れないなら、自分の心がより素直に結果を受け入れられる方を選ぶべきで、それはどんな合理よりも、楽しさだと思うだよな」
「それって……」
「あぁ。いつものお前だろ。世界の危機を前に温泉地を開拓してもいいし、世界が滅びる実験を興味深げに眺めてもいい。ただひとつ大事なことは、その先にどんな結果があっても、開き直って後悔しないことだよ。どれだけ文句を言われ、人でなしだと罵倒を受けても、まぁしゃーないって切り替えられるある意味で『理想的な人の心の無さ』がお前にはあったと思うんだよ」
確かに、そうかもしれない。なら私は何故変わってしまったんだろう。異世界だから? 相対的に自分の力が強くなったから? いや、違う。私の心を変えた存在、それは。
「……どうなんだろうね」
そう強引に話を打ち切り、シズクはイルマの頭を撫で始めた。
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