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嫌われ者
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「キャー!!」
「早く逃げろ!」
街の中心地といわれる広場には多くの人々で賑わっていた。しかし今は黒ずくめの2人の襲撃をうけ混乱状態。
人々は襲撃から逃れるように逃げ惑う。
たった一人の子供を除いて。
その子は徐々に歩くスピードを上げていき魔法で周囲を攻撃している黒ずくめ2人に斬りかかった。
「くっ、あいつがいってたのはお前か…」
「毎度毎度俺らの邪魔しにきやがって」
2人は攻撃をやめると標的を街から子供に変えた。
「うるさい…」
子供はそういうと周りが居ないことを確認して魔法を放った。
かれこれ30分がたとうとした時
「ハッハッハ、国に仇なす者めこの国のヒーローである金狼がお前達を成敗する!」
金髪碧眼の男を筆頭にいかにも英雄そうな装備をした者たちが現れた。
「げっ…
タダでさえ体力消耗してんのに
ある意味めんどくせぇヤツらが増えやがった」
「今頃何来てんだ…?」
黒ずくめの2人は虫ケラを見るような目で彼らを見ていた。
戦っていた子供はと言うと
「援護お願いします!」そう言った瞬間、金髪碧眼の男に殴られた。
「「はっ!?」」
それを見てさっきまで戦ってた2人が驚愕する。こいつらは仲間ではないのか!?
「あぁ?援護だと?お前何様だ。生意気言ってんじゃねーぞ!援護すんのはお前だよ」
「ちょっと~
なになぐってんのよ~
さすがに役たたずだからって戦闘中に殴ったらダメよ~
緊急時の盾として使えないじゃない~」
「そうですよ!タダでさえ使えないのに殴って使えなくなったら本当に何も使えなくなるでしょ」
「すまない、すまない」
2人は呆然としていた。
さっきまで 自分達と戦っていた子供がヒーローと名乗った奴らに殴られ、うずくまる目の前の光景に…
多分こう思っているのだろう
''理解が出来ない''
すると黒ずくめの一人が耳に手をあてた。
「あぁ、分かった…
おい、戻るぞ!!」
「はっ?おまえこの状況でか!?」
「命令だ…」
「クッソ!!」
そう言うとたちまち2人は消え去った。
「ハッハッハ、俺らに恐れをなしたか!
」
金狼と名乗った男達は自分達に恐れをなしたと思って蹲る子供のそばでたか笑っている。そして、その声をきいた街の人達がゾロゾロと戻ってきた。
「金狼に恐れをなして悪党どもが逃げ方えったぞ!」
「さすが我らのヒーローだわ!!」
殴られた子供はと言うと、反吐が出ると思っていた。なんで私がアイツらが来るまでいつもいつも時間稼ぎをしなきゃいけないの!?ふざけてるだろ!今回もお前らが遅いから自分が前に出て戦っていたのに殴られる筋合いなんてない。
普通子供が蹲っていたら誰か心配するはずだ。しかしここにはそんな人はいない。
「ねぇ、あの蹲ってる子供気味がわるい。黒髪なんて初めてみたわ。きっと悪魔に取り憑かれているのよ!」
「金狼の方達は優しいわよね。そんな子供を引き取って、ましては英雄といわれる金狼のメンバーにいれてあげて衣食住を与えて上げてるんですもの。」
「でもさすが悪魔憑きだよな。そんな優しくしてもらってるのに自分が目立とうと出張って金狼の方々の邪魔をするんだから。」
ヒソヒソとそんな声が聞こえる。
この国では黒髪は珍しい。黒目も同様だ。そのどちらももつ子供は異質な目で見られる。悪魔憑きと罵られ、バカにされる。子供は悔しくて唇を噛み締めた。
「早く逃げろ!」
街の中心地といわれる広場には多くの人々で賑わっていた。しかし今は黒ずくめの2人の襲撃をうけ混乱状態。
人々は襲撃から逃れるように逃げ惑う。
たった一人の子供を除いて。
その子は徐々に歩くスピードを上げていき魔法で周囲を攻撃している黒ずくめ2人に斬りかかった。
「くっ、あいつがいってたのはお前か…」
「毎度毎度俺らの邪魔しにきやがって」
2人は攻撃をやめると標的を街から子供に変えた。
「うるさい…」
子供はそういうと周りが居ないことを確認して魔法を放った。
かれこれ30分がたとうとした時
「ハッハッハ、国に仇なす者めこの国のヒーローである金狼がお前達を成敗する!」
金髪碧眼の男を筆頭にいかにも英雄そうな装備をした者たちが現れた。
「げっ…
タダでさえ体力消耗してんのに
ある意味めんどくせぇヤツらが増えやがった」
「今頃何来てんだ…?」
黒ずくめの2人は虫ケラを見るような目で彼らを見ていた。
戦っていた子供はと言うと
「援護お願いします!」そう言った瞬間、金髪碧眼の男に殴られた。
「「はっ!?」」
それを見てさっきまで戦ってた2人が驚愕する。こいつらは仲間ではないのか!?
「あぁ?援護だと?お前何様だ。生意気言ってんじゃねーぞ!援護すんのはお前だよ」
「ちょっと~
なになぐってんのよ~
さすがに役たたずだからって戦闘中に殴ったらダメよ~
緊急時の盾として使えないじゃない~」
「そうですよ!タダでさえ使えないのに殴って使えなくなったら本当に何も使えなくなるでしょ」
「すまない、すまない」
2人は呆然としていた。
さっきまで 自分達と戦っていた子供がヒーローと名乗った奴らに殴られ、うずくまる目の前の光景に…
多分こう思っているのだろう
''理解が出来ない''
すると黒ずくめの一人が耳に手をあてた。
「あぁ、分かった…
おい、戻るぞ!!」
「はっ?おまえこの状況でか!?」
「命令だ…」
「クッソ!!」
そう言うとたちまち2人は消え去った。
「ハッハッハ、俺らに恐れをなしたか!
」
金狼と名乗った男達は自分達に恐れをなしたと思って蹲る子供のそばでたか笑っている。そして、その声をきいた街の人達がゾロゾロと戻ってきた。
「金狼に恐れをなして悪党どもが逃げ方えったぞ!」
「さすが我らのヒーローだわ!!」
殴られた子供はと言うと、反吐が出ると思っていた。なんで私がアイツらが来るまでいつもいつも時間稼ぎをしなきゃいけないの!?ふざけてるだろ!今回もお前らが遅いから自分が前に出て戦っていたのに殴られる筋合いなんてない。
普通子供が蹲っていたら誰か心配するはずだ。しかしここにはそんな人はいない。
「ねぇ、あの蹲ってる子供気味がわるい。黒髪なんて初めてみたわ。きっと悪魔に取り憑かれているのよ!」
「金狼の方達は優しいわよね。そんな子供を引き取って、ましては英雄といわれる金狼のメンバーにいれてあげて衣食住を与えて上げてるんですもの。」
「でもさすが悪魔憑きだよな。そんな優しくしてもらってるのに自分が目立とうと出張って金狼の方々の邪魔をするんだから。」
ヒソヒソとそんな声が聞こえる。
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