2 / 65
一性 魔性
1
しおりを挟む
「お、バスローブじゃん! もしかして、もう下は着てない感じ?」
私はそこにいる男子から目を逸らしながら頷いた。
今、私がいるのはどこでしょうか?
そんなこと言われても分からないよね。これだけで分かった君はヤリチンかヤリマンだ。
正解は……ラブホテル。正解だった君、イイ脳みそしてるね!
「えっと……やっぱりこの状況って緊張するよな」
私がベッドに座ると男子は押し倒し、私の上に乗り掛かる。
男子らしいゴツゴツとした手が私の腕を抑え込む。けど、その手は少しだけど震えていて、男子の顔は赤く染まり、さっきまで余裕を見せていた口調も弱々しくなっている。
本当に可愛い。やっぱり童貞は童貞だ。
「キスしていいかな?」
うわー、それ聞くの? 聞いちゃうの? ここまで来てそれ聞くとか流石だ。
「……う、うん。好きにしていい……よ」
私の上目使いといやらしい声に、童貞ちゃんは思わず息を呑む。
そしてゆっくりと緊張した表情で唇を近づけてくる。
「……チュ」
また童貞ちゃんのファーストキスを奪ってしまった。
世間の女子達、羨ましいだろ! 世間の男子達も羨ましいだろ!
ごめんなさい。冗談です。ファーストキスは大切に!
「ど、どう? こんな感じでいいのかな?」
いや、知らないよ。童貞ちゃんは私にどんな感想を待っているの?
本当にこれだから童貞は大変だ。ヤるのが進まない。
「うん、上手だよ。私のことは気にしないで好きにして……。こんなにゆっくりだと私の心臓がもたないから」
嘘だーよ。心臓は正常運転です。けど、これで一々、話しかけてこなくなるから、ここからはスムーズに進むよ。
「……チュ、ンッ……ハァ、ンッ、チュ……チュ……」
さっきまでの唇を当てるキスから童貞ちゃんはいきなりディープキスに。
ベロとベロが両方の口の中を駆け回り、二人の唾液が絡み合う。
その音はいやらしく、部屋中に響き渡る。
私が少し揶揄うつもりでベロを吸うと童貞ちゃんは「あ、あぁ」と力の抜けるような可愛い声をあげる。しかし、そんな童貞ちゃんもやり返すように私のベロを吸ってくる。
そんな不意を突かれた反撃に、思わず私は童貞ちゃんと同じような声を出してしまった。
「カスミってこんなおっぱい大きかったんだね。乳首もピンクで綺麗~」
ディープキスをしている間に私のバスローブは軽く脱げ、そこから胸が顔を出していた。
童貞ちゃんは初めて生で目にする私の胸に興味津々。
大きく膨らんだ柔らかい私の胸を揉み、乳首を弄っている。だが、私はその程度では感じない。
けど、ここは気持ち良さそうな表情で、軽く声を出しておくことにする。
「……ンッ、き、気持ちいぃ……」
「そんなに気持ちいいんだ! じゃあ、他にも色々やってみるよ」
私の偽りの反応に調子に乗る童貞ちゃん。赤ん坊のように私の胸を吸い、乳首をペロペロと舐め回す。
童貞ちゃんの唾液が乳首を濡らし、柔らかな吐息が乳首を刺激する。上手いとは言えないが、何度もされるうちに私の体は感じ始め、体は熱くなっていき、思わず体を反らして甘い声で叫んでしまった。イってはないけどね!
流石の私でもあそこまでヤられると我慢できない。
つまり男子達、乳首を弄って感じさせる方法は何度も続けることだ。継続は力なりだよ!
まぁ、感じない子もいるらしいから、そういう子に続けると萎えられるから注意。
私はそこにいる男子から目を逸らしながら頷いた。
今、私がいるのはどこでしょうか?
そんなこと言われても分からないよね。これだけで分かった君はヤリチンかヤリマンだ。
正解は……ラブホテル。正解だった君、イイ脳みそしてるね!
「えっと……やっぱりこの状況って緊張するよな」
私がベッドに座ると男子は押し倒し、私の上に乗り掛かる。
男子らしいゴツゴツとした手が私の腕を抑え込む。けど、その手は少しだけど震えていて、男子の顔は赤く染まり、さっきまで余裕を見せていた口調も弱々しくなっている。
本当に可愛い。やっぱり童貞は童貞だ。
「キスしていいかな?」
うわー、それ聞くの? 聞いちゃうの? ここまで来てそれ聞くとか流石だ。
「……う、うん。好きにしていい……よ」
私の上目使いといやらしい声に、童貞ちゃんは思わず息を呑む。
そしてゆっくりと緊張した表情で唇を近づけてくる。
「……チュ」
また童貞ちゃんのファーストキスを奪ってしまった。
世間の女子達、羨ましいだろ! 世間の男子達も羨ましいだろ!
ごめんなさい。冗談です。ファーストキスは大切に!
「ど、どう? こんな感じでいいのかな?」
いや、知らないよ。童貞ちゃんは私にどんな感想を待っているの?
本当にこれだから童貞は大変だ。ヤるのが進まない。
「うん、上手だよ。私のことは気にしないで好きにして……。こんなにゆっくりだと私の心臓がもたないから」
嘘だーよ。心臓は正常運転です。けど、これで一々、話しかけてこなくなるから、ここからはスムーズに進むよ。
「……チュ、ンッ……ハァ、ンッ、チュ……チュ……」
さっきまでの唇を当てるキスから童貞ちゃんはいきなりディープキスに。
ベロとベロが両方の口の中を駆け回り、二人の唾液が絡み合う。
その音はいやらしく、部屋中に響き渡る。
私が少し揶揄うつもりでベロを吸うと童貞ちゃんは「あ、あぁ」と力の抜けるような可愛い声をあげる。しかし、そんな童貞ちゃんもやり返すように私のベロを吸ってくる。
そんな不意を突かれた反撃に、思わず私は童貞ちゃんと同じような声を出してしまった。
「カスミってこんなおっぱい大きかったんだね。乳首もピンクで綺麗~」
ディープキスをしている間に私のバスローブは軽く脱げ、そこから胸が顔を出していた。
童貞ちゃんは初めて生で目にする私の胸に興味津々。
大きく膨らんだ柔らかい私の胸を揉み、乳首を弄っている。だが、私はその程度では感じない。
けど、ここは気持ち良さそうな表情で、軽く声を出しておくことにする。
「……ンッ、き、気持ちいぃ……」
「そんなに気持ちいいんだ! じゃあ、他にも色々やってみるよ」
私の偽りの反応に調子に乗る童貞ちゃん。赤ん坊のように私の胸を吸い、乳首をペロペロと舐め回す。
童貞ちゃんの唾液が乳首を濡らし、柔らかな吐息が乳首を刺激する。上手いとは言えないが、何度もされるうちに私の体は感じ始め、体は熱くなっていき、思わず体を反らして甘い声で叫んでしまった。イってはないけどね!
流石の私でもあそこまでヤられると我慢できない。
つまり男子達、乳首を弄って感じさせる方法は何度も続けることだ。継続は力なりだよ!
まぁ、感じない子もいるらしいから、そういう子に続けると萎えられるから注意。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる