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第三部 オーブを求めて
第七十四話 ご、誤解だ!
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「あっ! 見つけましたよ、サクセスさん! ここで遊んでいたんですね!」
俺とセイメイがビリヤードの特訓をしていると、娯楽場にシロマが現れた。
しかもなぜか少しプンプンしている気がする。
あれ?
なんで怒ってらっしゃるの?
「やぁシロマ、畑仕事は終わったのか?」
「終わったのか? じゃないです! 忘れたんですか? 光魔法とスキルの勉強に付き合って欲しいって言ったのはサクセスさんですよね? それなのにいつの間にかセイメイさんといなくなりますし……。」
うわっ!
完全に忘れていた。
「ご、ごめん。シロマが楽しそうに畑仕事していたから邪魔しちゃ悪いと思って。」
「確かに楽しいですが……それよりも私はサクセスさんとの約束の方が大事です。サクセスさんは違うのですか?」
「も、もちろんシロマとの訓練が大事だよ。」
「そうですか……セイメイさんと楽しそうにいちゃついているようでしたが?」
シロマが冷たい目で俺を見てくる。
誤解だべぇぇぇ!
セイメイといちゃつくとかないだろ!
ん? あれ?
いつの間にかセイメイは俺に寄り添うように立っている。
集中しすぎて、セイメイの事を全く気にしていなかった。
「いやいやいや、違うって。第一セイメイは男だろ? 俺は純粋にカリーに勝ちたくて教わってただけだって!」
「じーーー。必死に弁明しているところが怪しいです。」
「いや、ないから。まじでないから。おい、セイメイからも言ってくれよ。」
「はい。私は、サクセス様にどうしても一緒にいて欲しいと言われたから、一緒にいるだけに過ぎません。」
こ、このやろぉぉぉ。
なんだ、その言い方は!?
こいつわざとやってるのか?
「へぇ~。そうなんですかぁ。そうなんですねぇ。一緒にいて欲しいって言ったんですねぇ。」
うわぁぁ、シロマのオーラがヤバイ。
なんてことをいうんだ、セイメイは!
くそ! ビリヤードを教えてもらうという弱みさえなければ……。
なんでこんな事で修羅場になっているんだよ。
「だから誤解だって。俺はシロマが好きなんだ。」
「でも、サクセスさんは色んな方を好きになりますよね?」
「うっ……。いやいや、誰でも構わずって訳ではないぞ。それに、シロマが一番だって!」
「本当ですか? イーゼさんやリーチュンよりもですか?」
「……それを聞くのはズルくないか?」
シロマの事は愛しているが、イーゼやリーチュンと比べることはできない。
俺にとって、3人とも全員同じ様に全力で愛している。
言うならば、全員一番だ。
だが、このままではシロマの怒りがおさまらない。
どうする俺、なんて答える俺……。
「なぁーんて、冗談ですよ。サクセスさん。なんかサクセスさんが楽しそうにしていて嫉妬しちゃいました。困らせる様な事を言ってごめんなさい。」
俺が困った顔で泣きそうになっていると、シロマが謝罪した。
……ほっ。
よかった、冗談だったのか。
でも、ちょっと意地悪すぎだろ……泣いちゃうところだったぞ!
「それではとても残念ではございますが、今日の訓練は終わりにします。ですが、明日以降も是非私をお誘い下さいませ。」
俺とシロマの話に一区切りがつくと、セイメイは何食わぬ顔をして訓練を終わらせた。
こいつは一体何を考えているのだろうか?
本当にわからない奴だな。
だが、セイメイの指導力は確かに凄い。
今日一日だけで、別人のように上手くなった気がする。
ボールを自分の思うところに飛ばす事まではできるようになった。
だが、まだまだカリーの足元にも及んでいない。
また時間を見つけて教えてもらうかな、ちょっと怖いけど。
「それじゃあ、シロマ。俺に魔法を教えてもらってもいいか?」
「はい! もちろんです。では、私の部屋に行きましょう。」
え?
「シロマの部屋に?」
「はい、私がまとめたノートもありますので。勉強するだけならば、私の部屋でいいと思います。実際に使う時は外でやってみましょう。」
お、お、おれがシロマの部屋に……。
女の子の部屋に招待されるなんて……ビビアン以来だぞ!
「オッケー。じゃあ、直ぐ行こう。今すぐ行こう! さっさと行こう!」
高鳴る期待を胸に、俺はいざ魅惑の花園へと向かうのであった。
俺とセイメイがビリヤードの特訓をしていると、娯楽場にシロマが現れた。
しかもなぜか少しプンプンしている気がする。
あれ?
なんで怒ってらっしゃるの?
「やぁシロマ、畑仕事は終わったのか?」
「終わったのか? じゃないです! 忘れたんですか? 光魔法とスキルの勉強に付き合って欲しいって言ったのはサクセスさんですよね? それなのにいつの間にかセイメイさんといなくなりますし……。」
うわっ!
完全に忘れていた。
「ご、ごめん。シロマが楽しそうに畑仕事していたから邪魔しちゃ悪いと思って。」
「確かに楽しいですが……それよりも私はサクセスさんとの約束の方が大事です。サクセスさんは違うのですか?」
「も、もちろんシロマとの訓練が大事だよ。」
「そうですか……セイメイさんと楽しそうにいちゃついているようでしたが?」
シロマが冷たい目で俺を見てくる。
誤解だべぇぇぇ!
セイメイといちゃつくとかないだろ!
ん? あれ?
いつの間にかセイメイは俺に寄り添うように立っている。
集中しすぎて、セイメイの事を全く気にしていなかった。
「いやいやいや、違うって。第一セイメイは男だろ? 俺は純粋にカリーに勝ちたくて教わってただけだって!」
「じーーー。必死に弁明しているところが怪しいです。」
「いや、ないから。まじでないから。おい、セイメイからも言ってくれよ。」
「はい。私は、サクセス様にどうしても一緒にいて欲しいと言われたから、一緒にいるだけに過ぎません。」
こ、このやろぉぉぉ。
なんだ、その言い方は!?
こいつわざとやってるのか?
「へぇ~。そうなんですかぁ。そうなんですねぇ。一緒にいて欲しいって言ったんですねぇ。」
うわぁぁ、シロマのオーラがヤバイ。
なんてことをいうんだ、セイメイは!
くそ! ビリヤードを教えてもらうという弱みさえなければ……。
なんでこんな事で修羅場になっているんだよ。
「だから誤解だって。俺はシロマが好きなんだ。」
「でも、サクセスさんは色んな方を好きになりますよね?」
「うっ……。いやいや、誰でも構わずって訳ではないぞ。それに、シロマが一番だって!」
「本当ですか? イーゼさんやリーチュンよりもですか?」
「……それを聞くのはズルくないか?」
シロマの事は愛しているが、イーゼやリーチュンと比べることはできない。
俺にとって、3人とも全員同じ様に全力で愛している。
言うならば、全員一番だ。
だが、このままではシロマの怒りがおさまらない。
どうする俺、なんて答える俺……。
「なぁーんて、冗談ですよ。サクセスさん。なんかサクセスさんが楽しそうにしていて嫉妬しちゃいました。困らせる様な事を言ってごめんなさい。」
俺が困った顔で泣きそうになっていると、シロマが謝罪した。
……ほっ。
よかった、冗談だったのか。
でも、ちょっと意地悪すぎだろ……泣いちゃうところだったぞ!
「それではとても残念ではございますが、今日の訓練は終わりにします。ですが、明日以降も是非私をお誘い下さいませ。」
俺とシロマの話に一区切りがつくと、セイメイは何食わぬ顔をして訓練を終わらせた。
こいつは一体何を考えているのだろうか?
本当にわからない奴だな。
だが、セイメイの指導力は確かに凄い。
今日一日だけで、別人のように上手くなった気がする。
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だが、まだまだカリーの足元にも及んでいない。
また時間を見つけて教えてもらうかな、ちょっと怖いけど。
「それじゃあ、シロマ。俺に魔法を教えてもらってもいいか?」
「はい! もちろんです。では、私の部屋に行きましょう。」
え?
「シロマの部屋に?」
「はい、私がまとめたノートもありますので。勉強するだけならば、私の部屋でいいと思います。実際に使う時は外でやってみましょう。」
お、お、おれがシロマの部屋に……。
女の子の部屋に招待されるなんて……ビビアン以来だぞ!
「オッケー。じゃあ、直ぐ行こう。今すぐ行こう! さっさと行こう!」
高鳴る期待を胸に、俺はいざ魅惑の花園へと向かうのであった。
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