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プロローグ
しおりを挟むテレビがニュース速報を伝える
『今、新しいニュースが入りました!先日から発生していたゾンビ騒動!封じ込め作戦を実行していた春日基地は壊滅しました!壊滅しました!生存者はいない模様です!近隣の住民の皆さまには退避命令が出ています。退避命令が出ています。市町村の指示に従って退避してください。繰り返します。退避してください!』
初めはなんて事ないことから始まった。何もない日常から、ニュースも小さかった。
死なないマウス、実験成功!不老不死の夢か!?
新聞を飾った見出しに、テレビのコメンテーター達はこぞって褒めそやし、お笑い芸人が傘見研究所に出向き、所長や、研究員達を紹介して
死なないマウス第一号には『クビラちゃん』と名付けられた
薬師如来の十二神から取った名前だそうで、武装し、忿怒(ふんぬ)の姿をとるとされている。
そう、まさに忿怒だ。
今思えば、本当に神様への領域に触れた怒りだったのかも知れない。
数日後、クビラちゃんは死に、研究員達を前にいきなり破裂したそうだ。
そこから暫くして、ニュースが入った
『ニュースをお伝えします。先日爆発した傘見研究所を封鎖しました。現地からお伝えします。壊死や怪奇行動を繰り返す現地人が病院に溢れています。研究所から、なんらかの菌が漏れた可能性はないでしょうか?』
明るいリップカラーのアナウンサーが叫ぶ
その数日後、まさかゾンビが溢れた世界になるなんて、一体、誰が想像しただろうか?
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