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バルデモニウムの策略2
しおりを挟むにやにや笑って見下しているバルデモニウムに、差し出された手を取る
本当か見てやろうじゃないか!嘘だった場合はバルデモニウムに蹴りとパンチと、あとえーと、なんらかしらの打撃を与えてやる!
身長差がかなりあるので、バルデモニウムは龍だからか人型になってもデカい。なんか大人に手を引かれているようにも見えて、なんかムカつく
「ねえ、バルデモニウム、歩いて行く気なの?」
王宮から、ぼくの家までは馬車で30分かかる
のんびり歩いて何故か見張りが全員寝ている後宮の門を潜り、お城の門も何故かぼくたちが見えてないかのように、すんなりと通れた
あんなにうるさかった門番はチェックすらしない
「ふふふ、不思議そうなキョトン顔の下等な生物よ。私を誰だと思っている!バルデモニウム様だぞ!アハハウハハ!!」
見た目だけは貴公子然としているのに、バルデモニウムは本当にもったいない。下品な笑い方で全て台無しにしてる気がする
でも、バルデモニウムは一途なんだよな。いいな、相手の人ーー
「見つかるから静かにしてよ!ほら、ナード家に行くんでしょ、嘘だったら唐揚げにするから!」
無駄に不安にさせた罪で
「!まあ鳥類の始祖とするならば、旨いかもしれないな。私も」
「変なこと言わないで!まじで歩いてくの?バカじゃないの!!」
「龍の姿にはなれないだろう!第一、お金もない」
威張るようにしているバルデモニウムにあきれながら、ぼくの首輪からへそくりの紙幣を取り出す
これなら馬車に2人で乗ってもお釣りがくる
「あーあ、もう。ほら、行くよバルデモニウム」
「ふふふ、見たら絶望するぞ。真っ直ぐアスモ様のとこに帰っておけばよかったと後悔するのは下等生物の貴様だ」
「はいはい、こっちだよ」
「聞けぇ!!!!!」
バルデモニウムと捕まえた馬車に乗り、子供の時に無邪気に輿入れした道を戻る
信じて疑ってなかったから
オメガ性は愛されて、アルファ性に望まれて嫁ぐ。常識として教え込まれていたから
「ああ、懐かしい。ずっと帰りたかった。ぼくは数年、子供の時の数年しかこの家にいなかったのにね」
バルデモニウムがエスコートしてくれて馬車を降りると美しくて、夢にまで見た実家がそこにあった
確かに、屋敷から溢れている運びこまれている贈り物やドレスの山は妹に向けられたものかもしれない
紅白のリボンや王家の紋様に、心臓が騒ぐ
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