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第二章(謎解きのおわり)
マミリンの一撃。
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「間宮……お前、太郎さんにマミリンって呼ばれてるぞ……」
あれほど、間宮から連絡が欲しくてたまらなくて、しんどすぎて病んでたくらいなのに、こうして、待ち望んだその声を目の前にすると、どうしてだか、どうでもいいような言葉しか出てこないのだった。
「……知ってる」
「……お前……太郎さんとは、その……」
って、ああー! ……聞きづらすぎる。
「……大学んときに仲良くなって」
「エッ!?」
聞ーてない。僕は、思わず太郎さんの顔をキッと睨みつけた。
「おっと。違うちがう! 大学生のときに声かけてきたのは、マミリンの方からだってば!」
「……え?」
「マミリンが、この本屋に来て、俺に話しかけてきたのがきっかけ」
「へえ……」
僕は、高校を卒業してからは、基本的には本は大学構内の書店で買っていたから、ほとんどこの本屋には行かなかったけど、間宮は来ていたのか……。
間宮の学校には、書店が無かったのかな?
「あっ、お前、何も分かってねーだろ? マミリンは、お前に会いたくて、わざわざここに通い詰めてたんだぞ」
「えっ……!?」
「お前ら、高校のときはカップルかっつーくらい、仲良かったくせして、大学行ったらパッタリ会わなくなってたらしーじゃん」
「……あ」
ああ、それは、僕が自分のことで頭がいっぱいで、間宮に全然連絡してなかったからです……。
……でも。
「あっ、なら電話くれたらいーじゃんとか、今さら思ってんじゃねーぞ。何度L◯NEしても、既読無視ばっかしてくるよーなヤツに、そう安々と電話なんかできると思うなよ」
……えっ、既読無視? 僕が、間宮を? ……ダメだ、全然思い出せない。
「マミリンもさあー、何が悲しくて、こんなデリカシー無さすぎ男なんかを好きになるかね?」
「あ、顔ですね」
スマホ越しから間宮が、そう返した。
「それな」
そして、ドッと笑い声が巻き起こった。
まるで、さっきまでの太郎さんとのくだりを全部聞かれていたかのような、それはそれは綺麗な返しだった……。
僕だって、できることなら、自分なりに間宮に対して誠意を尽くしたかったことや、連絡が取れずに真剣に悩んできたことなどを、スマートに伝えたかった。
でも、これだけ「残念なイケメン」キャラで、みんなにイジられて、もはや、何を言ったらいい?
しかも、元からのイケメンキャラじゃなくて、ついさっき、取ってつけたように突如として進呈されたキャラなのだ。
そんな青天の霹靂みたいなこと、急に自分のアイデンティティーとして、受け入れられるほど、僕は器用じゃない。
あれほど、間宮から連絡が欲しくてたまらなくて、しんどすぎて病んでたくらいなのに、こうして、待ち望んだその声を目の前にすると、どうしてだか、どうでもいいような言葉しか出てこないのだった。
「……知ってる」
「……お前……太郎さんとは、その……」
って、ああー! ……聞きづらすぎる。
「……大学んときに仲良くなって」
「エッ!?」
聞ーてない。僕は、思わず太郎さんの顔をキッと睨みつけた。
「おっと。違うちがう! 大学生のときに声かけてきたのは、マミリンの方からだってば!」
「……え?」
「マミリンが、この本屋に来て、俺に話しかけてきたのがきっかけ」
「へえ……」
僕は、高校を卒業してからは、基本的には本は大学構内の書店で買っていたから、ほとんどこの本屋には行かなかったけど、間宮は来ていたのか……。
間宮の学校には、書店が無かったのかな?
「あっ、お前、何も分かってねーだろ? マミリンは、お前に会いたくて、わざわざここに通い詰めてたんだぞ」
「えっ……!?」
「お前ら、高校のときはカップルかっつーくらい、仲良かったくせして、大学行ったらパッタリ会わなくなってたらしーじゃん」
「……あ」
ああ、それは、僕が自分のことで頭がいっぱいで、間宮に全然連絡してなかったからです……。
……でも。
「あっ、なら電話くれたらいーじゃんとか、今さら思ってんじゃねーぞ。何度L◯NEしても、既読無視ばっかしてくるよーなヤツに、そう安々と電話なんかできると思うなよ」
……えっ、既読無視? 僕が、間宮を? ……ダメだ、全然思い出せない。
「マミリンもさあー、何が悲しくて、こんなデリカシー無さすぎ男なんかを好きになるかね?」
「あ、顔ですね」
スマホ越しから間宮が、そう返した。
「それな」
そして、ドッと笑い声が巻き起こった。
まるで、さっきまでの太郎さんとのくだりを全部聞かれていたかのような、それはそれは綺麗な返しだった……。
僕だって、できることなら、自分なりに間宮に対して誠意を尽くしたかったことや、連絡が取れずに真剣に悩んできたことなどを、スマートに伝えたかった。
でも、これだけ「残念なイケメン」キャラで、みんなにイジられて、もはや、何を言ったらいい?
しかも、元からのイケメンキャラじゃなくて、ついさっき、取ってつけたように突如として進呈されたキャラなのだ。
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