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第二章(謎解きのおわり)
初恋の君を筆おろし。(⚠R18)
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「……え、すごい……嬉し……」
太郎さんは、そう呟くなり、僕のチノパンツのファスナーに手をかけて秒で下ろしていく。
「……いあっ!? ちょっと、待ってくださいっ」
僕は、自分自身に起きたことが、いまだ信じられずに身体の反応とは裏腹に、思いっきりうろたえていた。
「大丈夫! 嫌だったら辞めるから!」
いや、そうじゃなくて……。
違くて……。
え? なんで勃ってるん?
「……アーッ、どうしよ! 入れたいっ! 入れてもいい!?」
!!??
質問しておきながら、すでに太郎さんは僕の完勃ちしたペニスを手に取り、僕をごろんと背中から寝転ばせるなり、いそいそと自分のアナルへ突っ込もうとしている。
……ちょっ、ちょっと……ええ!?
だから、なんで勃ってるん?
「今のうち……今のうちに……」
太郎さんは、何やらブツブツと呪文のようなものを唱えつつ、僕のペニスをグイグイと自分のアナルに入れようとするものの、相当に焦っているのか、なかなか上手く入らない。
「んんーっ! 入んない! やっぱ本物のチンコ入れんのって難しいな、ディルドと全然ちげーや……」
僕は、太郎さんを手伝うべきか、一旦止めるべきか、まだ悩んでいた。
「ちょっとさ! ぼんやりしてねーで、協力しろってば! 童貞かよ!」
ええ、童貞なんですよ。
「あーもうっ! 早くしねーと萎えちゃうだろ!」
「……初めてなんです」
「ハハッ! 好きな人とするのはってーやつかあー? ははは、緊張してんのか?」
「……性行為が初めてなんです」
「アハハッ! セーコーイが初めてってなんだそりゃ……」
「……」
「……は?」
太郎さんは、真顔で僕の顔をまじまじと見た。
「はああああああああっ!?」
「……すみません」
「……」
すると、太郎さんは急に少女のように顔を真っ赤に染めてうつむいてしまった。
「……あの……太郎さん?」
「……俺も」
「……え?」
「俺も……人間とするのは初めて……」
……え?
「……人間以外とは経験あるんですか?」
太郎さんは、今度は顔を真っ赤にしたまま怒りだした。
「ちっげーよ! オモチャでオナニーしたことはあるっつってんの!」
太郎さんは、少女ではなくて処女だった。
「あれ? オモチャでもバージンって卒業できるんでしたっけ?」
「何言ってんのお前……」
「……僕、不能だったんです」
「……何言ってんのお前」
「……あ、不能って、勃起不全っていう」
「あのさあー」
急に、太郎さんは真面目な顔になって言った。
「舐めていい?」
「……えっ……ンアアッ!?」
もちろん、太郎さんは、僕の返事を待つまでもなく、僕の久しぶりに勃起したペニスを咥え込んだ。
太郎さんの口の中はとても熱かった。
柔らかな舌と、温かな粘膜に包まれて、それは僕に未だ知らぬ性器の中を想像させた。
「ほお? ひもひひい?(どう? 気持ちいい?)」
「ンアッ……はぁはぁ……デジャヴさんっ」
「んん?」
「デジャヴさんっ……んっ、アッ……出ジャ……出ちゃうーっ!!」
「おっとー」
あと寸でというところで、太郎さんは僕のペニスから口を離してしまう。うああああ、これはツラい! デジャヴ発言がまずかったか!?
イカせてもらえず、ゴール直前に一時停止させられて、僕は下半身をビクビク痙攣させながら、呼吸を荒らげていた。
「……ハァハァ……デッ……たろさん……ゴムください」
「……ゴム?」
「あなたに童貞を捧げます……」
太郎さんは、まばたきも忘れて、僕を見つめている。
「……あと、メガネ邪魔」
僕は、太郎さんの黒縁メガネのブリッジ部分に手をかけ、ひょいっと外した。
すると太郎さんは、うっかりノーメイクを見られた女子みたいに「キャーッ!」と叫んで両手で顔を隠した。
僕は、そのままベッドに押し倒した。
先ほどのパンツのポケットを漁ろうとするも、アドレナリンが出すぎているのか、なかなかポッケが見つからない。
自分で自分を焦らされて、僕は「ハァーッ……ハァーッ……」と、獣のような息づかいになっている。
ようやくコンドームにたどり着いて、乱暴に口で開けると、自分のペニスに装着を試みる。
思えばコンドームを使うのが、生まれて初めてなのだった。
ローションが手に残っているせいもあって、ツルツルとゴムがすべり、なかなか装着が上手く行かずに「フーッ! フーッ!」と、腹を空かせた獣のように、みるみる余裕を無くしていく。
1秒でも早く挿入したい! てか、それ以外のことは考えられなくなりつつあった。
太郎さんは、そんな僕の様子を、指の隙間からそろそろと恥ずかしそうに見ていたが、彼のあそこはギンギンだった。
隠すべき場所とは。
やっとの思いで、どうにかつけ終えると、僕はすでに1回戦目を終えた直後くらいに全身が汗びっしょりになっていた。
自分の身体の一部だとは信じられないくらい固くなったそれを、太郎さんのアナルの入口へと押し当てる。興奮しすぎてペニスを握る手は、ブルブルと震えていた。
太郎さんは、そう呟くなり、僕のチノパンツのファスナーに手をかけて秒で下ろしていく。
「……いあっ!? ちょっと、待ってくださいっ」
僕は、自分自身に起きたことが、いまだ信じられずに身体の反応とは裏腹に、思いっきりうろたえていた。
「大丈夫! 嫌だったら辞めるから!」
いや、そうじゃなくて……。
違くて……。
え? なんで勃ってるん?
「……アーッ、どうしよ! 入れたいっ! 入れてもいい!?」
!!??
質問しておきながら、すでに太郎さんは僕の完勃ちしたペニスを手に取り、僕をごろんと背中から寝転ばせるなり、いそいそと自分のアナルへ突っ込もうとしている。
……ちょっ、ちょっと……ええ!?
だから、なんで勃ってるん?
「今のうち……今のうちに……」
太郎さんは、何やらブツブツと呪文のようなものを唱えつつ、僕のペニスをグイグイと自分のアナルに入れようとするものの、相当に焦っているのか、なかなか上手く入らない。
「んんーっ! 入んない! やっぱ本物のチンコ入れんのって難しいな、ディルドと全然ちげーや……」
僕は、太郎さんを手伝うべきか、一旦止めるべきか、まだ悩んでいた。
「ちょっとさ! ぼんやりしてねーで、協力しろってば! 童貞かよ!」
ええ、童貞なんですよ。
「あーもうっ! 早くしねーと萎えちゃうだろ!」
「……初めてなんです」
「ハハッ! 好きな人とするのはってーやつかあー? ははは、緊張してんのか?」
「……性行為が初めてなんです」
「アハハッ! セーコーイが初めてってなんだそりゃ……」
「……」
「……は?」
太郎さんは、真顔で僕の顔をまじまじと見た。
「はああああああああっ!?」
「……すみません」
「……」
すると、太郎さんは急に少女のように顔を真っ赤に染めてうつむいてしまった。
「……あの……太郎さん?」
「……俺も」
「……え?」
「俺も……人間とするのは初めて……」
……え?
「……人間以外とは経験あるんですか?」
太郎さんは、今度は顔を真っ赤にしたまま怒りだした。
「ちっげーよ! オモチャでオナニーしたことはあるっつってんの!」
太郎さんは、少女ではなくて処女だった。
「あれ? オモチャでもバージンって卒業できるんでしたっけ?」
「何言ってんのお前……」
「……僕、不能だったんです」
「……何言ってんのお前」
「……あ、不能って、勃起不全っていう」
「あのさあー」
急に、太郎さんは真面目な顔になって言った。
「舐めていい?」
「……えっ……ンアアッ!?」
もちろん、太郎さんは、僕の返事を待つまでもなく、僕の久しぶりに勃起したペニスを咥え込んだ。
太郎さんの口の中はとても熱かった。
柔らかな舌と、温かな粘膜に包まれて、それは僕に未だ知らぬ性器の中を想像させた。
「ほお? ひもひひい?(どう? 気持ちいい?)」
「ンアッ……はぁはぁ……デジャヴさんっ」
「んん?」
「デジャヴさんっ……んっ、アッ……出ジャ……出ちゃうーっ!!」
「おっとー」
あと寸でというところで、太郎さんは僕のペニスから口を離してしまう。うああああ、これはツラい! デジャヴ発言がまずかったか!?
イカせてもらえず、ゴール直前に一時停止させられて、僕は下半身をビクビク痙攣させながら、呼吸を荒らげていた。
「……ハァハァ……デッ……たろさん……ゴムください」
「……ゴム?」
「あなたに童貞を捧げます……」
太郎さんは、まばたきも忘れて、僕を見つめている。
「……あと、メガネ邪魔」
僕は、太郎さんの黒縁メガネのブリッジ部分に手をかけ、ひょいっと外した。
すると太郎さんは、うっかりノーメイクを見られた女子みたいに「キャーッ!」と叫んで両手で顔を隠した。
僕は、そのままベッドに押し倒した。
先ほどのパンツのポケットを漁ろうとするも、アドレナリンが出すぎているのか、なかなかポッケが見つからない。
自分で自分を焦らされて、僕は「ハァーッ……ハァーッ……」と、獣のような息づかいになっている。
ようやくコンドームにたどり着いて、乱暴に口で開けると、自分のペニスに装着を試みる。
思えばコンドームを使うのが、生まれて初めてなのだった。
ローションが手に残っているせいもあって、ツルツルとゴムがすべり、なかなか装着が上手く行かずに「フーッ! フーッ!」と、腹を空かせた獣のように、みるみる余裕を無くしていく。
1秒でも早く挿入したい! てか、それ以外のことは考えられなくなりつつあった。
太郎さんは、そんな僕の様子を、指の隙間からそろそろと恥ずかしそうに見ていたが、彼のあそこはギンギンだった。
隠すべき場所とは。
やっとの思いで、どうにかつけ終えると、僕はすでに1回戦目を終えた直後くらいに全身が汗びっしょりになっていた。
自分の身体の一部だとは信じられないくらい固くなったそれを、太郎さんのアナルの入口へと押し当てる。興奮しすぎてペニスを握る手は、ブルブルと震えていた。
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