世界革命

星月

文字の大きさ
10 / 11

ギルドカード

しおりを挟む
「すみません…。あんまりにも、素晴らしい実力で凄腕冒険者なのかなと思いまして」
「村の人と、チャンバラしたり、遊びに行って遊んだ記憶しかないわね」
「村の人から、大切にされたんですね。ここが酒場なります」

裏通り、裏路地にひっそりと、ある酒場だと思っていた私だった。

「おっきい、ねぇねぇどうしたの?」
「想像していた酒場とは、かなり違っていたからびっくり」

私達が話をしていると、夫婦らしき二人がこちらに歩いて行く。そして話しかけるのであった。

「梨亜ちゃんと、リィちゃん久しぶりだね。あれ隣の可愛いらしい人は?」
「強く可愛らしいお姉ちゃんの星四秋菜だよ。宜しく貴女達は?」
「私は理麻、夫の幸弘そして子供の由麻です。梨亜ちゃん隊長さんが呼んでいたわ」
「ありがとうございます。では隊長さんに会いに行きますか」

私達は騎士団長である彼女、加柰がいるはずの騎士団へ足を運んでいった。
「騎士団長にお目通り願えませんか?」
「すみませんが、アポは取っていますか?」
「騎士団長に直接報告しないとならない用件なので、ここに来ました」
「分かりました。騎士団長には、こちらからします」

そして私達は、騎士団長室へ行くとそこには、見知らぬ40代くらいの叔父さんと、加柰の姿があった。そして彼女は思わず声を出してしまう。

「え?何故、星四さんがここにいるのですか?」
「ナンパしに町に出たら、梨亜ちゃんと、リィちゃんが襲われそうなったから、私が護衛してるわけ」
「分かりました。では情報を聞かせて下さい」

彼女等が知った情報を聞くことにした私達だった。

「山賊と盗賊が、手を組みました。その数にして3万その中に獣(ビースト)というチームがあるらしく、その者達は、相当の実力者という情報があると思われます」
「情報ありがとう。星四さん悪いのですが、星四さんの実力知るため戦ってくれますか?」
「勝敗関係なく、この三人といる許可をくれるなら」
「ギルドカード貸して、私が入団試験する。それから遅れたけど私の名前は、魔法騎士団長のレッド宜しく 」

私達は、魔法騎士団長と一緒に、訓練室へ行き、訓練室の前につく。

「ギルド証明書をあの機械に置いて更新するから」

言われた通り私は、紙を置くと機械が始動する。更新はすぐに完了し紙を機械から抜くと扉が開く。

「参ろうか。力を抜く必要はないから、くることをおすすめする」
「わかった。皆はあそこの椅子に座っていて」

魔法騎士団長レッドは、腰にある剣を抜き出す。私は何もない所から木刀を取り出し構える。

「最初に反撃どうぞ。騎士道に違って最初から反撃はしないので」
「わかった。では楽しもうか」

私は木刀を上にあげ真っ直ぐ下ろすと、木刀から黒い弾丸が発射される。レッドは剣で弾丸を2つに分ける。

「強いな油断したら、負けるな。光金弾(こきだん)」
「光線発射」

相手の光り輝く弾丸に向け、目を瞑り指で銃を作り撃ち込むと、光りの弾丸は光線に形もなく消え失せる。そして周囲が光りに包まれるも、剣と剣の音は聞こえている。

「叔父さん強いね」
「ありがとう。星四さんも相当強いのが分かるよ」

光りに包まれた部屋の中で、話声と金属音が響き合う。部屋に充満していた光りの霧(きり)は二人の戦いで霧は弱まって行く。そして二人の姿が見えるくらいになっていた。

「二人とも凄いわね」
「はいそうですね。私では足元にも届きません」

光りに包まれている間、二人は戦い続けていた二人の戦いも遂に、終盤戦に掛かろうとしていた。

「叔父さん強いし、楽しいよ」
「ここまで俺と互角に戦えたのは、お嬢ちゃんと騎士団長しかいない」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...