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優羽奈

優羽奈⑩

公園

夏樹と優羽奈の傍に走ってくる裕太

裕太｢夏樹!!話がある｣
夏樹｢どうしたんだよ!?あ、さっきの事なら忘れて｣
裕太｢俺の間違いだったんだよ、その子は｣

奏太が優羽奈に近く。優羽奈は奏太に笑いかける

奏太｢こんにちは｣
優羽奈｢こんにちは、夏樹君のお友達？｣
夏樹｢あーこいつは・・・｣
奏太｢初めまして、奏太って言います。こいつは裕太｣
優羽奈｢私は優羽奈と言います。よろしくね｣

夏樹は見えない誰かと話ている優羽奈を見る

夏樹｢優羽奈、誰と話てるんだ？｣
優羽奈｢奏太君だよ｣
夏樹｢・・・奏太？なんの冗談｣
優羽奈｢え？｣
夏樹｢だって奏太って・・・｣


夏樹は裕太を見る


夏樹｢・・・お前どういうつもりだよ!!俺が昔お前を虐めてたからか!?｣
優羽奈｢え!?夏樹君!?｣
夏樹｢だからって、こんな｣
裕太｢落ち着けよ!!それは今関係ないだろ!!｣
夏樹｢はあ!?あるだろ!!だから、お前は｣
不知火｢ちょっといいかな｣
夏樹｢・・・誰だよあんた｣
不知火｢この子達の知り合いだよ。落ち着いて話をしたいんだ。じゃないと優羽奈ちゃんが危ない｣
夏樹｢危ない？｣
不知火｢そうだ。手遅れになる前にね｣
夏樹｢何言って｣
奏太｢優羽奈ちゃん行こう｣

奏太が優羽奈の手を引き公園の奥に向かう

不知火｢裕太君もあちらに一緒に行ってあげてくれないか？この子は私から話そう｣
裕太｢お願いします｣

裕太は奏太と優羽奈の所に行く

夏樹｢何者なんだよあんた｣
不知火｢私は不知火聖二。霊媒師だよ｣
夏樹｢はあ!?｣