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第8話:不埒な誘惑と冷酷な断罪
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初めて身体を重ねた夜から、湊の独占欲はさらなる深化を遂げていた。 九条ホールディングス内でも、湊の陽葵に対する過保護ぶりは異様なほどで、彼女がデスクを離れる際は必ず湊に報告しなければならず、廊下ですれ違う男性社員たちも、彼女の足元に光るアンクレットと、その後ろに立つ「氷の皇帝」の殺気を感じ取り、慌てて道を空けるのが日常となっていた。
そんなある日のことだった。 湊が緊急の重役会議に出席している間、陽葵は一人、オフィスビル内にあるラウンジで来客用の資料を整理していた。
「おや、こんなところで美しい秘書さんにお会いできるとは」
不意に背後からかけられた声に、陽葵は肩を揺らした。 振り返ると、そこには見覚えのある顔があった。九条ホールディングスと激しいシェア争いを繰り広げている競合他社「東都エレクトロニクス」の専務、坂上だった。
「坂上様……。九条は今、会議中のはずですが」
「彼に用があるわけじゃない。君、瀬名陽葵さんだよね? 九条君がどこへ行くにも連れ回しているという……」
坂上は馴れ馴れしい笑みを浮かべ、陽葵のパーソナルスペースに踏み込んできた。彼は陽葵のデスクに手をつき、覗き込むように顔を近づける。
「君のような美しい人が、あんな冷血漢の側にいるのはもったいない。どうだい、うちに来ないか? 待遇は今の倍出す。それとも……彼には言えないような『弱み』でも握られているのかな?」
坂上の手が、陽葵の肩に触れようと伸びてくる。陽葵は嫌悪感に身をすくませ、一歩後ずさった。
「失礼です。お引き取りください」
「おっと、失礼。だがね、九条湊は危険な男だ。君も利用されているだけかもしれない。……もしよければ、今夜ゆっくり話さないか? 彼の弱点、あるいは君が自由になれる方法について」
坂上の瞳の奥には、陽葵への下劣な好奇心と、湊を失脚させるための情報を引き出そうとする打算が透けて見えた。 陽葵が拒絶の言葉を口にしようとした、その時。
パリン、と音がした。 背後の自動ドアが開くと同時に、ラウンジの空気が一瞬で氷点下まで凍りついた。
「僕のいない間に、随分と賑やかなようだな。坂上専務」
低く、地を這うような死神の声だった。 そこには、会議を切り上げて戻ってきた湊が立っていた。彼の背後には、顔面を青白にした秘書室の男たちが控えている。 湊の瞳は、これまでに見たことがないほど冷たく、どす黒い怒りに染まっていた。
「く、九条君。これは失礼。少し彼女と世間話を……」
坂上が慌てて手を引っ込め、卑屈な笑みを浮かべる。しかし、湊は坂上の言葉など耳に届いていないかのように、ゆっくりとした足取りで陽葵の元へ歩み寄った。 湊は陽葵の腰を力強く引き寄せ、自分の体に密着させる。
「世間話、か。僕の許可なく僕の『所有物』に触れようとしたその手で、どんな世間話をするつもりだった?」
「な……何を。所有物だなんて、この時代に……」
「僕のルールが、この世界のルールだ。……陽葵、こいつにどこを触られた」
湊は陽葵の肩や腕を、汚いものを見るような目で調べた。陽葵が「触れられていません」と答える前に、湊は坂上に向き直り、ポケットからスマートフォンを取り出した。
「坂上。君の会社は、今日この瞬間をもって終わりだ」
「は……? 何を馬鹿なことを……」
「東都エレクトロニクスが裏で行っている、海外法人を通じた不正融資の証拠。そして、君が先月密会していたライバル社への技術流出の記録。……すべて、今、金融庁とマスコミに送信した」
坂上の顔から一気に血の気が引いた。
「な、なぜそれを……。嘘だ、そんなもの……!」
「嘘かどうかは、数分後に鳴り止まなくなる君の携帯が教えてくれる。……それから、君の会社が抱えている全負債の債権、先ほど僕がすべて買い取った。明日の朝、君の席はない」
湊の言葉は、判決を下す裁判官のように冷酷だった。 坂上はその場に崩れ落ち、震える手でスマートフォンを取り出す。画面には、湊の言葉通り、主要なニュースサイトに「東都エレクトロニクス、巨額不正発覚」の見出しが踊っていた。
「……あ、ああ……。九条、頼む、これだけは……!」
「連れて行け。二度とこのビルの半径一キロ以内に近づかせるな。次があれば、法ではなく僕のやり方で消す」
湊の合図で、黒服の警備員たちが坂上を引きずり出していく。ラウンジには、嵐が去った後のような静寂と、湊が放つ圧倒的な殺気だけが残った。
陽葵は、目の前で起きたあまりにも非現実的な光景に、言葉を失っていた。一人の男の不敬を理由に、東証プライム上場の企業を一夜にして倒産に追い込む。その権力の強大さと、躊躇のなさに。
「……湊さん、やりすぎです。あんなことしなくても……」
陽葵の声が震える。 湊は陽葵を抱きしめたまま、彼女の首筋に深く顔を埋めた。
「やりすぎ? ……いや、足りないくらいだ。僕の宝物に触れようとした報いだ。君に指一本触れようとする不埒な輩は、社会的に、あるいは物理的に、この世から消し去る以外に選択肢はない」
湊は陽葵の顎を強引に持ち上げ、真っ直ぐに彼女の瞳を覗き込んだ。 そこにあるのは、歪んだ愛情と、狂気的な独占欲。
「陽葵。君は僕だけのものだ。他の男と視線を合わせることも、声を交わすことも、僕にとっては耐え難い苦痛なんだ。……分かっているか?」
「……っ」
「僕を怒らせないでくれ。君が誰かに優しく微笑むたびに、僕はその男のすべてを奪い取りたくなる。……君をこの部屋に閉じ込め、鎖で繋いで、僕だけを見つめさせていたいという衝動を、必死に抑えているんだ」
湊は陽葵の唇を、貪るように激しく奪った。 それはキスというよりも、自分自身の所有権を刻みつけるための行為だった。
陽葵は、湊の胸の中で震えることしかできなかった。 彼の行動は間違いなく狂っている。けれど、自分のために世界を敵に回し、一企業を滅ぼしてまで守ろうとするその情熱に、心のどこかで抗えない安堵を感じてしまう自分に。
「……もう、どこへも行かせない。今日からは、トイレに行く時も僕の許可を得ろ。いいな?」
湊の囁きは、甘い愛の言葉であると同時に、決して逃げ出すことのできない「絶望」の宣告だった。
陽葵の足首で、金のアンクレットがチャリと音を立てる。 それは、彼女を外の世界から完全に切り離し、九条湊という名の孤独な怪物の腕の中に閉じ込める、完結した世界の合図だった。
(つづく)
【第8話:あとがき】
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 第8話、九条湊の「狂気」がついに牙を剥きました。
陽葵に馴れ馴れしく触れようとしたライバル企業の専務。湊にとって、それは単なるビジネス上の敵対関係を超え、「僕の聖域に泥足で踏み込む大罪」に他なりませんでした。一瞬にして会社を、地位を、そして人生を奪い去る。「僕のルールが、この世界のルールだ」そう言い放つ湊の圧倒的な支配力に、恐ろしさと同時に、逃げ場のない甘い背徳感を感じていただけたのではないでしょうか。
▼『執愛の譜(スコア)』全曲公開中(第8話推奨曲:『擬態』・『アイソレーション』) 聖域を侵す者を容赦なく排除する湊の咆哮。私108が紡いだ旋律と共に、暴走する執愛の熱量を体感してください。
①『擬態 ―The Masked Emperor―』 ――第8話、ライバルを蹂躙する「皇帝」の冷徹な咆哮。 完璧なエリートとしての仮面(擬態)を被りながら、その裏で冷酷に敵を破滅させる湊。重厚なビートと歪んだギターサウンドが、彼の内に潜む「本物の怪物」の目覚めを象徴しています。
②『蜜 (MITSU) ―Karmic Addiction―』 ――執着という名の毒に染まる、逃れられない業(カルマ)。 他者を排除し、陽葵を自分の腕の中だけに囲い込もうとする湊の孤独な飢え。官能的なピアノの調べが、支配という名の甘い蜜に溺れていく二人の運命を際立たせます。
③『アイソレーション (Isolation) ―不純物なき隔離―』 ――不純物を排除し、陽葵を「完全隔離」しようとする狂気。 「僕の知らない場所を、一箇所だって残したくない」。外界との接触を絶ち、彼女を自分だけの世界に閉じ込める(Isolation)湊の加速する独占欲。ハイトーンの絶唱が、限界を超えた彼の愛を象徴します。
「君を鎖で繋いで、僕だけを見つめさせていたい」
必死に抑えていた湊の衝動が、少しずつ溢れ出しています。陽葵を愛すれば愛するほど、その愛は鋭利な刃物となり、彼女の周囲のすべてを切り裂いていく。足首の金の鎖が鳴るたび、陽葵は自由を失い、湊という底なしの沼に沈んでいきます。
【物語とシンクロする公式リンク】
Music (Suno): https://suno.com/song/@108sund
TikTok: @108sund
X (Official): @108Sund
【重要なお知らせ】 いよいよ、本作は「第19回恋愛小説大賞」のメイン期間(2月)へと突入します!明日1月29日からは、湊の独占欲がさらに暴走し、二人の関係を根本から揺るがす「ある人物」が登場します。
「湊のブチギレっぷりが最高だった!」「もっと陽葵を独占してほしい……!」と思ってくださった皆様、ぜひ【お気に入り登録】と【応援ポイント】、そして【感想】での応援をよろしくお願いいたします!皆様の一票が、本作を大賞へと導く唯一の鍵になります。
明日の20:00、第9話でお会いしましょう。 湊の執愛という名の檻。その扉は、もう内側からは開きません――。
そんなある日のことだった。 湊が緊急の重役会議に出席している間、陽葵は一人、オフィスビル内にあるラウンジで来客用の資料を整理していた。
「おや、こんなところで美しい秘書さんにお会いできるとは」
不意に背後からかけられた声に、陽葵は肩を揺らした。 振り返ると、そこには見覚えのある顔があった。九条ホールディングスと激しいシェア争いを繰り広げている競合他社「東都エレクトロニクス」の専務、坂上だった。
「坂上様……。九条は今、会議中のはずですが」
「彼に用があるわけじゃない。君、瀬名陽葵さんだよね? 九条君がどこへ行くにも連れ回しているという……」
坂上は馴れ馴れしい笑みを浮かべ、陽葵のパーソナルスペースに踏み込んできた。彼は陽葵のデスクに手をつき、覗き込むように顔を近づける。
「君のような美しい人が、あんな冷血漢の側にいるのはもったいない。どうだい、うちに来ないか? 待遇は今の倍出す。それとも……彼には言えないような『弱み』でも握られているのかな?」
坂上の手が、陽葵の肩に触れようと伸びてくる。陽葵は嫌悪感に身をすくませ、一歩後ずさった。
「失礼です。お引き取りください」
「おっと、失礼。だがね、九条湊は危険な男だ。君も利用されているだけかもしれない。……もしよければ、今夜ゆっくり話さないか? 彼の弱点、あるいは君が自由になれる方法について」
坂上の瞳の奥には、陽葵への下劣な好奇心と、湊を失脚させるための情報を引き出そうとする打算が透けて見えた。 陽葵が拒絶の言葉を口にしようとした、その時。
パリン、と音がした。 背後の自動ドアが開くと同時に、ラウンジの空気が一瞬で氷点下まで凍りついた。
「僕のいない間に、随分と賑やかなようだな。坂上専務」
低く、地を這うような死神の声だった。 そこには、会議を切り上げて戻ってきた湊が立っていた。彼の背後には、顔面を青白にした秘書室の男たちが控えている。 湊の瞳は、これまでに見たことがないほど冷たく、どす黒い怒りに染まっていた。
「く、九条君。これは失礼。少し彼女と世間話を……」
坂上が慌てて手を引っ込め、卑屈な笑みを浮かべる。しかし、湊は坂上の言葉など耳に届いていないかのように、ゆっくりとした足取りで陽葵の元へ歩み寄った。 湊は陽葵の腰を力強く引き寄せ、自分の体に密着させる。
「世間話、か。僕の許可なく僕の『所有物』に触れようとしたその手で、どんな世間話をするつもりだった?」
「な……何を。所有物だなんて、この時代に……」
「僕のルールが、この世界のルールだ。……陽葵、こいつにどこを触られた」
湊は陽葵の肩や腕を、汚いものを見るような目で調べた。陽葵が「触れられていません」と答える前に、湊は坂上に向き直り、ポケットからスマートフォンを取り出した。
「坂上。君の会社は、今日この瞬間をもって終わりだ」
「は……? 何を馬鹿なことを……」
「東都エレクトロニクスが裏で行っている、海外法人を通じた不正融資の証拠。そして、君が先月密会していたライバル社への技術流出の記録。……すべて、今、金融庁とマスコミに送信した」
坂上の顔から一気に血の気が引いた。
「な、なぜそれを……。嘘だ、そんなもの……!」
「嘘かどうかは、数分後に鳴り止まなくなる君の携帯が教えてくれる。……それから、君の会社が抱えている全負債の債権、先ほど僕がすべて買い取った。明日の朝、君の席はない」
湊の言葉は、判決を下す裁判官のように冷酷だった。 坂上はその場に崩れ落ち、震える手でスマートフォンを取り出す。画面には、湊の言葉通り、主要なニュースサイトに「東都エレクトロニクス、巨額不正発覚」の見出しが踊っていた。
「……あ、ああ……。九条、頼む、これだけは……!」
「連れて行け。二度とこのビルの半径一キロ以内に近づかせるな。次があれば、法ではなく僕のやり方で消す」
湊の合図で、黒服の警備員たちが坂上を引きずり出していく。ラウンジには、嵐が去った後のような静寂と、湊が放つ圧倒的な殺気だけが残った。
陽葵は、目の前で起きたあまりにも非現実的な光景に、言葉を失っていた。一人の男の不敬を理由に、東証プライム上場の企業を一夜にして倒産に追い込む。その権力の強大さと、躊躇のなさに。
「……湊さん、やりすぎです。あんなことしなくても……」
陽葵の声が震える。 湊は陽葵を抱きしめたまま、彼女の首筋に深く顔を埋めた。
「やりすぎ? ……いや、足りないくらいだ。僕の宝物に触れようとした報いだ。君に指一本触れようとする不埒な輩は、社会的に、あるいは物理的に、この世から消し去る以外に選択肢はない」
湊は陽葵の顎を強引に持ち上げ、真っ直ぐに彼女の瞳を覗き込んだ。 そこにあるのは、歪んだ愛情と、狂気的な独占欲。
「陽葵。君は僕だけのものだ。他の男と視線を合わせることも、声を交わすことも、僕にとっては耐え難い苦痛なんだ。……分かっているか?」
「……っ」
「僕を怒らせないでくれ。君が誰かに優しく微笑むたびに、僕はその男のすべてを奪い取りたくなる。……君をこの部屋に閉じ込め、鎖で繋いで、僕だけを見つめさせていたいという衝動を、必死に抑えているんだ」
湊は陽葵の唇を、貪るように激しく奪った。 それはキスというよりも、自分自身の所有権を刻みつけるための行為だった。
陽葵は、湊の胸の中で震えることしかできなかった。 彼の行動は間違いなく狂っている。けれど、自分のために世界を敵に回し、一企業を滅ぼしてまで守ろうとするその情熱に、心のどこかで抗えない安堵を感じてしまう自分に。
「……もう、どこへも行かせない。今日からは、トイレに行く時も僕の許可を得ろ。いいな?」
湊の囁きは、甘い愛の言葉であると同時に、決して逃げ出すことのできない「絶望」の宣告だった。
陽葵の足首で、金のアンクレットがチャリと音を立てる。 それは、彼女を外の世界から完全に切り離し、九条湊という名の孤独な怪物の腕の中に閉じ込める、完結した世界の合図だった。
(つづく)
【第8話:あとがき】
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 第8話、九条湊の「狂気」がついに牙を剥きました。
陽葵に馴れ馴れしく触れようとしたライバル企業の専務。湊にとって、それは単なるビジネス上の敵対関係を超え、「僕の聖域に泥足で踏み込む大罪」に他なりませんでした。一瞬にして会社を、地位を、そして人生を奪い去る。「僕のルールが、この世界のルールだ」そう言い放つ湊の圧倒的な支配力に、恐ろしさと同時に、逃げ場のない甘い背徳感を感じていただけたのではないでしょうか。
▼『執愛の譜(スコア)』全曲公開中(第8話推奨曲:『擬態』・『アイソレーション』) 聖域を侵す者を容赦なく排除する湊の咆哮。私108が紡いだ旋律と共に、暴走する執愛の熱量を体感してください。
①『擬態 ―The Masked Emperor―』 ――第8話、ライバルを蹂躙する「皇帝」の冷徹な咆哮。 完璧なエリートとしての仮面(擬態)を被りながら、その裏で冷酷に敵を破滅させる湊。重厚なビートと歪んだギターサウンドが、彼の内に潜む「本物の怪物」の目覚めを象徴しています。
②『蜜 (MITSU) ―Karmic Addiction―』 ――執着という名の毒に染まる、逃れられない業(カルマ)。 他者を排除し、陽葵を自分の腕の中だけに囲い込もうとする湊の孤独な飢え。官能的なピアノの調べが、支配という名の甘い蜜に溺れていく二人の運命を際立たせます。
③『アイソレーション (Isolation) ―不純物なき隔離―』 ――不純物を排除し、陽葵を「完全隔離」しようとする狂気。 「僕の知らない場所を、一箇所だって残したくない」。外界との接触を絶ち、彼女を自分だけの世界に閉じ込める(Isolation)湊の加速する独占欲。ハイトーンの絶唱が、限界を超えた彼の愛を象徴します。
「君を鎖で繋いで、僕だけを見つめさせていたい」
必死に抑えていた湊の衝動が、少しずつ溢れ出しています。陽葵を愛すれば愛するほど、その愛は鋭利な刃物となり、彼女の周囲のすべてを切り裂いていく。足首の金の鎖が鳴るたび、陽葵は自由を失い、湊という底なしの沼に沈んでいきます。
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「湊のブチギレっぷりが最高だった!」「もっと陽葵を独占してほしい……!」と思ってくださった皆様、ぜひ【お気に入り登録】と【応援ポイント】、そして【感想】での応援をよろしくお願いいたします!皆様の一票が、本作を大賞へと導く唯一の鍵になります。
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