55 / 65
第3章 魔王様と元勇者は諸悪の根源に喧嘩を売る
魔王様は熱に溺れる
しおりを挟む
熱い
熱いのは昔から嫌いだ
そのはずなのに
この熱さは嫌じゃない
むしろふわふわとした心地よさがあって
ずっとその心地よさに身を委ねていたくて
頭が上手く回らなくなっていく
「ノア様、ノア様?大丈夫ですか」
ん?ルーク…?俺は大丈夫だぞ
「あぁ、よかった…突然意識を失われたので…心配しました」
そうか…俺、気を失ってたのか…
それだけお前とのこれが気持ちよかったってことだ、許して欲しい…
「許すも何も、そう言っていただけて嬉しい限りです。ですが、少し無理をさせすぎてしまったかもしれませんね。水分補給をしましょうか」
どっか行くのか?俺から離れて…?
嫌だ、嫌だそんなの…
俺から離れていくな!
・・・・・・・・・・
「行くな…!」
ベッドへと沈んで短時間とはいえ気絶までしたノアを休ませようとルークは身体を離し、水を取りに行こうとするがノアに腕を掴まれたことでベットから離れることができなくなってしまった。
「ノア様…?」
「やだ…今日は一晩中してくれるんだろ…?」
真っ赤に火照ったノアの身体には度重なる行為で夥しいほどの所有印や歯形が付けられており、素面であれば恥ずかしがって口も聞いてくれなくなるレベルだった。
しかし今のノアの瞳の奥はとろりと熱を持って蕩けており、普段の意思の強さはなりを潜め、男を誘う娼婦もかくやといった風になっていた。
「ですがこれ以上ノア様に無理は…」
「無理じゃない!無理じゃないから…なぁ…」
ノアは自ら足を開き、誘うように自分で幾度もルークを受け入れた場所を開いてみせた。その奥からはごぷりと白濁とした液体が溢れ出て、背徳的な光景がルークの目の前に曝け出された。
「もっと…ルークのこと…くれなきゃやだ…」
「ーッ!ノア様…!」
ここまで煽られてルークが黙っていられるわけもなく。すぐさまノアを押し倒すと、その身体を再び重ね合わせた。
「あッ…ぁう……きたぁ……ッルーク…るーくぅ…」
「はい、僕はここにおりますよ」
「きもちぃい…ッもっと…おく…きて…ッ!」
ノアは快楽から身体をのけぞらせて喉を鳴らす。しかし苦しそうな気配はなく、むしろ嬉しそうにルークの首に縋りつき、その律動に身を任せていた。
「ルーク…んぁッ…な、なぁ…くち、して…ッん…むぅ…っ」
舌をチロチロと誘うように揺らすと、心得たとばかりにルークはその舌に自分のそれを絡め合わせる。
お互いの呼吸を奪い合うように激しいそれを、ノアはそれを大層気に入ったのか行為中に何度も強請り、ルークもそれを快く受け入れていた。
「んちゅ…はっ…あ…ッイく…ルーク…俺もう…っ」
「構いませんよ…ッ。僕も、あんまり我慢できそうにないです」
「中がいい…ッルークの…欲しい…んぁっ!」
「またですか?これ以上出したら、もしかすると…孕んでしまうかもしれませんよ?」
生物学的にはあり得ない話だ。ノアはルークと同じ男性なのだから、子供を成すことなど不可能だ。
だがしかし茹で上がった頭では正常なことなど何も考えられず、どっぷりと身体の芯まで快楽に浸かりきった今では、そんな理性的なことを考えられるわけもなかった。
「いい…ッいいから…!出して…ルークの、全部…っおれの中に…!」
「…ッ承知いたしました。それでは、全てお飲みくださいますよう…っ」
「ァがっ…イく……んぐ…ッ…ア…んぅぅッッ!」
一際大きくノアの身体が跳ね、ルークはそれを押さえ込むようにその身体を抱きしめた。
しばらくの間2人は抱き合い、室内には荒い呼吸の音のみが響いていたが、ノアは今度こそ完全に意識を失ったのか、ルークにしがみついていた腕をだらりと下げ、完全にその身をルークに預けきっていた。
ルークはそんなノアの額に浮かんだ汗を軽く拭ってやると、そのまま触れるだけの口づけを落とした。
「最後までお付き合いいただきありがとうございます、ノア様」
「んぅ…ん…っ」
そのまま汗だくになった身体を抱き上げ、清めるために浴室へと連れていく。
よほど疲れてしまったのか明け方に終わった行為の後、翌日の昼まで目を覚ますことはなかった。
熱いのは昔から嫌いだ
そのはずなのに
この熱さは嫌じゃない
むしろふわふわとした心地よさがあって
ずっとその心地よさに身を委ねていたくて
頭が上手く回らなくなっていく
「ノア様、ノア様?大丈夫ですか」
ん?ルーク…?俺は大丈夫だぞ
「あぁ、よかった…突然意識を失われたので…心配しました」
そうか…俺、気を失ってたのか…
それだけお前とのこれが気持ちよかったってことだ、許して欲しい…
「許すも何も、そう言っていただけて嬉しい限りです。ですが、少し無理をさせすぎてしまったかもしれませんね。水分補給をしましょうか」
どっか行くのか?俺から離れて…?
嫌だ、嫌だそんなの…
俺から離れていくな!
・・・・・・・・・・
「行くな…!」
ベッドへと沈んで短時間とはいえ気絶までしたノアを休ませようとルークは身体を離し、水を取りに行こうとするがノアに腕を掴まれたことでベットから離れることができなくなってしまった。
「ノア様…?」
「やだ…今日は一晩中してくれるんだろ…?」
真っ赤に火照ったノアの身体には度重なる行為で夥しいほどの所有印や歯形が付けられており、素面であれば恥ずかしがって口も聞いてくれなくなるレベルだった。
しかし今のノアの瞳の奥はとろりと熱を持って蕩けており、普段の意思の強さはなりを潜め、男を誘う娼婦もかくやといった風になっていた。
「ですがこれ以上ノア様に無理は…」
「無理じゃない!無理じゃないから…なぁ…」
ノアは自ら足を開き、誘うように自分で幾度もルークを受け入れた場所を開いてみせた。その奥からはごぷりと白濁とした液体が溢れ出て、背徳的な光景がルークの目の前に曝け出された。
「もっと…ルークのこと…くれなきゃやだ…」
「ーッ!ノア様…!」
ここまで煽られてルークが黙っていられるわけもなく。すぐさまノアを押し倒すと、その身体を再び重ね合わせた。
「あッ…ぁう……きたぁ……ッルーク…るーくぅ…」
「はい、僕はここにおりますよ」
「きもちぃい…ッもっと…おく…きて…ッ!」
ノアは快楽から身体をのけぞらせて喉を鳴らす。しかし苦しそうな気配はなく、むしろ嬉しそうにルークの首に縋りつき、その律動に身を任せていた。
「ルーク…んぁッ…な、なぁ…くち、して…ッん…むぅ…っ」
舌をチロチロと誘うように揺らすと、心得たとばかりにルークはその舌に自分のそれを絡め合わせる。
お互いの呼吸を奪い合うように激しいそれを、ノアはそれを大層気に入ったのか行為中に何度も強請り、ルークもそれを快く受け入れていた。
「んちゅ…はっ…あ…ッイく…ルーク…俺もう…っ」
「構いませんよ…ッ。僕も、あんまり我慢できそうにないです」
「中がいい…ッルークの…欲しい…んぁっ!」
「またですか?これ以上出したら、もしかすると…孕んでしまうかもしれませんよ?」
生物学的にはあり得ない話だ。ノアはルークと同じ男性なのだから、子供を成すことなど不可能だ。
だがしかし茹で上がった頭では正常なことなど何も考えられず、どっぷりと身体の芯まで快楽に浸かりきった今では、そんな理性的なことを考えられるわけもなかった。
「いい…ッいいから…!出して…ルークの、全部…っおれの中に…!」
「…ッ承知いたしました。それでは、全てお飲みくださいますよう…っ」
「ァがっ…イく……んぐ…ッ…ア…んぅぅッッ!」
一際大きくノアの身体が跳ね、ルークはそれを押さえ込むようにその身体を抱きしめた。
しばらくの間2人は抱き合い、室内には荒い呼吸の音のみが響いていたが、ノアは今度こそ完全に意識を失ったのか、ルークにしがみついていた腕をだらりと下げ、完全にその身をルークに預けきっていた。
ルークはそんなノアの額に浮かんだ汗を軽く拭ってやると、そのまま触れるだけの口づけを落とした。
「最後までお付き合いいただきありがとうございます、ノア様」
「んぅ…ん…っ」
そのまま汗だくになった身体を抱き上げ、清めるために浴室へと連れていく。
よほど疲れてしまったのか明け方に終わった行為の後、翌日の昼まで目を覚ますことはなかった。
10
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
勇者様への片思いを拗らせていた僕は勇者様から溺愛される
八朔バニラ
BL
蓮とリアムは共に孤児院育ちの幼馴染。
蓮とリアムは切磋琢磨しながら成長し、リアムは村の勇者として祭り上げられた。
リアムは勇者として村に入ってくる魔物退治をしていたが、だんだんと疲れが見えてきた。
ある日、蓮は何者かに誘拐されてしまい……
スパダリ勇者×ツンデレ陰陽師(忘却の術熟練者)
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
肩甲骨に薔薇の種(アルファポリス版・完結済)
おにぎり1000米
BL
エンジニアの三波朋晴はモデルに間違われることもある美形のオメガだが、学生の頃から誰とも固定した関係を持つことができないでいる。しかしとあるきっかけで年上のベータ、佐枝峡と出会い、好意をもつが…
*オメガバース(独自設定あり)ベータ×オメガ 年齢差カプ
*『まばゆいほどに深い闇』の脇キャラによるスピンオフなので、キャラクターがかぶります。本編+後日談。他サイト掲載作品の改稿修正版につきアルファポリス版としましたが、内容はあまり変わりません。
女子にモテる極上のイケメンな幼馴染(男)は、ずっと俺に片思いしてたらしいです。
山法師
BL
南野奏夜(みなみの そうや)、総合大学の一年生。彼には同じ大学に通う同い年の幼馴染がいる。橘圭介(たちばな けいすけ)というイケメンの権化のような幼馴染は、イケメンの権化ゆえに女子にモテ、いつも彼女がいる……が、なぜか彼女と長続きしない男だった。
彼女ができて、付き合って、数ヶ月しないで彼女と別れて泣く圭介を、奏夜が慰める。そして、モテる幼馴染である圭介なので、彼にはまた彼女ができる。
そんな日々の中で、今日もまた「別れた」と連絡を寄越してきた圭介に会いに行くと、こう言われた。
「そーちゃん、キスさせて」
その日を境に、奏夜と圭介の関係は変化していく。
【完結】口遊むのはいつもブルージー 〜双子の兄に惚れている後輩から、弟の俺が迫られています〜
星寝むぎ
BL
お気に入りやハートを押してくださって本当にありがとうございます! 心から嬉しいです( ; ; )
――ただ幸せを願うことが美しい愛なら、これはみっともない恋だ――
“隠しごとありの年下イケメン攻め×双子の兄に劣等感を持つ年上受け”
音楽が好きで、SNSにひっそりと歌ってみた動画を投稿している桃輔。ある日、新入生から唐突な告白を受ける。学校説明会の時に一目惚れされたらしいが、出席した覚えはない。なるほど双子の兄のことか。人違いだと一蹴したが、その新入生・瀬名はめげずに毎日桃輔の元へやってくる。
イタズラ心で兄のことを隠した桃輔は、次第に瀬名と過ごす時間が楽しくなっていく――
アルカナの英雄は死神皇子に嫁ぐ
霖
BL
難攻不落と言われたアルカナ砦を攻略し、帝都に名が届くほどの軍功を上げた辺境国王の庶子リセル。しかし英雄として凱旋したリセルを待ち受けていたのは、帝国の第三皇子ジュノビオの不可解な求婚だった。
実直皇子×お人好し美人
※ほかのサイトにも同時に投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる