【16+4話完結】虚な森の主と、世界から逃げた僕〜転生したら甘すぎる独占欲に囚われました〜

キノア9g

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2章

第14話:『通い妻の貴公子』

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 それからというもの、レンオリスは毎日のように森へ通った。

 別荘の管理人や使用人たちの目を盗み、午後の散歩と称して屋敷を抜け出す。
 森の入り口には、あの日ゼルフィードが出現させた漆黒の茨が、拒絶の壁となって立ちはだかっていた。鋭い棘を持つその茨は、人間など容易く引き裂くだろう威圧感を放っている。

 けれど、レンオリスは諦めなかった。
 茨の壁に沿って歩き、綻びを探す。あるいは、茨が動かないのをいいことに、隙間を見つけて体を通す。衣服が棘に引っかかり、上質な生地が裂け、時には白い肌に赤い傷ができることもあった。
 それでも、レンオリスは足を止めなかった。

 痛いのは、体だけだ。
 彼に会えずに別荘で過ごす時間の、あの息が詰まるような虚無感に比べれば、棘の痛みなど愛おしいくらいだった。

「……今日も、いない」

 レンオリスは、廃墟となった邸宅の跡地で、ぽつりと呟いた。
 灰色の空の下、崩れた石壁が寒々しく佇んでいる。
 あの「美しい人」の姿はない。

 レンオリスは、瓦礫の上に腰を下ろした。
 手には、屋敷からこっそり持ち出したバスケットがある。中には、シェフが焼いたクッキーと、温かい紅茶が入った水筒。

「出てきてくれないなら、ここで待ちます」

 レンオリスは誰に言うでもなく宣言し、本を取り出した。
 待つことは苦ではなかった。
 この場所に座っているだけで、不思議と心が落ち着くのだ。かつてここで、誰かと並んで座っていたような——そんな温かい既視感が、レンオリスの心を包み込んでくれる。

 一時間、二時間。
 日が傾き、森の空気が冷たくなっても、レンオリスは動かなかった。

 ——カサッ。

 背後で、落ち葉を踏む音がした。
 レンオリスが弾かれたように振り返ると、そこには漆黒の外套を纏ったゼルフィードが立っていた。
 その顔には、隠しきれない苛立ちと、どうしようもない困惑が浮かんでいる。

「……貴様は、馬鹿なのか」

 低い声で、彼は言った。

「二度と来るなと言ったはずだ。死にたいのか?」

 鋭い言葉。けれど、レンオリスは嬉しくてたまらず、花が咲くように微笑んだ。

「会いに来てくれましたね」

「……追い出しに来ただけだ」

 ゼルフィードは不機嫌そうに顔を背けた。
 レンオリスは、彼が本当に自分を殺す気などないことを、本能で悟っていた。殺気が全くないのだ。むしろ、彼が纏う冷気は、レンオリスを遠ざけるためというより、彼自身の激情を冷やすためのもののように思えた。

「これ、よかったら食べませんか? とても美味しいクッキーなんです」

 レンオリスはバスケットを差し出した。
 ゼルフィードは、まるで毒物でも見るかのような目でそれを見た。

「……人間如きの食物など、俺には必要ない」

「でも、甘いですよ? 疲れが取れます」

「俺は疲れてなどいない。……帰れ」

 彼は冷たく言い放ち、再び姿を消そうとする。
 レンオリスは慌てて言葉を継いだ。

「じゃあ、置いておきます! ……もし気に入らなければ、小鳥にあげてもいいですから」

 レンオリスはバスケットを瓦礫の上に置き、一歩下がった。
 ゼルフィードは、その様子をじっと見ていた。紫の瞳が、僅かに揺れている。
 かつて、この森で「蓮」が欲しがるものを、ゼルフィードが与え続けていた日々。
 今は立場が逆転し、記憶を失ったレンオリスが、拒絶するゼルフィードに何かを与えようとしている。
 その健気で、少し的外れな献身が、ゼルフィードの頑なな心を、少しずつ、しかし確実に削っていた。


 ◇◇◇

 そんな奇妙な「通い」が、一週間ほど続いたある日のこと。

 その日は、朝から空が暗く、午後になると冷たい雨が降り出した。
 氷雨だ。季節外れの寒気が森を包み込み、針のような雨粒が地面を叩く。

 別荘の使用人たちは「こんな日に外出などとんでもない」と止めたが、レンオリスは「どうしても行かなければならない場所がある」と言い張り、コートを羽織って森へ向かった。

(雨の日は、彼はどうしているんだろう)

 あの廃墟には屋根がない。
 彼は濡れていないだろうか。寒がっていないだろうか。
 そんな心配ばかりが頭をよぎる。

 森に着くと、雨脚はさらに強まった。
 視界が白くなるほどの豪雨。足元のぬかるみに足を取られ、何度も転びそうになる。
 レンオリスの体は冷え切り、指先の感覚がなくなっていた。ひ弱な体に、この寒さは堪えた。

 廃墟に辿り着いた頃には、レンオリスは全身ずぶ濡れで、ガタガタと震えていた。
 誰もいない。
 灰色の石壁が、雨に打たれて黒く濡れているだけだ。

「……はぁ、はぁ……」

 レンオリスは、少しでも雨を凌ごうと、崩れかけた壁の陰に身を寄せた。
 寒い。
 息をするたびに、肺が凍りつきそうだ。
 帰るべきだと頭では分かっている。でも、このまま帰ったら、彼がもし現れた時に一人ぼっちになってしまう。

(もう少しだけ……待ってみよう)

 レンオリスは膝を抱えてうずくまった。
 意識が朦朧としてくる。雨音が遠くなり、世界が白く霞んでいく。

 ——このまま、眠ってしまいたい。
 そう思った時だった。

 ふわりと。
 雨の冷たさが消えた。

 顔を上げると、レンオリスの頭上に、見えない傘が差されたかのように、雨粒が弾かれていた。
 そして、目の前に、漆黒のブーツがあった。

「……何をしている」

 怒りを押し殺したような、低い声。
 ゼルフィードが立っていた。
 雨の中、彼だけが濡れていない。彼が纏う魔力が、雨を寄せ付けないのだ。
 その紫の瞳は、これまでに見たことがないほど険しく、レンオリスを睨みつけていた。

「あ……ゼルフィード、さん……?」

 レンオリスが、無意識に彼の名前を呼んだ瞬間。
 ゼルフィードの表情が、驚愕と苦痛に歪んだ。

「……なぜ、その名を」

 レンオリスは自分の口を押さえた。
 なぜだろう。教わっていないはずなのに。
 でも、この人の名前はそれしかないと、魂が知っていた。

「……ごめんなさい。勝手に、呼んでしまって」

 レンオリスが謝ろうとして体を起こすと、急激な目眩が襲った。
 視界が回り、体が傾く。

「あっ……」

 倒れる、と思った瞬間。
 強い力がレンオリスの腕を引き、抱き止めた。

 ひんやりとした感触。
 雨の冷たさとは違う、硬質で、でもどこか懐かしい冷たさ。
 ゼルフィードが、レンオリスを支えていた。

「馬鹿が……! こんな日にまで来て、死にたいのか!」

 怒鳴り声。けれど、その声は震えていた。
 彼はレンオリスの冷え切った体を抱きしめると、片手で空を仰いだ。

「——展開せよ」

 彼が短く唱えると、廃墟の空間が歪んだ。
 瓦礫が宙に浮き、組み合わさり、瞬く間に屋根と壁が修復されていく。
 ただの廃墟だった場所が、一瞬にして、雨風を凌げる「部屋」へと変わったのだ。

 さらに、ゼルフィードが指を鳴らす。
 部屋の中央に、幻のような暖炉が現れた。
 パチパチと薪が燃える音がして、黄金色の炎が燃え上がる。
 魔法の炎。熱くないのに、芯から温まる不思議な炎。

「……これ……」

 レンオリスは目を見開いた。
 この光景を知っている。
 以前、自分が「寒い」と言った時に、誰かがこうして魔法で暖めてくれた記憶。
 その時の安心感と幸福感が、胸の奥底から蘇ってくる。

 ゼルフィードは、レンオリスを暖炉の前のクッション(これも魔法で出したものだ)に座らせると、自身の漆黒の外套を脱ぎ、レンオリスの肩にかけた。

「……温まれ。服が乾くまで、ここを動くな」

 ぶっきらぼうな言い方だった。
 彼はレンオリスと目を合わせようとせず、少し離れた場所に立った。
 突き放さなければならないのに、どうしても放っておけない。
 そんな彼の葛藤が、背中から痛いほど伝わってきた。

 レンオリスは、外套を強く握りしめた。
 彼の匂いがする。
 夜の森の匂いと、微かな甘い残り香。
 その匂いに包まれているだけで、凍えていた体が解け、涙が出そうになる。

「……どうして、優しくしてくれるんですか?」

 レンオリスは震える声で尋ねた。

「僕を殺すと言ったのに。二度と来るなと言ったのに」

「……気まぐれだ」

 ゼルフィードは背を向けたまま答えた。

「森の庭先で人間の死体を片付けるのは面倒だからな」

「嘘だ」

 レンオリスは言った。
 彼が嘘をついているのが分かる。彼は優しい。誰よりも、不器用で優しい人だ。

「あなたは、本当は誰かを待っているんでしょう?」

 レンオリスの言葉に、ゼルフィードの肩がびくりと震えた。

「この場所で、誰かを……とても大切な人を、ずっと待っている。違いますか?」

「……黙れ」

「その人は、僕に似ていますか? だから、僕に優しくしてくれるんですか?」

 レンオリスは、自分の中に芽生えた嫉妬心に気づいた。
 彼が想っている誰か。
 その「誰か」になりたい。彼の瞳に映っているのが、代用品としての自分だとしても構わない。
 この人に触れていたい。この人の孤独を癒やしたい。

 レンオリスは立ち上がり、ふらつく足でゼルフィードに近づいた。
 そして、背後から彼の上着の裾を掴んだ。

「帰れと言われても……僕はまた来ます」

「……何?」

 ゼルフィードがゆっくりと振り返る。
 暖炉の火に照らされたその顔は、泣き出しそうに歪んでいた。

「あなたが一人で泣いている気がして、放っておけないんです。……たとえ、あなたが僕を嫌っていても」

 レンオリスは、彼を見上げて微笑んだ。
 雨に濡れた銀髪が頬に張り付き、青い瞳が潤んでいる。
 その姿は、かつてこの森で愛し合った「蓮」そのものだった。

「僕は、あなたと一緒にいたい。……どうしようもなく、あなたが恋しいんです」

 ——ドクン。

 言葉にした瞬間、レンオリスの世界が鮮やかに色づいた。
 胸の穴が埋まる音。
 理屈も記憶も超えた、魂の叫び。

 ああ、そうだ。
 僕は、この人に恋をしている。
 初めて会った時から——いや、もしかしたらそれより前から、この人を愛していたのかもしれない。

 レンオリスの告白を聞いたゼルフィードは、息を止めた。
 紫の瞳が大きく見開かれ、絶望と歓喜が入り混じった複雑な光を宿す。

「……お前は……」

 ゼルフィードの手が震えながら伸びかけ、そして空中で止まった。
 触れてはいけない。
 触れれば、また彼を危険に晒すかもしれない。
 記憶を消して、彼は平穏を手に入れたはずなのに。
 なぜ、この魂は戻ってきてしまうのか。

「馬鹿な奴だ……本当に」

 ゼルフィードは呻くように言い、拳を握りしめた。
 拒絶しなければならない。
 なのに、目の前の愛しい存在を、どうしても突き放すことができなかった。

 雨音だけが響く部屋で、二人は見つめ合う。
 記憶を失った貴公子と、記憶を抱えて生きる森の主。
 二度目の恋の炎が、暖炉の火よりも熱く、静かに燃え上がっていた。
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