異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー冒険記作家になる!?

272日目:古坑道で聞いた、封印された扉の噂

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

272日目:古坑道で聞いた、封印された扉の噂


こんばんは、ぼっちーです。

昨日、境界線の奥にある坑道で“封印された扉”の存在を示す記号を見つけました。
でも、そこには何が眠っているのか――正直、まだ何も分かりません。
そこで今日は、坑道に今も残っている古参の鉱夫たちに話を聞いてみることにしました。


古参の鉱夫との出会い

坑道の奥、ひっそりした焚き火のそばで休んでいた老人たち。
かつて鉱山が栄えていた頃から働いていたらしく、顔は煤で黒ずみ、目は岩と同じくらい鋭い。

「お前さんら、境界の扉を見に行ったのか」
「はい。記号を辿ってきたら、どうやらそこに封印が……」

すると老人の一人が、ふいに声を潜めました。

「百年前、そこを開けようとした連中がいたんだ。
だが――一人残らず、消えちまった」


封印の噂

老人たちが語るには、扉は古代の鉱山精霊によって閉ざされたものらしい。
精霊は“人が見てはいけないもの”を隠し、封じたという。

「扉に近づくだけで、冷気に骨まで凍る。
叩けば、内側から叩き返される。
耳を澄ませば、船の鐘の音が聞こえることもある……」

「もふ(訳:え、ちょっと待って。最後のやつホラーすぎない?)」
「確かに、海の鐘が坑道で鳴るのは怖いな」
「もふ(訳:ぼく、鐘の音したら耳塞ぐから!)」
「塞いでも聞こえるパターンじゃない?」
「もふぅぅぅ(訳:やめてー!)」


噂の真偽

もちろん、噂話のどこまでが真実かは分かりません。
でも、封印された扉の存在自体は確か。
そして羅針盤の針が指し示した先も――まさにその扉の方角です。

「お前さん、行くつもりか?」と老人が問いかけます。
ぼくは小さくうなずきました。

その瞬間、モフがぼそっとひと言。

「もふ(訳:ぼくは行かないって選択肢、まだあるよね?)」
「ない」
「もふぅ(訳:……やっぱり?)」


こうして、扉の噂を集めた今日。
ぼくたちは、ただの古い坑道ではなく、鉱山精霊と関わる場所に足を踏み入れようとしているのかもしれません。

モフは怖がっているけれど――もしかしたら、精霊と仲良くなる道もあるかも?


ぼっちー今日のひとこと

「噂は恐怖を大きくするけれど、真実はその先にある」


プロフィール

• 名前:ぼっちー(地図と記録の収集家・封印調査中)
• 相棒:モフ(鐘の音に耳を塞ぐ予定のふわもふ)
• 今日の記録:鉱夫の証言入手/封印の噂確認/消失事件の存在を把握


次回は
封印された扉の手前で、鉱山精霊らしき存在と遭遇。
恐れるモフがとった行動は――なぜか友達申請だった!?

次回も、お楽しみに!
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