異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー冒険記作家になる!?

274日目:地下水脈と響く金属音

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

274日目:地下水脈と響く金属音


こんばんは、ぼっちーです。

昨日、鉱山精霊と遭遇し――なぜかモフだけが友達認定されました。
ぼくは完全に“外様”扱い。
モフは夜通し「ぼく、精霊さんにまた来いって言われた!」と浮かれて尻尾をふりふり。
……羨ましいけど、なんか複雑です。

今日はそのまま坑道の探索を続けました。


地下水脈の発見

扉からさらに西へ進むと、地面がしっとりと湿り、足音が水に吸い込まれていくようになりました。
やがて、岩壁の割れ目から冷たい水が流れ落ちて、小さな地下河をつくっています。

「もふ(訳:お風呂!入っていい?)」
「いや、ここ鉱山の地下水脈だから。飲んだら鉄っぽい味するやつ」
「もふ(訳:じゃあ足湯だけ)」
「坑道で足湯は前代未聞だと思うよ」

仕方なくモフを制止しつつ、川沿いを歩いていると――。


響く金属音

カーン……カーン……。
突然、坑道の奥から金属を打つ音が響いてきました。

「……誰か作業してる?」
「もふ(訳:やだやだやだ!これホラー展開のやつ!)」

モフは耳を押さえてしゃがみ込みました。
でも不思議なことに、音は水面を伝って響いているようで、壁や床からは聞こえない。
むしろ川そのものが、鐘のように鳴っている感じです。

「もふ(訳:ねぇ、昨日の噂にあった鐘の音ってこれじゃない?)」
「……そうかもしれないな」
「もふ(訳:じゃあ、これ近づいたらヤバいやつだよね?)」
「……近づかないと分からない」
「もふぅぅぅ(訳:ぼっちーのそういうところが一番ヤバい)」


水脈に刻まれた印

音を辿っていくと、川のほとりに古代文字が刻まれた石柱が立っていました。
そこには――地図と同じ“最後の印”の欠片が。

羅針盤の針も、石柱を指してぴたりと止まっています。

どうやら、この地下水脈が「地図の最後の印を刻む場所」につながっているらしい。

「もふ(訳:え、最後? じゃあもう冒険終わり?)」
「いや、最後の印が一番危ないに決まってる」
「もふぅぅ(訳:そういうこと言わないで!)」


今日のまとめ

地下水脈で響いた金属音は、鐘とも、鍛冶の音ともつかない不気味な響き。
そして水辺に刻まれていた“最後の印”。
精霊の忠告を思い出すと、ここから先が本当の境界なのだと実感しました。


ぼっちー今日のひとこと

「水は音を運ぶ。だからこそ隠されたものも運んでくる」


プロフィール

• 名前:ぼっちー(地図と記録の収集家・最後の印を追う者)
• 相棒:モフ(地下水脈で足湯を狙うふわもふ)
• 今日の記録:地下水脈発見/金属音を確認/最後の印の欠片を発見


次回は
水脈の奥で、地図が示す最終地点を発見。
そこに刻まれた印は――扉を開ける“鍵”なのかもしれない。

次回も、お楽しみに!
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