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ぼっちー冒険記作家になる!?
285日目:旅の記録を託す相手
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
285日目:旅の記録を託す相手
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、光るメモを解読し、北の神殿跡こそ“扉の先”に続く場所だと突き止めました。
そして今日――その記録を「ぼくだけのもの」にしないための一歩を考えました。
記録を守るために
これまでの旅路、書きためたメモはずっとぼくの命綱でした。
でも、もしぼくに何かあったら……その記録はここで途切れてしまう。
「……だったら、誰かに託すべきだ」
そう思い立ち、焚き火のそばでメモを整理しながら考えました。
誰に託せばいいのか。どうやって伝えればいいのか。
「もふ(訳:ぼくが持って歩こうか? 食べかけのおやつと一緒に!)」
「……いや、それ絶対ベタベタになるやつ」
「もふぅ(訳:でも、おやつも記録も“命綱”だよ? 一緒にした方が安全!)」
……安全の定義が違う。
浮かぶ顔と声
思い出すのは、旅の途中で出会った人たち。
ユレッサの町で話を聞いてくれた記者、報告会で耳を傾けてくれた仲間たち。
きっと彼らなら、この記録を未来につないでくれるはず。
「もふ(訳:でも、託すって……ぼっちーがいなくなっちゃうみたいで、やだ)」
「そうじゃないよ。ちゃんと扉を探しに行く。でも、もしもの時に残したいんだ」
「……もふ(訳:じゃあ約束。ぼっちーが戻ってくるまで、託した人には“仮預かり”って伝えてね)」
「……うん、それなら安心だね」
モフの声には不安と優しさが混じっていて、ちょっと胸にしみました。
ささやかな“託し方”
結局、今日のところは手紙をしたためて、旅の仲間に届けられるよう準備しました。
メモそのものはまだ手放さない。けれど、写した記録をまとめて封筒に入れ――。
「もふ(訳:ちゃんと“おやつの在庫表”も写しておいた?)」
「そんなもの写す必要ないから!」
「もふぅ(訳:未来の誰かが見て、ぼくの努力を知ることになるのに……)」
努力の方向がちょっと違う気がします。
今日のまとめ
北の神殿跡に至る手がかりを得た今、記録をどう残すかを考えました。
旅はまだ続くけれど、未来に伝える準備をすることで、少し心が軽くなった気がします。
モフは「じゃあ封筒の裏に“おやつ在中”って書こう!」と最後まで主張していました。
……確実に受け取る人が困るので却下しました。
ぼっちー今日のひとこと
「記録は一人で抱えるものじゃない。託すことで、未来に届く強さを持つ」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録を未来に託す探検者・少し決意を固めた)
• 相棒:モフ(ふわもふ相棒・おやつまで未来に託そうとする強欲派)
• 今日の記録:記録を託す決意/写本を作成/仲間への手紙を準備
次回は
北の神殿跡、その場所へ――。
長い旅路の先に、ようやく“扉”が姿を現す。
次回も、お楽しみに!
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