異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー世界の声を集める!?

315日目:少女に届いた、モフの声

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異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~

315日目:少女に届いた、モフの声


こんばんは、ぼっちーです。

昨日は、言葉を話さない女の子とモフが出会いました。
モフの「もふ」という静かな鳴き声が、彼女の閉ざされた心に少しだけ触れたみたいで、ぼくは感動しちゃいました。

今日も、ぼくたちは村に残り、女の子の様子を見守ることにしました。


再び森へ、モフの語りかけ

女の子は今日も、例の大きな木の根元に座っていました。
おばさんたちも心配そうに見守っています。

モフは昨日と同じように、ゆっくりと女の子に近づきました。
そして今度は、言葉で話しかけました。

「あのね、ぼくの名前はモフだよ。ぼくの相棒のぼっちーと一緒に、遠い場所から来たんだ」

女の子は、モフの言葉を聞いても、特に驚いた様子は見せません。ただ、静かにモフを見つめています。

モフは、めげずに話し続けました。
昨日までに出会った、光る花のこと、森の賢者さまのこと、そしてモフ自身が言葉を話せるようになったばかりで、まだ上手に話せないこと。
まるで、自分の日記を読み聞かせているみたいに、モフは自分の心の内をすべて話しました。


言葉が引き出すもの

モフが話し終わると、森の中には静かな時間が流れました。
おばさんたちも、息を殺して見守っています。

すると、女の子の目から、一筋の涙がこぼれました。
彼女は言葉を失っているけれど、モフが伝えた「世界の声」が、彼女の心の中で大きな感情を引き出したのかもしれません。

そして、女の子は震える手で、地面に何かを描き始めました。
モフの丸い姿と、ぼっちーの棒人間みたいな絵。
そして、その横には、小さな家と、太陽が描かれていました。

絵には、たくさんの想いが詰まっていました。
彼女は、言葉を話せないだけで、ちゃんとぼくたちのことを見ていてくれた。
そして、孤独の中で、誰かと繋がることを望んでいたんだ、って。


伝えることの力

女の子は、絵を描き終えると、初めて小さく笑いました。
その笑顔は、雪解けの春みたいに、とても温かくて優しいものでした。

「ぼっちー、彼女の心に、ぼくの声が届いたんだね!」

モフは嬉しそうに、小さな体をぼくに擦り付けました。
ぼくの冒険記は、言葉で世界を記録する。
そして、モフの声は、言葉を失った人にも、世界と繋がる温かい気持ちを届ける。

ぼくたちは、この世界の「声」を届けるという使命を、着実に果たしているんだな、と改めて感じることができました。


今日のまとめ

 * モフが、言葉で女の子に自分の話を聞かせた
 * 女の子は、モフの話を聞いて涙を流し、絵を描き始めた
 * 描かれた絵から、彼女が孤独の中で繋がりを求めていたことが分かった
 * モフの言葉が、言葉を失った少女の心に届き、小さな笑顔を引き出した

モフの言葉は、伝わる相手を選ばない。それが、モフの持っている真の力なんですね。


ぼっちー今日のひとこと

「やっぱり笑顔って、世界で一番、心を温かくしてくれるんじゃないですかね」


プロフィール

 * 名前:ぼっちー(モフの語りかけと少女の絵を観察・記録した探検者)
 * 相棒:モフ(言葉で少女の心に触れ、笑顔を引き出した小さな相棒)
 * 今日の記録:モフと少女の交流/言葉と絵による心の交流/笑顔の力

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