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ぼっちー世界の声を集める!?
314日目:言葉を失った少女との出会い
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
314日目:言葉を失った少女との出会い
こんばんは、ぼっちーです。
我が家で一晩ゆっくり休んで、心も体もリフレッシュ!
今日は再び南を目指して出発する予定でしたが、家の周りでちょっとした騒ぎがあったんです。
「あの子が、また森へ入っていっちゃったわ!」
近所のおばさんが慌てた様子で、道行く人に助けを求めていました。
話を聞くと、村にいる一人の女の子が、時々森の奥深くへ一人で入ってしまうのだそうです。
森の奥で、静かな孤独
ぼくはモフと一緒に、おばさんの案内で森へ。
おかげで、迷うことなく深い森の中を進むことができました。
ほどなくして、見つけました。
大きな木の根元に、小さな女の子が座り込んでいます。
年は、村の子供達と同じくらいかな。
「あの子、生まれてからずっと言葉を話さないの。心に何かを抱えているみたいで……」
おばさんはそう言って、心配そうに女の子を見ていました。
声をかけても、女の子はぼくたちの方を見ようとしません。ただ、ぼんやりと空を見つめているだけです。
モフの『静かな声』
どうしたらいいかな、と悩んでいると、モフが静かにぼくの腕から飛び降りました。
そして、女の子のそばへゆっくりと歩み寄ります。
モフは、言葉で話しかける代わりに、女の子の目の前で「もふ」と、小さな鳴き声で優しく鳴きました。
その「もふ」には、いつものやんちゃな調子はありませんでした。
ただ、「そこにいるよ」「一人じゃないよ」という温かい気持ちだけが込められているようでした。
女の子は、モフのその『声』に、初めて反応を示しました。
ゆっくりと顔をモフに向け、大きな瞳でじっとモフを見つめます。
モフも、女の子の瞳を真っすぐに見つめ返し、ふにゃっとした笑顔を向けました。
言葉はなくても、心が通じ合っている。
そんな瞬間を目の当たりにして、ぼくは思わず息をのみました。
言葉の向こう側
しばらくそうしていると、女の子はそっと、モフの丸い体を優しく撫でました。
小さな手から、温かい感情が伝わってくるようでした。
モフの言葉は、単に「話す」ための力だけじゃない。
言葉にできない心の声を聞き、それに応えるための力なんだな、と強く感じました。
ぼくの冒険記が「言葉」で世界を記録するなら、モフは「心」で世界と繋がる。
この女の子の心にも、きっとこの世界の『声』が届いたんじゃないかな。
今日のまとめ
* 森の中で、言葉を話せない女の子に出会った
* 女の子は、誰も知らない心の孤独を抱えているようだった
* モフが「もふ」という鳴き声で、言葉を超えて女の子の心に触れた
* 言葉がなくても、心は通じ合えるということを実感した
今日の出会いは、ぼくたちの『世界の声を集める旅』にとって、すごく大きな意味があるんじゃないかって思っています。
ぼっちー今日のひとこと
「モフの『もふ』には、世界中の優しさが詰まっているんじゃないですかね!」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(モフの言葉を超えたコミュニケーションを観察した探検者)
* 相棒:モフ(「もふ」という声で女の子の心に触れた小さな相棒)
* 今日の記録:言葉を話せない少女との出会い/モフの静かな力/心の交流
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