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ぼっちー世界の声を集める!?
355日目:ぼっちの記憶と、コケの満腹
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
355日目:ぼっちの記憶と、コケの満腹
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、モフが「しょっぱいチーズの悪夢」を、あの白銀色のコケに吸い取ってもらいました。
おかげでモフは、今朝からやけにスッキリした顔をしています。
「ぼっちー、なんだか体が軽いよ! これなら『しょっぱいチーズ』にも、もう一度挑戦できる気がする!」
……いや、モフ。それは浄化じゃなくて、ただの記憶喪失なんじゃないかな?
観察者も、浄化される?
モフがスッキリしたのを見て、ぼくもあの光るコケに興味が湧いてきました。
「ぼくも、何か『沈黙』を吸い取ってもらおうかな」
ぼくがコケに近づくと、モフが心配そうにぼくの服を引っ張りました。
「ぼっちー、大丈夫? もし『しょっぱく』なったら、ぼくが助けてあげるからね!」
モフの中では、すべての悪夢=しょっぱい、になっているようです。
ぼくは意を決して、白銀色のコケにそっと手を触れました。
吸い取られた「ぼっち」の記憶
コケに触れた瞬間、ぼくの頭の中から、すーっと何かが引き抜かれる感覚がしました。
それは、痛みも何もない、ただ静かな感覚でした。
ぼくの頭から吸い出されていったのは、この世界に来たばかりの頃の記憶。
森の中で一人きりだった時の、あの「孤独」の記憶です。
そして、元の世界での学生時代、教室の隅っこで一人で本を読んでいた、あの「ぼっち」だった頃の記憶も……。
ぼくの記憶を吸い取ったコケは、モフの時とは違い、白銀色の光をさらに強く輝かせ始めました!
コケの「沈黙」の正体
「うわぁ! ぼっちーの記憶、コケがすごく喜んで吸い込んでるよ!」
モフが驚きの声を上げます。
白銀色のコケは、ぼくの「孤独」や「ぼっち」の記憶を吸い込むと、「美味しい……美味しい……」と、満足そうな「心の声」を返してきました!
「モフ! このコケ、『孤独』が大好物みたいだよ!」
どうやらこのコケは、「音を食べるコケ」とは違い、「人の心の沈黙」を栄養にして光っていたようです。
ぼくの長年熟成された「ぼっちの記憶」は、このコケにとっては、最高のご馳走だったみたいですね!
ぼくの記憶を(お腹いっぱい?)食べたコケは、満足そうに光を放つと、地下空間の奥にある木の根の一つを、ひときわ強く照らし始めました。
どうやら、次の道を示してくれているようです。
今日のまとめ
* モフに続き、ぼくも「記憶を吸うコケ」に触れてみた
* コケは、ぼくの「ぼっちだった頃の孤独な記憶」を吸い取った
* ぼくの「沈黙」は、コケにとって最高のご馳走だったらしく、コケがすごく喜んだ
* ぼくの記憶を食べたコケが、満足して次の道を示してくれた
ぼっちの記憶が、異世界でコケの役に立つなんて……。
ぼくの「沈黙」も、立派な「世界の声」の一部だったんですね!
ぼっちー今日のひとこと
「ぼくの『ぼっち記憶』、コケにとっては『星三つ』の評価だったみたいです! 喜んでいいのか悩みますね」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(長年熟成させた「ぼっちの記憶」を、コケに美味しく食べてもらった観察者)
* 相棒:モフ(ぼっちーの記憶がコケの大好物だったことに、少し驚いている小さな相棒)
* 今日の記録:記憶の浄化(ぼっちー編)/コケの好物の判明/次の道への光
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