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ぼっちー世界の声を集める!?
356日目:光る根のトンネルと、ぼくの変化
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
356日目:光る根のトンネルと、ぼくの変化
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、ぼくの長年熟成させた「ぼっち記憶」が、光るコケのご馳走になりました。
おかげでコケはご満悦、ぼくは……なんだか頭がスッキリして、視界がいつもより明るい気がします!
光る木の根の先へ
「ぼっちー、コケさんが『あっちだよ』って言ってる!」
モフに促され、ぼくたちはコケが照らし出した木の根のトンネルへと進みました。
うろの中は相変わらず無音ですが、木の根自体が白銀色のコケの光を反射して、道はぼんやりと明るかったです。
「なんだか、秘密基地みたいでワクワクするね!」
ぼくがいつもより少し大きな声で言うと、モフがぼくの顔をじっと見上げました。
「ぼっちー、どうしたの? 今日はなんだか『声』が弾んでるよ! まさか『記憶』がなくなって、陽気な性格になったの!?」
積極的になった観察者(?)
「そ、そんなわけないと思うよ! ぼくはぼくのままだし」
ぼくは慌てて否定しましたが、確かにいつもより足取りが軽い気がします。
トンネルの途中に、小さな光るキノコが生えているのを見つけました(昨日モフが食べようとした、危険な赤いやつとは違いますよ!)
「ほら、モフ! このキノコ、一緒に観察しよう!」
ぼくがキノコを指差すと、モフは「うん!」と頷きながらも、どこか不思議そうな顔をしています。
「ぼっちー、いつもなら『あ、キノコだ』って呟いて、一人で記録してるのに……。今日は『一緒に』って言った!」
……どうやら「ぼっち記憶」を失ったことで、ぼくは「孤独」を好む観察者から、「相棒と観察を共有したい」と思う観察者に、ほんの少しだけ進化したようです。
森の「心臓部」
モフと二人でキノコの観察を終え(もちろん食べませんでしたよ!)、トンネルを抜けると、そこは開けた地下の大空洞に出ていました。
「音が沈む森」の、まさに「心臓部」です。
空間の中心には、巨大な水晶の塊のようなものが鎮座していました。
それは、森中の「音」と、ぼくたちが浄化された「沈黙」を吸い込んで、静かに脈動しているように見えます。
「ぼっちー、あれ! あの水晶、ぼくたちの『沈黙』を吸い込んで、『新しい声』を作ろうとしてる!」
モフが言います。
この森の「沈黙」は、決して終わりではなく、新しい「声」を生み出すための、準備期間だったのかもしれません。
そして、この水晶こそが、次の扉の手がかりに違いありません!
今日のまとめ
* ぼくの「ぼっち記憶」を食べたコケが示した、光る木の根のトンネルを進んだ
* ぼくの性格が、ほんの少しだけ積極的になり、モフを観察に誘った
* トンネルの奥で、森の「心臓部」とも言える巨大な水晶を発見した
* 水晶は、吸い取った「沈黙」から、「新しい声」を生み出そうとしていた
「ぼっち記憶」がなくなっただけで、こんなに気分が変わるなんて。
……でも、お財布の紐はしっかり締めていきますよ!
ぼっちー今日のひとこと
「『ぼっち』が薄れたぼくも、結局はモフのおやつ係なんですよね!」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(「ぼっち記憶」を失い、ほんのり積極性が増した(?)観察者)
* 相棒:モフ(ぼっちーの変化を敏感に察知し、おやつを要求する隙を伺う小さな相棒)
* 今日の記録:木の根のトンネル/ぼっちーの変化/森の心臓部の発見/沈黙の水晶
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