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ぼっちー世界の声を集める!?
358日目:森の出口、音との再会
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
358日目:森の出口、音との再会
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、「音が沈む森」の心臓部で、巨大な水晶が放った最初の「音」によって、新しい出口が開かれました。
モフは、水晶から逆流してきた「ごちゃ混ぜの声」の複雑な味に、かなり参ってしまったようですが……。
無音の世界からの脱出
ぼくたちは、光が差し込む出口に向かって、地下空洞を歩き出しました。
「ぼっちー、あの水晶、もう絶対触らないからね……」
モフは、まだ少ししょんぼりしています。
出口の光をくぐり抜けた瞬間、ぼくたちの耳に、「音」が戻ってきました!
ザーッという風の音、カサカサという草が揺れる音、そして自分の足音。
『沈黙の砦』を出た時も感じましたが、「音が沈む森」の完全な無音に慣れていた耳には、この当たり前の「声」が、とても新鮮で力強く聞こえます。
聖獣モフ、完全復活
「あ! 音がする! ぼくの声が、ちゃんと聞こえるよ!」
モフは、ぼくのフードから飛び降りると、地面を駆け回り始めました。
どうやら、外の「声」を聞いたことで、あの「複雑な味」の記憶から、ようやく解放されたようです。
「ぼっちー! 風の音は『爽やかな声』、草の音は『優しい声』! どっちも100点!」
モフは、すっかりいつもの調子を取り戻し、さっそく「聖獣の使命」を再開しました。
風や草まで「評価」し始めるなんて、守護者としての責任感がさらに増したみたいですね。
ぼくの小さな変化
森を抜けた先は、見晴らしの良い広い草原でした。
「ぼっち記憶」を失ったぼくは、なんだか気分が良くて、モフと一緒に草原を駆け回りたくなりました。
「よし、モフ! あの丘の上まで、どっちが先に『新しい声』を見つけられるか、競争だ!」
ぼくがそう言うと、モフは目を丸くしてぼくを見ました。
「え!? ぼっちーが競争なんて珍しい! 『ぼっち記憶』がなくなったら、足まで速くなったの!?」
(いや、足の速さは関係ないと思うけど……)
ぼくたちは、丘の上を目指して、一緒に駆け出しました。
次なる「声」の在処
丘の上から見渡すと、草原のずっと向こう、南の方角に、大きな湖が広がっているのが見えました。
その湖は、空の青を映して静かに輝いています。
「ぼっちー、あそこだよ! あの湖から、『すごく大きくて、ゆったりした声』が聞こえる気がする!」
モフの「聖獣の嗅覚(?)」も、次の目的地を捉えたようです。
「音が沈む森」の「沈黙」とは対照的な、あの大きな湖の「声」。
ぼくたちの次の記録は、あそこから始まりそうです。
今日のまとめ
* 「音が沈む森」の出口を抜け、「音」のある世界に無事帰還した
* モフが「複雑な味」の記憶から解放され、風や草の「声」の評価を始めた
* 「ぼっち記憶」を失ったぼくは、モフと競争するほど積極的(?)になった
* 次の目的地として、南に広がる大きな湖を発見した
当たり前の「音」が聞こえるって、こんなに嬉しいことだったんですね。
ぼくのこの「喜びの声」も、コケのご馳走になったりするんでしょうか?
ぼっちー今日のひとこと
「モフと競争したら、普通に負けました。足の速さは『ぼっち記憶』と関係なかったみたいです……」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(森を脱出し、音のありがたみを噛み締め、モフとの競争に敗れた観察者)
* 相棒:モフ(「複雑な味」から完全復活し、聖獣の使命(評価)を再開した小さな相棒)
* 今日の記録:無音の世界からの脱出/音との再会/ぼっちーの競争/大きな湖の発見
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