異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー世界の声を集める!?

373日目:ベタベタの聖獣、シュワシュワの川

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異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~

373日目:ベタベタの聖獣、シュワシュワの川


こんばんは、ぼっちーです。

昨日は「太陽の雫(サン・ドロップ)」という最高のおやつに出会い、モフは至福の時を過ごしました。
しかし、その代償は翌日にやってきました。
甘い果汁で顔も前足もベタベタになったモフ。
一晩寝て乾いた結果、毛並みがガビガビに固まり、歩くたびに枯れ葉や小さな枝がくっついてしまうのです。


歩く枯れ葉ボール

「毛が……毛が引きつれるよぅ」

モフが歩くたびに「ガサッ、バリッ」と音がします。
今のモフは、聖獣というより、森の中を転がる「巨大な枯れ葉ボール」です。
昨日の輝きはどこへやら、すっかりションボリして背中(?)を丸めています。

「自業自得だけど、さすがにかわいそうだね。水場を探して、そのベタベタを洗い流そう」

ぼくたちは丘を下り、水の音を探して歩き回ることにしました。


不思議な音のする川

しばらくすると、草むらの向こうから水の流れる音が聞こえてきました。
でも、普通の「サラサラ」という音とは少し違います。

「シュワシュワ……パチパチ……」

まるで、炭酸水が弾けるような、軽やかな音が混じっているんです。

「ぼっちー! あそこ! 水があるよ! しかもなんだか楽しそうな音!」

モフが枯れ葉をまとったまま、川岸へ転がっていきました。
そこにあったのは、底の小石まで透けて見えるほど透明な、浅瀬の川でした。
しかし、水面をよく観察すると、底から絶え間なく小さな気泡が湧き上がっています。


天然の炭酸シャワー

「えいっ!」

モフは迷わず川に飛び込みました。
すると、水しぶきと共に、シュワシュワという音が盛大に響き渡りました。

「もふっ!? く、くすぐったい! 水がぼくの毛を突っついてくるよ!」

どうやらこの川、天然の「炭酸泉」だったようです!
湧き上がる気泡が、モフの固まった毛の間に入り込み、こびりついた果汁や汚れを優しく、かつ強力に分解していきます。

「わあ……すごい。枯れ葉が勝手に剥がれていく」

モフは最初は驚いていましたが、次第にその刺激が気持ちよくなったのか、「ごくらく、ごくらく~」という顔でプカプカと浮き始めました。
川のせせらぎと、炭酸の弾ける音が重なって、とても涼しげな演奏を奏でています。


爆発するフワフワ

一時間ほど「シュワシュワの川」を堪能した後、モフが岸に上がってきました。
ベタベタ汚れは完全に落ち、濡れた子犬のようにショボショボになっています。

「さあ、仕上げだね」

モフが体をブルブルと激しく振って水気を飛ばすと、乾いた風が通り抜けました。
その瞬間。

ボフンッ!!

効果音が聞こえそうな勢いで、モフの毛が広がりました。
炭酸効果で汚れが落ちすぎたのか、それとも空気を含んだせいか、昨日の倍くらいの大きさの「超フワフワボール」が出来上がったんです。

「もふっ! ぼっちー、見て! ぼく、軽すぎて空に浮きそうだよ!」

一回り大きくなった(毛で)相棒は、太陽の光を浴びて、新品のぬいぐるみのように輝いていました。


今日のまとめ

 * 昨日の果汁でベタベタになったモフが、枯れ葉まみれになった
 * 「シュワシュワ」と音がする、天然の炭酸泉を発見した
 * 炭酸の力で汚れが落ち、モフが至福のバスタイムを過ごした
 * 乾燥後のモフが、過去最高レベルのフワフワボディ(体積2倍)に進化した

この川の「声」は、汚れだけでなく、旅の疲れもシュワッと洗い流してくれたようです。


ぼっちー今日のひとこと

「フワフワすぎて、抱っこすると顔が埋もれて前が見えません」


プロフィール

 * 名前:ぼっちー(相棒の洗濯(?)を終え、その手触りの良さに感動する観察者)
 * 相棒:モフ(炭酸泉でリフレッシュし、ボリュームアップしたフワフワの聖獣)
 * 今日の記録:ベタベタの末路/炭酸泉の発見/シュワシュワの音/驚異のボリューム

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