異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー空を歩く!?

404日目:空のストーカー? ついてくる「ぷるぷる」

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

404日目:空のストーカー? ついてくる「ぷるぷる」


こんばんは、ぼっちーです。

空の島、4日目。
今日は昨日見つけた「珊瑚の森」を抜けて、少し離れた岩場の島へ移動しようとしていました。
しかし、朝から何かがおかしいのです。

歩いていると、常に頭上に「影」があるんです。
最初は雲の影かな? と思っていたのですが、ぼくたちが止まると影も止まり、右に行くと影も右へ。
完全にぼくたちの後をつけてきています。

「モフ、上を見て。何かいるかも」

警戒しながら空を見上げると、そこには……。


昨日のアイツ

「あ! 昨日の『ぷるぷるクッション』だ!」

なんと、昨日モフがトランポリンにして遊んでいた、あの巨大な「空クラゲ」が、フワフワと頭上を漂っていたのです。
ぼくたちが気づいたのが分かったのか、クラゲは嬉しそうに(?)触手をゆらゆらさせて、少し高度を下げてきました。

「どうしてついてきたんだろう? ……もしかして、おやつをよこせってこと?」

モフが警戒して自分のカバンを隠しましたが、クラゲはおやつには目もくれず、モフの頭の上にピタッと位置取りしました。
まるで「日傘」のように、直射日光を遮ってくれています。


懐かれました

どうやらこのクラゲ、昨日のモフとのジャンプ遊びがよほど楽しかったようです。
モフが歩き出すと、クラゲも「待ってー」と言わんばかりにフワフワついてきます。
モフが走ると、風に乗ってスーッと加速して追いついてきます。

「ぼっちー、この子、ぼくのこと好きみたい! 『現場監督の弟子』になりたいのかな?」

モフが試しにクラゲの触手をツンツンすると、クラゲはボヨヨンと体を震わせて応えました。
言葉は通じませんが、明らかに懐かれています。
野生動物(?)警戒心ゼロ説です。


名前は「プルン」

勝手についてくるものを追い払うのも可哀想ですし、何よりこのクラゲ、日除けになるし、疲れたらクッションになるしで、意外と便利……いや、可愛げがあります。
しばらく様子を見ることにして、名前をつけることにしました。

「モフ、名前はどうする? 君が見つけたんだから、決めていいよ」
「うーん……。触るとぷるぷるしてて、プリンみたいだから……『プルン』!」

相変わらず食べ物関連のネーミングセンスですが、響きは可愛いです。
こうして、空クラゲの「プルン」が、一行に加わることになりました。

移動中、プルンはぼくたちの荷物(軽いもの限定)を傘の上に乗せて運んでくれました。
重力が弱い空の世界ならではの、頼もしいポーターの誕生です。

「プルン、そこ危ないよ! あっちの風に乗るんだ!」

モフが先輩風を吹かして指示を出すと、プルンは素直に従って軌道修正します。
なんだか、弟分ができたみたいでモフも嬉しそうです。


今日のまとめ

 * 昨日の「空クラゲ」が、なぜかぼくたちの後をついてきていた
 * モフに懐いているようで、日傘代わりになったり荷物を運んだりしてくれる
 * モフにより「プルン」と命名された
 * プルンは言葉を話さないが、体の揺れで感情表現をしている(気がする)

ぼっちと聖獣の二人旅に、無口でぷるぷるな仲間が加わりました。
空の旅が、ますます賑やかになりそうです。


ぼっちー今日のひとこと

「プルンの触手、ひんやりしてて気持ちいいんですが、たまに顔にピタッと張り付いてくるのだけは勘弁してほしいです」


プロフィール

 * 名前: ぼっちー(突然増えた仲間に戸惑いつつも、荷物が軽くなって少し助かっている観察者)
 * 相棒: モフ(「プルンはぼくの弟子!」と張り切り、先輩として空の飛び方を指導している聖獣)
 * 新入り: プルン(空クラゲ。モフのことが大好きでついてきた。触り心地は最高級のゼリー)

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