異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー空を歩く!?

405日目:見えない川を渡る! クラゲ・ライド・オン

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

405日目:見えない川を渡る! クラゲ・ライド・オン


こんばんは、ぼっちーです。

空の島、5日目。
新しい仲間の空クラゲ「プルン」が加わってから、旅がグッと快適になりました。
今日は、少し遠くに見える島へ移動することになったのですが、島と島の間には何もありません。
あるのは、ゴーゴーと音を立てて吹き抜ける「強風」だけです。

「うわぁ、風が強いね。ジャンプしたら吹き飛ばされて、どこかの星まで行っちゃいそう」

モフが風に煽られて、毛玉みたいにコロコロ転がっています。
重力が弱い空の世界では、風は大敵であり、同時に最大の味方でもあります。
ここで、新入りプルンの出番です!


風を読むクラゲ

プルンが、風の吹いてくる方向に向かってフワリと浮き上がり、傘(頭の部分)を斜めに傾けました。
すると、プルンの体が風を受け流し、ピタリと空中で静止したのです。

「もふっ! プルンすごい! 『風さんと握手』してるみたい!」

どうやら空クラゲには、目に見えない風の流れ、いわば「空の川(気流)」を読む能力があるようです。
プルンは「こっちに乗って」とでも言うように、自分の背中(傘の上)をポンポンと触手で叩きました。


いざ、風のハイウェイへ

「よし、乗せてもらおう。モフ、しっかり捕まっててね」

「合点承知! プルン号、発進なのだ!」

ぼくたちはプルンの背中に乗り込みました。
あの弾力のあるプニプニした背中は座り心地抜群で、触手がシートベルトのようにぼくたちの体を軽く支えてくれます。

プルンが傘を大きく広げ、風の「流れ」に乗った瞬間――。

ヒュオオオオッ!

景色が一気に後ろへ流れていきます!
まるでジェットコースター……いや、巨大な滑り台を滑り落ちていくような感覚です。
プルンは風の強弱に合わせて傘を閉じたり開いたりして、見事にスピードを調整しています。

「わーーーっ! 速い! 速いよ! 風とお友達になって走ってるみたい!」

モフは怖がるどころか、一番前で風を浴びて大はしゃぎ。
「もっとスピード出して!」と無茶な注文をつけています(プルンは困ったようにプルプル震えていましたが)。


空のドライブ

風の川に乗ること数分。
あっという間に、遠くに見えていた島が目の前に迫ってきました。
着陸の時は、プルンが傘をパラシュートのように広げ、フワリと減速。
驚くほどソフトな着地でした。

「すごいよプルン! お前は『空の案内人』の才能があるね!」

モフに褒められて、プルンは全身をピンク色に輝かせて喜んでいます(嬉しいと色が変わるようです)。
歩けば半日かかる距離を、ものの数分で移動してしまいました。
これなら、もっと遠くの島へも行けそうです。


今日のまとめ

 * 島と島の間には、目に見えない強い風の通り道(気流)がある
 * プルンは風を読む天才で、背中に乗せて移動してくれた
 * 風に乗って高速移動する「クラゲ・ライド」はスリル満点だった
 * プルンは褒められるとピンク色に光る(カワイイ)

最初は勝手についてきたストーカーだと思っていましたが、今では頼れる専属パイロットです。
ただ、乗り心地が良すぎて、移動中にうっかり寝てしまいそうになるのが難点ですね。


ぼっちー今日のひとこと

「風に乗っている間、モフの口が風圧でずっと『ぷるぷる』震えていたのが面白かったです(動画に撮りたかった!)」


プロフィール

 * 名前: ぼっちー(クラゲの背中にしがみつきながら、空の絶景とスピード感を楽しんだ観察者)
 * 相棒: モフ(「もっと速く!」とスピード狂の一面を見せ始めた、空の暴走族(?)聖獣)
 * 新入り: プルン(風使いのクラゲ。褒められて伸びるタイプ。ピンク色発光モード中)

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