異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

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ぼっちー空を歩く!?

406日目:空の魚釣り! 最高のルアーは「ぷるぷる」?

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

406日目:空の魚釣り! 最高のルアーは「ぷるぷる」?


こんばんは、ぼっちーです。

空の島、6日目。
今日は風も穏やかで、絶好の「釣り日和」です。
……といっても、ここは海ではありません。
目の前の何もない空中を、銀色の魚の群れがスイスイと泳いでいるのです。

「じゅるり……。今日こそ逃がさないよ。お魚さん、待っててね」

モフが岩陰から、狩人の眼差しで魚たちを狙っています。
持参した食料も少し減ってきたので、ここらで現地調達といきましょう!


餌が効かない?

ぼくはアイテムボックスから釣り糸と針を取り出し、パン屑をつけて空中に垂らしてみました。
重力がないので、釣り針は沈まず、風に乗ってフワフワ漂っています。

しかし、魚たちはチラリとこちらを見るものの、パン屑には全く興味を示しません。
どうやら、空の魚は地上の食べ物には反応しないようです。

「むぅ……。パンじゃダメみたい。グルメなのかな?」

モフが悔しそうに地団駄を踏んでいると、横にいたクラゲのプルンが「なにしてるの?」と近づいてきました。
そして、プルンの体が太陽の光を浴びて、キラキラと七色に輝いたその時――。


集まる魚たち

ピタッ。
泳いでいた魚たちが一斉に止まりました。
そして次の瞬間、まるで磁石に吸い寄せられるように、輝くプルンに向かって集まってきたのです!

「わわっ! すごい! プルンがモテモテだよ!」

どうやら空の魚たちは、餌の匂いではなく「光」に集まる習性があるようです。
プルンがあっという間に魚の群れに囲まれ、キラキラした「生きたミラーボール」状態になっています。
プルン本人は「???」と少し困惑気味にぷるぷるしていますが、これは絶好のチャンスです!


空中一本釣り(物理)

「今だ、モフ! 網で掬って!」

「合点承知! 『必殺・トルネード捕獲!』」

モフがプルンの背中を蹴ってジャンプし、空中で回転しながら虫取り網を一閃!
逃げ遅れた数匹の魚を見事、キャッチすることに成功しました。

捕まえた魚は「風船魚(バルーンフィッシュ)」というようで、地上に下ろすとプシューッと少し縮んでしまいました。
見た目は普通の魚ですが、体の中に浮袋のようなものがたくさんあるみたいです。


気になるお味は?

さっそく、焚き火でシンプルに塩焼きにしてみました。
焼くと、香ばしい匂いと共に、なぜか「パチパチ」という音がします。

「いただきまーす! あぐっ!」

モフが焼きたての魚にかぶりつきました。

「……! サクサクだ! お魚なのに、お煎餅みたい!」

ぼくも食べてみましたが、身が驚くほど軽くてクリスピー!
魚特有の生臭さは全くなく、噛むと中から空気(旨味?)がジュワッと溢れてきます。
ご飯のおかずというよりは、極上のスナック菓子といった感じです。

「これはいくらでも食べられるよ! プルン、もう一回光って!」

味をしめたモフに頼まれて、プルンは今日一日、光るルアーとして大忙しでした。
(お礼に、釣れた魚を一匹プルンにあげたら、美味しそうに体に取り込んで溶かしていました)


今日のまとめ

 * 空の魚は「餌」ではなく「光」に集まる習性があった
 * プルンが発光することで、最強の集魚灯(ルアー)になることが判明した
 * 「風船魚」は焼くとサクサクした食感になり、スナック感覚で食べられた
 * プルンも魚を食べることが判明(消化が早すぎてびっくりした)

空の食材は、食感も味も「軽い」のが特徴みたいです。
満腹感があまりないので、食べ過ぎ注意報発令中です。


ぼっちー今日のひとこと

「空中で魚が泳ぐ光景を見ながら魚を食べる……なんだか不思議な背徳感がありました」


プロフィール

 * 名前: ぼっちー(釣り糸ではなく網での捕獲に切り替え、空の漁師としての才能を開花させつつある観察者)
 * 相棒: モフ(「サクサク魚」の虜になり、プルンを光らせるために必死でおだてていた聖獣)
 * 新入り: プルン(ただ光っていただけなのに、魚にもモフにもモテモテで満更でもない空クラゲ)

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