異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

文字の大きさ
152 / 427
ぼっちー家を買う!?

152日目:職人に家づくりの相談をしてみたら意外な提案が?

しおりを挟む

異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

152日目:職人に家づくりの相談をしてみたら意外な提案が?

こんばんは、ぼっちーです。

昨日のアンティーク市で、素敵な家具をいくつかチェックしていたところ、ある職人さんにこう言われました。

「それ、どんな家に置くの?」

……あっ。
まったくもって、その通りなんですよね。
家具のことばっかり考えてたけど、肝心の“家そのもの”のイメージが、まだできてない!

というわけで今日は、街の中でも評判の高い職人さんの工房にお邪魔して、本格的に“家を作るための相談”をしてみました。



まずは素材の話から:夢が広がるマテリアルの世界

工房に入ると、天井から梁(はり)がむき出しになった広い空間に、木材や石材、さらには魔法的加工がされた素材まで、ずらりと並んでいました。

「木だけでも、種類が10以上あるよ」と職人さん。
ひとつひとつの木材を触らせてもらいながら、話を聞きました。
• シルヴァの樹(魔法を帯びた木):ほんのり光る。高いけど、防虫・防湿に優れてるらしい。
• ダークパイン:重厚で黒っぽい木。重いけど、耐久性抜群。
• ライトリーフ材:軽量で加工しやすい。組み立て式に向いているとのこと。

その間、モフは素材の山のあいだをふかふかの毛玉みたいにうろうろしていて……

モフ:「もふっ?(これ、かじってもいい?)」
ぼっちー:「だめだよ、モフ。それ高いやつだよ」
職人さん:「……試食はナシね、モフちゃん」

そんなやり取りをはさみつつ、石材の説明へ。
「この石は熱をよく伝えるから暖房向き、こっちは冷気を溜める性質があるからワインセラー向け」など、専門的な話もたくさん。

モフはといえば、冷気の石にぺたっとお腹をつけて転がってました。

モフ:「もふぅ~……(ひんやりで気持ちいい)」

気付けば、素材だけで1時間経ってました。



想像もしなかった選択肢:「移動できる家」

素材選びで悩んでいると、職人さんがぽつり。

「まだ場所も決まってないなら、“移動できる家”ってのもアリかもね」

ぼっちー:「……え?」

話を聞くと、最近冒険者や旅商人の間で人気の、「分解・再構築ができる家」があるらしいのです。
• 専用の木材を組み合わせて、組み立て・分解が簡単。
• 軽量素材+浮遊石を使えば、部分的に浮かせることも可能。
• モフ専用の小部屋や寝床スペースも追加可能!

ぼっちー:「なにそれ最高……!」
モフ:「もふっ!(それもう“モフ邸”じゃない!?)」

さらに「屋根裏スペースをまるごとモフの隠れ家にすることもできるよ」と言われたときには、モフがぐるんっと尻尾を振って大はしゃぎ。

モフ:「もふもふもふっ!(城ができる!)」

しかも、生活スタイルが変わっても対応しやすく、例えば「森の中で暮らしてみたけど、湿気が多くてつらいな…」と思ったら、家ごと移動できるそうです。



自由設計×予算=現実との折り合いポイント

当然ながら、夢が膨らむぶん、予算との戦いも本格化してきます。

職人さんいわく、
「大事なのは、“最初にどこまでの機能が必要か”をはっきりさせること」だそう。

例えば――
• “モフ専用スペース”は絶対に外せない
• 自然素材がいいけど、手入れはあまり得意じゃない
• 今後、ちょっとした店舗スペースとして使ったりするかも?

……など、欲張ればキリがないけど、優先順位をつけていけば、職人さんたちがプロの視点で、妥協ではなく“工夫”で形にしてくれるとのこと。

「たとえば、見た目は自然素材っぽくても、実はメンテいらずの魔導合成材を使う、って方法もあるよ」とのことで、
“理想”と“現実”のいいとこ取りができる可能性も……!

モフ:「もふぅ……(夢のモフ部屋、実現する?)」
ぼっちー:「夢じゃなくて、予算の現実と相談するやつだよ」



ぼっちー今日のひとこと

「“夢のマイホーム”って、素材から語れるんですね……!」
(あと、“モフ専用設計”はもう必須項目です)

それでは、また明日!



プロフィール
• 名前:ぼっちー(いま、家と夢と予算のはざまでゆらいでいる)
• 相棒:モフ(新居に自分専用寝床があるかどうかでテンションが上下する)
• 今日の活動:職人さんと本気の家トーク!想像の何倍も楽しくて、何倍も悩む予感!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります

モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎ 飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。 保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。 そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。 召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。 強制的に放り込まれた異世界。 知らない土地、知らない人、知らない世界。 不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。 そんなほのぼのとした物語。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します

黒木 楓
恋愛
 隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。  どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。  巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。  転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。  そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。

月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!  見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに 初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、 さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。 生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。 世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。 なのに世界が私を放っておいてくれない。 自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。 それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ! 己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。 ※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。 ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。  

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

処理中です...