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ぼっちー家を買う!?
172日目:依頼で染物工房の手伝いをしたら意外と大変だった
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
172日目:依頼で染物工房の手伝いをしたら意外と大変だった
こんばんは、ぼっちーです。
昨日、掃除中に見つけた隠し収納と、謎めいたメモ。
その余韻を引きずりつつも、今日は新居の整え作業の続きです。
やっぱり住むなら、居心地のいい空間にしたい!
特に気になっていたのが、カーテン問題。
この世界では、魔法布や防風織など、素材がちょっと変わっていて面白いんです。
というわけで、今日は町にある染物工房に依頼ついでのお手伝いに行ってきました!
色とりどりの染料と、職人さんたち
染物工房は、町の南にある川のほとりに建てられていました。
木造の建物の周囲には、色とりどりの布が風に揺れていて、とってもきれい。
中に入ると、ツンとした染料の匂いと、熱気に包まれます。
作業場には、大鍋や乾燥棚、道具がずらり。そして職人さんたちの真剣な眼差し。
今日の依頼内容は「草木染めの手伝い」。
なんとなく“布を染めるだけ”と思っていたぼく、すぐに甘かったと気づきました。
体力勝負の染め作業
まずは布を下ごしらえするため、水にしっかり浸して不純物を落とす作業。
冷たい水に手を突っ込んで、ごしごし、ごしごし……これだけでもけっこうな重労働。
続いて、染料の調合。
紫根(しこん)やコガネバナ、森のキノコから作る染液はどれも発色が美しく、
それぞれに温度や時間の管理があって、緻密な調整が必要なんです。
その後、布を均等に染めるために、鍋の中でぐるぐる回す作業へ。
これが、とにかく重い!
布って水を吸うとめちゃくちゃ重くなるんですよね……!
モフもお手伝いしてくれようとしましたが、鍋のまわりをうろうろするだけで、
最終的に染め液の色がついた尻尾を振りながら「うふん♪」と満足そうにしてました。
モフ、それはお手伝いじゃなくて模様替えだよ……。
ぼっちーのこだわり、カーテンの理想
そんなこんなで、なんとか数時間の手伝いを終えたころ、
工房の長(おさ)に相談して、オーダーメイドのカーテン生地をお願いすることにしました。
ぼっちーの希望は:
・朝日がふんわり透ける、淡い藍色の布
・でも夜は外が見えないよう、裏面に少し厚みを
・それから、モフが鼻でめくっても破れない丈夫さ
さらに、昨日のメモに書かれていた「灯火の下」の一文が少し引っかかっていたので、
何かの目印になるように、右端にだけ銀糸で小さな刺繍を入れてもらうことにしました。
なんだか、カーテンひとつ作るだけで、小さな冒険の装備を整えるような気分です。
染物工房、すごいです
今日の工房体験で学んだのは、「染物はアートであり、職人技であり、体力勝負」。
ただの“布に色をつける”作業じゃなくて、自然と人と、素材の知恵の結晶でした。
「染める」って、素材と向き合い、自分の手で色を重ねていく作業。
なんだか、新しい生活を自分の手で染めていくのにちょっと似ているな、って思いました。
ぼっちー今日のひとこと
「色を選んで、布を整えて、ひと針ひと針模様を入れるみたいに——
新しい暮らしも、少しずつ“自分の色”になっていくんだなって感じました。
あのカーテンが完成する頃には、この家も、もっと“ぼくらの場所”になってるといいな。」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(染料まみれの探検者)
• 相棒:モフ(藍色になったしっぽを誇らしげに振るもふもふ)
• 現在地:川辺の染物工房→帰り道の夕暮れ
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