異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー家を買う!?

181日目:依頼で植物園の手入れをした話

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

181日目:依頼で植物園の手入れをした話


こんばんは、ぼっちーです。

173日目から少しずつ進めている庭の整備、今はモフの秘密基地がすっかり“お気に入りスポット”になり、朝のパトロールが日課になってます。
でも、花壇を作ろうとしている南側のスペースだけは、どうもまだ“ピンとこない”まま。

そんなとき、街の掲示板で見つけたのが「植物園の手入れ」の依頼。
これって、庭づくりのヒントになるかも……?と思い、モフと一緒に行ってきました。


植物園で感じた、“整った空気”

その植物園は、石造りの温室と広場のような草花のスペースがある、ちょっと古びたけど雰囲気のある場所でした。
静かで、風が通って、どこか“整っている”感じ。空間全体が呼吸しているような、そんな心地よさがありました。

モフも最初はちょっと落ち着きがなかったけれど、ある一角のハーブ畑に入った途端、ぺたんと座り込みました。
しばらくその場から動かず、葉の香りをくんくん嗅いで、風の向きにじっと耳を澄ませている様子。

……うん、これは完全に「モフセンサー」反応してる。

案内してくれたおばあさんが、こんなことを教えてくれました。

「庭を育てるときは、植物より先に“風と音”を見つけなさい。花が咲くのは、そのあとよ。」


“居場所”を見つける目線

作業をしながら気づいたのは、植物たちが生き生きしている場所には、必ず風の通り道があって、どこかしら静けさがあるということ。
光の差し込み方、草の揺れ方、音の響き……全部が調和しているんです。

そして、その“調和”に一番最初に気づくのは——

たぶん、モフみたいな存在なんだと思いました。

人間のぼくよりもずっと敏感に、彼は空気の変化を感じ取っている。
だから、家の北側に秘密基地を選んだのも、きっと偶然じゃないんでしょうね。


“謎のメモ”再び……?

帰り道、ふと思い出したのが、あの謎のメモ。

「鍵は北の風の吹く日、灯火の下に」

モフが今日じっとしていた場所も、ちょうど北から風が通り、木漏れ日が差し込むところでした。
もしかして、メモに書かれていた“鍵”とは、こういう“場所”のことなのかも……。

うちの庭にも、まだ見えていない“何か”が隠されているのかもしれません。


ぼっちー今日のひとこと

「風の中で立ち止まったモフの背中に、今日いちばん大事なことを教えてもらった気がします。
 庭って、見るより“感じる”ものなんだなあ。」

それでは、また明日!



プロフィール
・名前:ぼっちー(風と音に敏感になってきた庭人見習い)
・相棒:モフ(植物園でも鋭く“居心地”を察知する鼻の持ち主)
・現在地:植物園→次なる花壇候補地の再検討モード
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