異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

文字の大きさ
187 / 427
ぼっちー家を買う!?

187日目:休日に家でのんびりする日

しおりを挟む

異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

187日目:休日に家でのんびりする日


こんばんは、ぼっちーです。

昨日は道具屋さんで思いがけず長話をしてしまい、なんだか心がほぐれるような一日でした。
そして今日は——

予定、ゼロ!

ここ最近は、依頼や家の改造、モフの“現場デビュー”なんかでバタバタしてたから、
今日はひさしぶりに何もない「おやすみ日」と決めました。
誰かと約束もしてないし、天気も晴れ。これ以上の休日って、あるだろうか。



何もしない、をしてみる

朝は目覚まし魔石も使わず、太陽の光で自然に起床。
モフもぐっすり寝てたから、ふたりでぼーっと縁側に座って、庭の草花をながめてました。

あ、そういえば最近、庭の西側に生えてる花の株が、すごく元気なんですよ。
植物園で見た植栽の工夫をちょっとだけ真似してみたら、よく育つようになったみたい。
虫除けにもなるし、見た目もかわいくて癒される。

昼は、保存壺に入れていた干し肉と、地下の涼しい保管棚に置いておいた根菜を使って、
簡単なスープを煮込みました。味の決め手は、旅の途中で手に入れた岩塩。
野菜の甘みがじんわり出て、モフも満足そうにぺろり。
相変わらず、ぼくより食レポ上手な顔して食べてくれます。

午後は、お姉さんにもらった道具を磨いたり、読もうと思って積んでた旅の本をぱらぱらめくったり。
ぜんぶ“ゆっくり”のペースで、時間のことも忘れて。



モフと過ごす、静かな時間

午後の一番あったかい時間。
モフが自分から庭の木陰に移動して、ごろーんとおなかを見せて寝ころんでました。

「おなか冷やすのか……?」
と思ったら、しばらくして寝言みたいに「もふ……ぷふ……」とつぶやいてて、
それがあまりにも脱力系で、笑いすぎてスープこぼしました。

モフってたまに、ぼくのことを完全に“安心エリア”だと思ってるみたいで、
のしかかって寝てくるんですよね。ぬくいけど、重い。
でもまあ、これも信頼の証、だと思っておきます。



「のんびり」も、ちゃんと必要

こういう一日って、何か特別なことがあったわけじゃないのに、
終わってみるとすごく“満たされた感”がある気がします。

たぶん、ここが「自分の家」になってきたってことなんだと思う。
忙しい日も、何もしない日も、ぜんぶを受け入れてくれる場所。

それって、ほんとうにありがたいことだなって。



ぼっちー今日のひとこと

「“なにもしない”って、贅沢な時間だ。
 外の世界とつながる日もあれば、自分の中と向き合う日もある。
 今日の静けさが、明日の元気をくれる気がする。」



プロフィール
• 名前:ぼっちー(趣味:縁側でまどろむ)
• 相棒:モフ(体温高めのふわふわ湯たんぽ)
• 現在地:我が家 → 自然と呼吸が合ってきた気がする場所
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります

モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎ 飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。 保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。 そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。 召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。 強制的に放り込まれた異世界。 知らない土地、知らない人、知らない世界。 不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。 そんなほのぼのとした物語。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します

黒木 楓
恋愛
 隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。  どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。  巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。  転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。  そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。

月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!  見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに 初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、 さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。 生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。 世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。 なのに世界が私を放っておいてくれない。 自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。 それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ! 己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。 ※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。 ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。  

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

処理中です...