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ぼっちー冒険記作家になる!?
219日目:モフ、図書館で迷子になる
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
219日目:モフ、図書館で迷子になる
こんばんは、ぼっちーです。
古書店で手に取った、あのちょっと古びた冒険記。
続きがどうしても気になって、今日はその記録の出典を調べに、街道沿いにある“記録の書庫”を訪ねてみました。
そこで待っていたのは——
書物の迷路。そしてモフ、迷子になるという小事件(?)でした。
書庫にて、モフ失踪
この書庫、昔の旅人や記録者が残した冒険譚・地誌・航海日誌なんかがずらりと並んでいて、
「この冒険記も、ここから世に出たのかな……」とぼくは夢中。
一方のモフは「もふぅ~(訳:紙のにおいが落ち着く)」とご機嫌で本棚をチェックしてたんですが——
ぼくが夢中で資料をめくっていたほんの数分の間に、
モフが、消えました。
幻灯の間と、小さな足跡
書庫の一角には、古い魔導記録が保存されたエリアがあり、
そこでは特定の本を手に取ると“幻灯”という光の投影が現れる仕組みになっていました。
昨日の冒険記と似た記録を探していたら、
ふいに背後の本棚に光の通路が——。
反射的に振り返ったぼくの目に飛び込んできたのは、小さな足跡の残る光の帯。
「……モフ……!? ……モフ、どこ……!」
つい声が大きくなりそうになるのをこらえつつ、小声で必死に呼びかけるぼく。
静寂な書庫の空気を乱さないように気をつけながら、それでも心の中は大慌てでした。
“幻の読書室”でくつろぐもふ生物
幻灯の道をたどって行くと、その奥には円形の静かな読書空間が広がっていました。
空中にふわふわと浮かぶ本、魔法の照明、そしてクッションの上で……
はい、モフ、発見。
ちゃっかり丸くなって、空中に浮かぶ絵本みたいな旅の記録を眺めているんです。
「もふ~♪(訳:この部屋、気に入った)」
いやいや、迷子っていうより……読書会の主催者ですか!?
書庫係さんのありがた~いお話
あとで係の方に事情を説明したところ、この読書空間は「一部の記録者だけに開かれる特別な部屋」とのこと。
ぼくの“冒険記作家登録証”が反応して道が開いたそうです。
でも、モフが先に入りこんだのは……予想外だったみたい。
「ま、悪さしなければ大丈夫ですよ。……あの子、ページめくるタイミング絶妙でしたしね」
……モフ、それは読者としてどうなんだ。優秀なのかズルいのか。
書庫を出ると、ユレッサが見えた
書庫をあとにして坂道を登ると、遠くに魔法都市ユレッサの輪郭が見えてきました。
目的地まで、あとわずか。
モフはというと、ぼくの肩に乗ってふわーっとあくび。
「もふぅ~……(訳:読書疲れ)」らしいです。
でも、こうして書くことで今日の出来事も、ちゃんと未来の“読者”に届けられる。
ぼくは、またひとつ記録を重ねることができました。
ぼっちー今日のひとこと
「読書も、旅の一部。迷いこんだ場所が、未来の道しるべになることもある。」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録係兼迷子捜索員)
• 相棒:モフ(幻灯読書室の不法入室者。ごめんなさい)
• 今日の記録:モフの書庫迷子/幻の読書室/ユレッサが見えてきた
次回は、ついにユレッサ到着前夜!
街道最後の宿で、「旅の記録を語る会」にまさかの参加者指名!?
ぼくの“冒険記”が思わぬ形で人に届く、その瞬間をお届けします。
それではまた明日の更新で!
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