異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー冒険記作家になる!?

237日目:ぼっちー、新聞記者に間違われる

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

237日目:ぼっちー、新聞記者に間違われる


こんばんは、ぼっちーです。

昨日は、廃村で見つけた手記について熱心に調べていたのですが……
今日はなんと、街の広場で「新聞記者さんですか?」と声をかけられてしまいました。

びっくりしたけど、ちょっとだけ——うれしかったです(笑)


地図を広げる記録者、怪しい?

ことの発端は、広場のベンチでの出来事。

ぼくは、昨日拾った手記を読み返しながら、
気になる記述を地図の端に小さな革タグで印をつけたり、
「これは“あの詩文”と似てるかも?」とメモ帳をにらんだりしていました。

周囲から見れば、ぼさっとした髪の青年が地図や紙を広げて、
真剣な顔で唸っているという、なかなか怪しげな光景だったはずです。


声をかけてきたのは…

そんなぼくに「ちょっと、失礼」と話しかけてきたのは、羽根ペンを耳に差した若い女性。

「あなた、冒険記の記録をしてるって聞いたけど……もしかして、新聞記者か何か?」

どうやら、ぼくの旅の話がこのあたりでも少しずつ広がっていたらしく、
「何かを書いてる人=記者」というイメージがあるようでした。

「ぼ、ぼくは記者じゃなくて……記録者、というか、旅人なんです」と答えると、
女性はくすりと笑って「なんだ、じゃあ仲間ね」と。


記者志望の魔法使い

彼女の名前はティリスさん。ユレッサで“書き魔法”を学ぶ修行中の魔術師さんでした。

「私はね、風の便りで世界中に出来事を届ける“風紙術”っていう魔法を研究してるの。
いつか、自分の筆で世界をつなげたいんだ」

そう話す彼女の目は、きらきらしていて——
なんだか、ぼくの旅の記録にも通じるものを感じました。

「あなたの話、読んでみたいな。いつか、ちゃんと冊子になったら絶対手に入れるね」

そう言ってくれた一言に、ぼくはこっそり胸があたたかくなったのでした。


モフの“貼り付けメモ”?

ちなみに今日も、モフは大活躍。

ぼくが地図の端に「革タグ」を結んでいたら、モフが勝手にそれを引っ張って、
近くのパンフレットにぺたんと貼りつけていました。

「もふぅ!(訳:ここ、だいじ!)」

たしかにそこ、昨日の手記の地名に関係してた気がする……。
もしかしてモフ、ぼくより記録上手かもしれない。


ぼっちー今日のひとこと

「記者でも冒険者でも、伝える心があるなら、それはもう書き手なんだと思う。」


プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録魔。地図とメモとにらめっこ)
• 相棒:モフ(革タグ貼り職人/勝手に地図を編集する天才)
• 今日の記録:新聞記者と間違われた日/記録者同士の出会い/モフ式タグ付け


次回は、もう少し南へ足を伸ばして、
“消えた村”と呼ばれる場所を調査してみたいと思います。

それではまた明日の更新で!
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