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1章 国王陛下ですよね?
チロとルル
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波乱の勉強会が終わりルル達は孤児院に戻ってきた。するとチロの激しい泣き声が聞こえてきたので、急いで中に入ると先生に抱っこされやはり大泣きしていた。
「またか⋯」
「最近多いね」
アンリもチロを見て心配している。
「ねぇーねぇー!」
チロはルルを見つけると先生に下ろしてもらうと、思いっきり飛び込んでくる。最近はルルの姿が見えないと泣き出してしまうのだ。
「チロ兵士!泣くのをやめるのであります!」
「グズッ⋯あい!」
チロは大好きなルルとアンリに挟まれているので何とか泣き止んだ。チロは半年前にここに来た子で、母親に育児放棄され餓死寸前で発見されたのだ。なので普通の3歳よりだいぶ小柄で、今は大好きなルルに甘えたくて仕方がないのだ。
「チロー!何して遊ぶ?」
「んー⋯へいしさんごっこ!」
「⋯あんた好きだね」
「うん!」
ルルとチロは汚れてもいい服に着替えて、庭を匍匐(ほふく)前進で進んでいた。
「付いてきてるか!チロ兵士!」
「あい!どこにいくでしゅか?」
「敵を倒しに行く!」
ルルがそう言いながら庭の草木を掻き分けると、キルア院長と話す今回の標的がいた。
「あいつは強敵だ!準備はいいか!」
「あい!」
二人はパチンコを構え標的に狙いを定める。標的は全く気付いていない。
「まずはチロ兵士!撃ってみろ!」
チロがパチンコを構えるが引っぱる力がなくてトンという音と同時に玉が下に落ちた。
「⋯。失敗は誰にでもある!諦めるな!」
「あーい!」
向こうでは標的が肩を震わせている。
(気付いてるか!それに笑ってんな!)
「だんちょーが見本を見せる!よく見ておけ!」
ルルはそう言うと、憎き標的に狙いを定める。緊張で汗が⋯「くちゅん!」
「チロ兵士!くしゃみを我慢してください!」
「ちゅいません!」
ブラブラと垂れている鼻水をルルに拭いてもらうチロ兵士。
今後は標的が堂々と笑っている。(腹立つ!)今度こそ標的に狙いを定め、そして放つが軽く手でキャッチされた。
「くそ!失敗だ!逃げるぞーー!」
「あい!」
ルル達は急いで逃げ出そうとしたが、先回りした標的が目の前に現れた。
「お前達!面白い事してんな!」
「チロ兵士!かかれーー!」
「あーーい!」
ルル達は腰に差してた棒で攻撃するが標的は簡単に避ける。
「もう!ジョンさんつまんない!」
「ちゅまんないー」
標的であるジョンさんに文句を言うルルとチロ。
「もう終わりか?」
(しょうがない最後の作戦だ!)
ルルはポケットからあるものを取り出し、ジョンさんを見て不敵に笑う。
「お前!それは卑怯だぞ!」
「戦に卑怯も糞もない!」
ピーーーーーーーー!ピーーーーーーーー!
ルルが思いっきり笛を吹くと、おちび達がどこからともなくやって来て一斉にジョンさんに飛びかかる。
「標的は死んだ!任務完了だ!」
「かん⋯かーむりょーでしゅ!」
「感無量な!」
「あい!」
「よし!一杯やるか!」
「チロはミルクがいい~」
ルルはチロを小脇に抱えると仲良く帰っていった。
「おい、助けてくれー!」
1人の犠牲者を出して…プッ。
「またか⋯」
「最近多いね」
アンリもチロを見て心配している。
「ねぇーねぇー!」
チロはルルを見つけると先生に下ろしてもらうと、思いっきり飛び込んでくる。最近はルルの姿が見えないと泣き出してしまうのだ。
「チロ兵士!泣くのをやめるのであります!」
「グズッ⋯あい!」
チロは大好きなルルとアンリに挟まれているので何とか泣き止んだ。チロは半年前にここに来た子で、母親に育児放棄され餓死寸前で発見されたのだ。なので普通の3歳よりだいぶ小柄で、今は大好きなルルに甘えたくて仕方がないのだ。
「チロー!何して遊ぶ?」
「んー⋯へいしさんごっこ!」
「⋯あんた好きだね」
「うん!」
ルルとチロは汚れてもいい服に着替えて、庭を匍匐(ほふく)前進で進んでいた。
「付いてきてるか!チロ兵士!」
「あい!どこにいくでしゅか?」
「敵を倒しに行く!」
ルルがそう言いながら庭の草木を掻き分けると、キルア院長と話す今回の標的がいた。
「あいつは強敵だ!準備はいいか!」
「あい!」
二人はパチンコを構え標的に狙いを定める。標的は全く気付いていない。
「まずはチロ兵士!撃ってみろ!」
チロがパチンコを構えるが引っぱる力がなくてトンという音と同時に玉が下に落ちた。
「⋯。失敗は誰にでもある!諦めるな!」
「あーい!」
向こうでは標的が肩を震わせている。
(気付いてるか!それに笑ってんな!)
「だんちょーが見本を見せる!よく見ておけ!」
ルルはそう言うと、憎き標的に狙いを定める。緊張で汗が⋯「くちゅん!」
「チロ兵士!くしゃみを我慢してください!」
「ちゅいません!」
ブラブラと垂れている鼻水をルルに拭いてもらうチロ兵士。
今後は標的が堂々と笑っている。(腹立つ!)今度こそ標的に狙いを定め、そして放つが軽く手でキャッチされた。
「くそ!失敗だ!逃げるぞーー!」
「あい!」
ルル達は急いで逃げ出そうとしたが、先回りした標的が目の前に現れた。
「お前達!面白い事してんな!」
「チロ兵士!かかれーー!」
「あーーい!」
ルル達は腰に差してた棒で攻撃するが標的は簡単に避ける。
「もう!ジョンさんつまんない!」
「ちゅまんないー」
標的であるジョンさんに文句を言うルルとチロ。
「もう終わりか?」
(しょうがない最後の作戦だ!)
ルルはポケットからあるものを取り出し、ジョンさんを見て不敵に笑う。
「お前!それは卑怯だぞ!」
「戦に卑怯も糞もない!」
ピーーーーーーーー!ピーーーーーーーー!
ルルが思いっきり笛を吹くと、おちび達がどこからともなくやって来て一斉にジョンさんに飛びかかる。
「標的は死んだ!任務完了だ!」
「かん⋯かーむりょーでしゅ!」
「感無量な!」
「あい!」
「よし!一杯やるか!」
「チロはミルクがいい~」
ルルはチロを小脇に抱えると仲良く帰っていった。
「おい、助けてくれー!」
1人の犠牲者を出して…プッ。
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