165 / 167
11章 アレクシアと波乱のお披露目会
閑話 蛇は豆に翻弄される①出会い編
しおりを挟む
辺り一面を見渡しても全てが真っ暗闇だ。
母親である阿修羅を中心に、魔国や獣人国、そしてエルフ族が協力した連合軍によって封印された“破滅の邪蛇神”。反撃する余力はあったが、もう暴れ回るのも疲れたしそろそろ眠りにつくのもいいかなとあえて封印された。
“穢れた子”“破滅をもたらす禍の子”と生まれた時から言われ続け、誰も近寄らず、蔑みの目を向けられ続けた。母親の阿修羅だけは普通に接してくれたが、兄弟達からは壮絶な虐待を幼い頃から受けていた。
ある日、唯一自分を怖がらずに懐いてくれた大切な友達である子犬のポンタを目の前で無惨に殺されてしまった時、何かがプツンと切れる音がした。そして気づいた時には、東国の大半が半壊している壮絶な光景であった。
これは自分がやったのか?何故兄が血塗れで転がっているのか?
疑問に思っていると、顔面蒼白の母親が自分に駆け寄って抱きしめた。だが、不安や恐怖という感情よりも何故か怒りが込み上げてきてどうしようもない。
そして思った。
“破壊すればいいんだ”と。
何万回目になるのか、昔の事を思い出して乾いた笑みを浮かべていた時だった。
「何やってんでしゅか?」
聞こえるはずがない幼子の声に驚いて目を開けると、あり得ない事に眩い光が差し込んでいた。
「⋯⋯今、幼子の声がしたと思ったが⋯気のせいか?それにこの光は⋯!?」
「ここにいましゅよ!失礼なやちゅだ!⋯⋯あんた誰でしゅか?」
声がした下の方を見ると、漆黒の髪をお団子にした真紅の瞳の幼い女の子がこちらを見て立っていた。派手な赤い着物が印象的だが、今はそれどころじゃない。
「何で封印が解かれたんだ?」
この封印は母親である阿修羅しか解けないはずなのに、目の前にいる幼子が破かれた封印札を持っていた。視線に気付いた幼子はスッと封印札を後ろに隠して口笛を吹いているが、残念な事に鳴っていない。
「お前は何者なんだ?お前が⋯封印を解いたのか?」
「あたちはアリアニャ!あちゅらばあから逃げてたらおもちろそうな部屋があったから入って⋯⋯紙を破りまちた!」
悪びれる事なく、何故かドヤ顔で報告するアリアナという幼子に呆れてしまう。
「はあ??」
「おお!アリアナよ!ここにおったか⋯ってここなんかやばくない?」
そこへやって来たのは幼子と同じような派手な老人だが、気配すら感じなかったので驚く。
「ミル爺!大変でしゅ!あたち、ふーいんを解いちゃいまちた!!」
アリアナが破れた封印札をミル爺と呼ばれた派手な老人に見せた。
「これは“破滅の邪蛇”を封印していた⋯。アリアナ、綺麗に伸ばしてまた貼るんじゃ!」
「“しょーこいんめちゅ”でしゅね!!」
お馬鹿な会話を聞いていた“破滅の邪蛇”だが、そこへ母親である阿修羅が複数人の兵と共に駆け込んできた。そして自分と目が合い息を呑む母親と、恐怖で震えている兵達。その場が緊迫した空間に⋯ならなかった。
「母⋯上?その眉毛はどうしたんですか?俺が封印されている間にそれが流行ったんですか?」
気の強い美人だった母親の眉毛が信じられないくらい太くなっていたのだ。何を話そうか迷っている暇もなく笑いが込み上げるのを必死に抑えていた。
「これは⋯そうだわ!おちび!出てきな!よくもこんな眉毛にしたわね!?」
白髪を一本に纏め、紫色の瞳は宝石のように綺麗な見た目が三十代くらいの美女、阿修羅がミルキルズの背後に隠れたアリアナを見つけて怒りをぶつける。紫の着物を着て、髪には豪華な髪飾りを身につけているその姿は物凄い高貴な身分の者だとすぐに分かる。
「ばあ、綺麗でしゅよ⋯⋯ぷっ」
「笑ってるでしょうがああーー!!」
幼子を追いかけ回す母親を見て、開いた口が塞がらない。激しい性格は昔のままだが、東国の女王である母親がこんなにも取り乱す事など今まで無かった。今も封印から目覚めた“破滅の邪蛇”をまるっと無視して、幼子を追いかけ回している。
「一体何があったんだ?」
「“破滅の邪蛇”、わしの曾孫が封印を解いてしまった。また暴れ回るのか?それとも大人しくまた封印されるか?」
派手な老人、ミルキルズが自分に問いかける。
(暴れるか⋯。どうせまた蔑まれ、恐れられるだけだ。ここは大人しく封印されるか)
ミルキルズは穏やかな話し方だが、母親である阿修羅よりも強いのだろうと何となくだが感じられた。
「ああ、封印してくれ」
「何ででしゅか?せっかく自由になったんでしゅよー!」
アリアナが自分に近づいてきてそう問いかけた。
「俺はたくさん悪い事をしたんだ。皆にも嫌われてる。俺が封印されればこの国は平和なんだ」
「あたちもたくさん悪戯して怒られてましゅよ!⋯⋯はっ!?あたちもふーいんされちゃいまちゅ!」
アリアナの言葉に、”破滅の邪蛇“と呼ばれる夜叉は苦笑いする。
「お前は封印されない。俺はたくさんの人を傷つけたんだ。実の兄も殺した。でも後悔はしていない」
何故か幼子であるアリアナに夜叉がぽつりぽつりと本心を話し始めた。
「⋯⋯。本当の親はあたちを殺そうとしまちた。でもジジイがたちゅけてくれまちた!」
「この爺さんか?」
「違いまちゅ!もっと若いジジイでしゅ!」
「⋯⋯?」
夜叉は意味が分からず、横にいるミルキルズに説明を求める視線を送った。
「ああ、わしの孫の事じゃ!この可愛いアリアナを助けて、今はこうして一緒に竜の里で暮らしてるわい!」
「竜!?⋯⋯あんたは竜族か?」
「そうでしゅよ!ミル爺は偉い爺さんなんでちゅ!あたちは人族でしゅが”最強の悪童“って呼ばれてましゅ⋯⋯どういう意味かわからないでしゅがカッコいいから良いでしゅ!!」
ミルキルズが答える前に、アリアナがドヤ顔で話し始めた。
「”最強の悪童“じゃと!?そんな可愛いものじゃないわ!!”最悪の悪魔“じゃ!この馬鹿娘が!!」
阿修羅がアリアナの首根っこを掴み怒り心頭だった。
「シャーーー!!!」
「威嚇しても無駄じゃ!」
「ガオーーー!!!」
「咆哮(ほうこう)も無駄じゃ!!」
馬鹿な言い合いをする阿修羅とアリアナだが、ミルキルズはそんな曾孫を微笑ましく見守っている。
「ミル爺!たちゅけて!あちゅらばあを食べてちまいなちゃい!」
「えー?わしにも好みが⋯」
「この馬鹿者どもが!全く!」
アリアナがミルキルズにあり得ない事を言い、ミルキルズもそれに応えようとするので、阿修羅は頭を抱えてしまう。兵士達も相手が竜族なので動こうにも動けずにいた。
「あんたの名前は何でしゅか!」
「あ、ああ。夜叉だ」
いきなり自分に話しかけてきたアリアナに対して、何故か素直に答えてしまう。
「この国が嫌いでしゅか?」
「⋯⋯ああ。嫌いだ。大嫌いだ!」
夜叉の心からの叫びを、阿修羅はただただ黙って聞いていた。
「じゃあ、あたちの”シャテー“になりまちゅか?」
「シャテー?⋯⋯⋯まさか舎弟の事か?」
「だからそう言ってましゅよ!お馬鹿なやちゅだ!」
「⋯⋯⋯」
辛辣な言葉だが、何故か不愉快にならない。
「あちゅらばあ!やちゃはあたちがシャテーにしゅる!!文句があるならかかってこいでしゅ!」
そう言って急いでミルキルズの背後に隠れるアリアナ。阿修羅が何も言わない代わりに兵士達が騒ぎ始めた。
「何を勝手な事を!そいつは天災だぞ!?」
「天才?⋯⋯そんな風には見えまちぇんが⋯?」
「この姿を見ろ!悍ましいあの目も褐色の肌も東国に生まれた忌子の証だ!」
兵士の叫びに、夜叉は悔しくても本当の事で何も言えない。アリアナも夜叉をじっと見つめている。居た堪れなくてまた封印を頼もうと思った時だった。
「この目の何が悪いんでしゅかー?悪の親玉みたいでかっこいいでしゅ!あ、でもぼちゅ(ボス)はあたちでしゅよ!」
アリアナは何気なく言ったかもしれないが、夜叉は自分が涙を流していることに気付いたのだった。
そして夜叉は小さな恩人アリアナに救われたのだ。
その後の話はまたいつか⋯
母親である阿修羅を中心に、魔国や獣人国、そしてエルフ族が協力した連合軍によって封印された“破滅の邪蛇神”。反撃する余力はあったが、もう暴れ回るのも疲れたしそろそろ眠りにつくのもいいかなとあえて封印された。
“穢れた子”“破滅をもたらす禍の子”と生まれた時から言われ続け、誰も近寄らず、蔑みの目を向けられ続けた。母親の阿修羅だけは普通に接してくれたが、兄弟達からは壮絶な虐待を幼い頃から受けていた。
ある日、唯一自分を怖がらずに懐いてくれた大切な友達である子犬のポンタを目の前で無惨に殺されてしまった時、何かがプツンと切れる音がした。そして気づいた時には、東国の大半が半壊している壮絶な光景であった。
これは自分がやったのか?何故兄が血塗れで転がっているのか?
疑問に思っていると、顔面蒼白の母親が自分に駆け寄って抱きしめた。だが、不安や恐怖という感情よりも何故か怒りが込み上げてきてどうしようもない。
そして思った。
“破壊すればいいんだ”と。
何万回目になるのか、昔の事を思い出して乾いた笑みを浮かべていた時だった。
「何やってんでしゅか?」
聞こえるはずがない幼子の声に驚いて目を開けると、あり得ない事に眩い光が差し込んでいた。
「⋯⋯今、幼子の声がしたと思ったが⋯気のせいか?それにこの光は⋯!?」
「ここにいましゅよ!失礼なやちゅだ!⋯⋯あんた誰でしゅか?」
声がした下の方を見ると、漆黒の髪をお団子にした真紅の瞳の幼い女の子がこちらを見て立っていた。派手な赤い着物が印象的だが、今はそれどころじゃない。
「何で封印が解かれたんだ?」
この封印は母親である阿修羅しか解けないはずなのに、目の前にいる幼子が破かれた封印札を持っていた。視線に気付いた幼子はスッと封印札を後ろに隠して口笛を吹いているが、残念な事に鳴っていない。
「お前は何者なんだ?お前が⋯封印を解いたのか?」
「あたちはアリアニャ!あちゅらばあから逃げてたらおもちろそうな部屋があったから入って⋯⋯紙を破りまちた!」
悪びれる事なく、何故かドヤ顔で報告するアリアナという幼子に呆れてしまう。
「はあ??」
「おお!アリアナよ!ここにおったか⋯ってここなんかやばくない?」
そこへやって来たのは幼子と同じような派手な老人だが、気配すら感じなかったので驚く。
「ミル爺!大変でしゅ!あたち、ふーいんを解いちゃいまちた!!」
アリアナが破れた封印札をミル爺と呼ばれた派手な老人に見せた。
「これは“破滅の邪蛇”を封印していた⋯。アリアナ、綺麗に伸ばしてまた貼るんじゃ!」
「“しょーこいんめちゅ”でしゅね!!」
お馬鹿な会話を聞いていた“破滅の邪蛇”だが、そこへ母親である阿修羅が複数人の兵と共に駆け込んできた。そして自分と目が合い息を呑む母親と、恐怖で震えている兵達。その場が緊迫した空間に⋯ならなかった。
「母⋯上?その眉毛はどうしたんですか?俺が封印されている間にそれが流行ったんですか?」
気の強い美人だった母親の眉毛が信じられないくらい太くなっていたのだ。何を話そうか迷っている暇もなく笑いが込み上げるのを必死に抑えていた。
「これは⋯そうだわ!おちび!出てきな!よくもこんな眉毛にしたわね!?」
白髪を一本に纏め、紫色の瞳は宝石のように綺麗な見た目が三十代くらいの美女、阿修羅がミルキルズの背後に隠れたアリアナを見つけて怒りをぶつける。紫の着物を着て、髪には豪華な髪飾りを身につけているその姿は物凄い高貴な身分の者だとすぐに分かる。
「ばあ、綺麗でしゅよ⋯⋯ぷっ」
「笑ってるでしょうがああーー!!」
幼子を追いかけ回す母親を見て、開いた口が塞がらない。激しい性格は昔のままだが、東国の女王である母親がこんなにも取り乱す事など今まで無かった。今も封印から目覚めた“破滅の邪蛇”をまるっと無視して、幼子を追いかけ回している。
「一体何があったんだ?」
「“破滅の邪蛇”、わしの曾孫が封印を解いてしまった。また暴れ回るのか?それとも大人しくまた封印されるか?」
派手な老人、ミルキルズが自分に問いかける。
(暴れるか⋯。どうせまた蔑まれ、恐れられるだけだ。ここは大人しく封印されるか)
ミルキルズは穏やかな話し方だが、母親である阿修羅よりも強いのだろうと何となくだが感じられた。
「ああ、封印してくれ」
「何ででしゅか?せっかく自由になったんでしゅよー!」
アリアナが自分に近づいてきてそう問いかけた。
「俺はたくさん悪い事をしたんだ。皆にも嫌われてる。俺が封印されればこの国は平和なんだ」
「あたちもたくさん悪戯して怒られてましゅよ!⋯⋯はっ!?あたちもふーいんされちゃいまちゅ!」
アリアナの言葉に、”破滅の邪蛇“と呼ばれる夜叉は苦笑いする。
「お前は封印されない。俺はたくさんの人を傷つけたんだ。実の兄も殺した。でも後悔はしていない」
何故か幼子であるアリアナに夜叉がぽつりぽつりと本心を話し始めた。
「⋯⋯。本当の親はあたちを殺そうとしまちた。でもジジイがたちゅけてくれまちた!」
「この爺さんか?」
「違いまちゅ!もっと若いジジイでしゅ!」
「⋯⋯?」
夜叉は意味が分からず、横にいるミルキルズに説明を求める視線を送った。
「ああ、わしの孫の事じゃ!この可愛いアリアナを助けて、今はこうして一緒に竜の里で暮らしてるわい!」
「竜!?⋯⋯あんたは竜族か?」
「そうでしゅよ!ミル爺は偉い爺さんなんでちゅ!あたちは人族でしゅが”最強の悪童“って呼ばれてましゅ⋯⋯どういう意味かわからないでしゅがカッコいいから良いでしゅ!!」
ミルキルズが答える前に、アリアナがドヤ顔で話し始めた。
「”最強の悪童“じゃと!?そんな可愛いものじゃないわ!!”最悪の悪魔“じゃ!この馬鹿娘が!!」
阿修羅がアリアナの首根っこを掴み怒り心頭だった。
「シャーーー!!!」
「威嚇しても無駄じゃ!」
「ガオーーー!!!」
「咆哮(ほうこう)も無駄じゃ!!」
馬鹿な言い合いをする阿修羅とアリアナだが、ミルキルズはそんな曾孫を微笑ましく見守っている。
「ミル爺!たちゅけて!あちゅらばあを食べてちまいなちゃい!」
「えー?わしにも好みが⋯」
「この馬鹿者どもが!全く!」
アリアナがミルキルズにあり得ない事を言い、ミルキルズもそれに応えようとするので、阿修羅は頭を抱えてしまう。兵士達も相手が竜族なので動こうにも動けずにいた。
「あんたの名前は何でしゅか!」
「あ、ああ。夜叉だ」
いきなり自分に話しかけてきたアリアナに対して、何故か素直に答えてしまう。
「この国が嫌いでしゅか?」
「⋯⋯ああ。嫌いだ。大嫌いだ!」
夜叉の心からの叫びを、阿修羅はただただ黙って聞いていた。
「じゃあ、あたちの”シャテー“になりまちゅか?」
「シャテー?⋯⋯⋯まさか舎弟の事か?」
「だからそう言ってましゅよ!お馬鹿なやちゅだ!」
「⋯⋯⋯」
辛辣な言葉だが、何故か不愉快にならない。
「あちゅらばあ!やちゃはあたちがシャテーにしゅる!!文句があるならかかってこいでしゅ!」
そう言って急いでミルキルズの背後に隠れるアリアナ。阿修羅が何も言わない代わりに兵士達が騒ぎ始めた。
「何を勝手な事を!そいつは天災だぞ!?」
「天才?⋯⋯そんな風には見えまちぇんが⋯?」
「この姿を見ろ!悍ましいあの目も褐色の肌も東国に生まれた忌子の証だ!」
兵士の叫びに、夜叉は悔しくても本当の事で何も言えない。アリアナも夜叉をじっと見つめている。居た堪れなくてまた封印を頼もうと思った時だった。
「この目の何が悪いんでしゅかー?悪の親玉みたいでかっこいいでしゅ!あ、でもぼちゅ(ボス)はあたちでしゅよ!」
アリアナは何気なく言ったかもしれないが、夜叉は自分が涙を流していることに気付いたのだった。
そして夜叉は小さな恩人アリアナに救われたのだ。
その後の話はまたいつか⋯
538
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
事情があってメイドとして働いていますが、実は公爵家の令嬢です。
木山楽斗
恋愛
ラナリアが仕えるバルドリュー伯爵家では、子爵家の令嬢であるメイドが幅を利かせていた。
彼女は貴族の地位を誇示して、平民のメイドを虐げていた。その毒牙は、平民のメイドを庇ったラナリアにも及んだ。
しかし彼女は知らなかった。ラナリアは事情があって伯爵家に仕えている公爵令嬢だったのである。
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
前世のノリで全力面接対策したらスパイを疑われた
碧井 汐桜香
ファンタジー
前世の記憶のあるジョセフィーヌ・アイジャルは、ついに学園を卒業する。
王宮に士官するために、筆記試験は無事に好成績で突破し、最後の面接試験だ。
前世の通りにガクチカ、自己PRと企業分析。完璧に済ませて臨んだ面接は、何かおかしな様子で……?
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。